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Talend Studioのパフォーマンスを最適化

Talend Studioでの作業に時間がかかる場合は、パフォーマンスを最適化する方法がいくつかあります。

ハードウェアに関する考慮事項

このガイドのハードウェア要件セクションをご確認ください。これらはTalend製品で作業するための最小要件です。

大量のトランザクション中に問題が発生しないで済むよう、Talendは、必要なディスク容量の倍の容量を確保しておくことをお勧めします。

Talendはまた、パフォーマンスが最適化されるよう、半導体ドライブ(SSD)の使用もお勧めします。

アンチウイルス許可リストにTalendを追加

スキャンが必要なファイルが非常に多い場合は、アンチウイルスのリアルタイムスキャンでパフォーマンスの問題が発生することがあります。

Talend Studioで時間がかかる問題の解決方法の1つとして、Talendのインストールとワークスペースディレクトリーをアンチウイルス許可リストに追加することがあります。

許可リストにファイルやフォルダーを追加する方法の詳細は、アンチウイルスドキュメンテーションをご覧ください。

メモリ設定とJVM設定を編集

Talend Studioの実行時および起動時のパフォーマンスが向上するよう、.iniファイルのメモリ設定を編集できます。

デフォルトでは、.iniファイルでは次のようにJVMパラメーターが設定されています。

-vmargs
-Xms64m
-Xmx768m
-XX:MaxPermSize=512m
-Dfile.encoding=UTF-8                  
情報メモヒント: .ini設定ファイルの構成が影響するのはTalend Studioのパフォーマンスのみで、ジョブの実行自体には影響しません。
  1. .iniファイルを検索して開きます。 ファイル名はTalend-Studio-win-x86_64.iniです。
  2. システムメモリのあり用性に応じてメモリ属性を編集します。例:

    -vmargs -Xms512m -Xmx1536m -XX:MaxMetaspaceSize=512m

    情報メモヒント: 大きなプロジェクトでは、Xmxを4096mに増やす必要があります。

    詳細は、OracleのウェブサイトでFrequently Asked Questions About the Java HotSpot VM (英語のみ)をご覧ください。

64ビットシステムでメモリが8GBの場合、最適な設定は次のようになります:
-vmargs
-Xms1024m
-Xmx4096m
-XX:MaxPermSize=512m
-Dfile.encoding=UTF-8

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