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Talend Cloudのハイブリッドとは

Talend Cloudでは、Talend Data StewardshipTalend Data Preparationといったアプリケーションのオンプレミスバージョンをインストールしてホストできます。このセットアップによって、重要なデータをファイアウォールで保護しながら保存できる一方、Talend Cloudから自分のユーザーとプラットフォームの残りのユーザーを引き続き管理できるようになります。

また、各アプリケーションごとにハイブリッドを有効にすることもできます。これらのアプリケーションをオンプレミスにインストールする場合も、所有するTalend Cloudライセンスに基づきます。プラットフォーム管理(ユーザーおよびアカウント管理など)は、どのアプリケーションについてもTalend Cloudに残ります。
ハイブリッドであるTalend Data StewardshipまたはTalend Data PreparationTalend Cloudの間の通信はすべてハイブリッドアプリケーションから開始され、Talend Cloudからハイブリッドアプリケーションへの通信は絶対にありません。したがって、お使いのハイブリッドアプリケーションに対してインターネットからのインバウンド通信を許可する必要はありません。
情報メモ重要: お使いのデータはローカルに保存されます。Talend Cloudと共有されることはありません。セマンティックタイプとデータクオリティルールの定義はTalend Cloudに保存されますが、それらの適用先データは保存されません。

ドメインが異なるアプリケーションであっても、Talend Cloudへのログインとアプリケーション間の切り替えはシームレスに動作します。

ハイブリッドセットアップで利用できるアプリケーションは次のとおりです。

  • ハイブリッドモードによるバージョン8.0 R2022-07より前のTalend Data Stewardshipのアーキテクチャー図
    この図には、オンプレミスとTalend Cloudという2つのセクションがあります。オンプレミスセクションでは、Talend Remote EngineはTalend Management Consoleからジョブ実行のスケジューリング指示を受け取り、Talend Data Stewardshipにタスクを書き込みます。Talend Data StewardshipはKafkaを使ってTalend Dictionary Serviceと通信します。Talend Cloudセクションでは、Talend Data Stewardshipのユーザー、ロール、ライセンスはTalend Management Consoleから管理されます。
  • ハイブリッドモードによるバージョン8.0 R2022-07以降のTalend Data Stewardshipのアーキテクチャー図
    この図には、オンプレミスとTalend Cloudという2つのセクションがあります。オンプレミスセクションでは、Talend Remote EngineはTalend Management Consoleからジョブ実行のスケジューリング指示を受け取り、Talend Data Stewardshipにタスクを書き込みます。Talend Data Stewardshipは、ハイブリッドリンクサービスとKafkaを介してTalend Dictionary Serviceと通信します。Talend Dictionary Serviceは、ハイブリッドリンクサービスを介してセマンティックタイプとデータクオリティルールを同期させます。Talend Cloudセクションでは、Talend Data Stewardshipのユーザー、ロール、ライセンスはTalend Management Consoleから管理されます。
    ハイブリッドリンクサービスは、クラウドに保存されたセマンティックタイプとデータクオリティルールをオンプレミスのインスタンスと同期させることができます。

  • ハイブリッドモードによるバージョン8.0 R2022-07より前のTalend Data Preparationのアーキテクチャー図
    この図には、オンプレミスとTalend Cloudという2つのセクションがあります。オンプレミスセクションでは、Talend Remote EngineはTalend Management Consoleからジョブ実行のスケジューリング指示を受け取り、Talend Data Preparationにタスクを書き込みます。Talend Data PreparationはKafkaを使ってTalend Dictionary Serviceと通信します。Talend Cloudセクションでは、Talend Data Preparationのユーザー、ロール、ライセンスはTalend Management Consoleから管理されます。
  • ハイブリッドモードによるバージョン8.0 R2022-07以降のTalend Data Preparationのアーキテクチャー図
    この図には、オンプレミスとTalend Cloudという2つのセクションがあります。オンプレミスセクションでは、Talend Remote EngineはTalend Management Consoleからジョブ実行のスケジューリング指示を受け取り、Talend Data Preparationにタスクを書き込みます。Talend Data Preparationは、ハイブリッドリンクサービスとKafkaを介してTalend Dictionary Serviceと通信します。Talend Dictionary Serviceは、ハイブリッドリンクサービスを介してセマンティックタイプとデータクオリティルールを同期させます。Talend Cloudセクションでは、Talend Data Preparationのユーザー、ロール、ライセンスはTalend Management Consoleから管理されます。
    ハイブリッドリンクサービスは、クラウドに保存されたセマンティックタイプとデータクオリティルールをオンプレミスのインスタンスと同期させることができます。

アプリケーションのオンプレミスバージョンをインストールしている場合は、Talend Data PreparationユーザーガイドTalend Data Stewardshipユーザーガイドで、利用できる機能に関する詳細をご覧ください。

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