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データクオリティデータマートを設定

このタスクについて

  • Talend Data Qualityデータマートへの接続にはTalend Installerを使うことをお勧めしますが、必要であれば手動で設定することもできます。
    情報メモDeprecated: Talend Studio 8.0 R2024-05以降、Talend Installerを使ったTalend Data Quality データマートのインストールは非推奨となりました。

    データマートの設定は、引き続きTalend Studioで行うことができます。詳細は、レポートデータベースを管理セクションをご覧ください。

  • この手順では、1つのデータマートをすべてのレポートのデフォルトのデータマートとして定義できます。この一般設定に影響を与えることなく特定のレポートのデータマートを変更できます。詳細は、個別レポートでデータベースを設定をご覧ください。

手順

  1. Talend Studioを開きます。
  2. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)をクリックします。
  3. [Preferences] (環境設定)ウィンドウで次のいずれかの操作を行います。
    • reportingと入力し始め、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
    • Talend > [Profiling] (プロファイリング)を展開し、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
      [Preferences] (環境設定)リスト内のレポーティングの場所。
  4. [Reporting] (レポーティング)ウィンドウのフィールドが既に入力されている場合は、[Apply] (適用)をクリックします。Talend Data Qualityデータマートはすでにインストールおよび設定されている可能性があります。
  5. データマートが存在しない場合は、次の手順に従ってください。
  6. [DB Type] (DBタイプ)リストから、現在のレポート結果を保存するデータベースを選択します。
    デフォルトでは、Talend Studioはレポートと分析結果を内蔵のHSQLデータベースに保存します。レポートと分析結果は、HSQLデータベースに保存されている状態では共有できません。
  7. 個々の接続フィールドかUrlフィールドで、接続パラメーターを定義します。Urlフィールド内のパラメーターを変更すると、個々のフィールド内のパラメーターも自動的に変更されます。逆も同様です。
    データベース 詳細
    MySQL [DB Name] (DB名)フィールドに対して、次を行います。
    • 新しいデータベース名(カタログ)を入力します。カタログが作成され、分析やレポートを保存するために必要なテーブルが生成されます。
    • デフォルトのデータベース名(talend_dq)を使用します。このデータベースで、すべての分析と生成されたレポートの結果にアクセスできます。
    • データベースに存在するデータベース名を入力します。

      このデータベースにデータマートストラクチャーがない場合は作成されます。

      データマートストラクチャーが既に存在し、かつ現在のものよりも古いバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーはアップデートされます。

      データマートストラクチャーが既に存在するものの、現在のものよりも新しいバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーは使用できません。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )が使われているMySQLデータベース名も使用できます。
      Azure Database for MySQLデータベースに接続できます。
    Oracle SID

    Oracleサービス名

    Oracle OCI

    • [SID]フィールドか[Service Name] (サービス名)フィールドに既存のデータベース名を入力します。
    • [Schema] (スキーマ)フィールドに、[User] (ユーザー)フィールドで指定されたユーザーがアクセス可能なOracleスキーマを入力するか、空欄のままにしておきます。このフィールドを空欄にしておくと、定義されたユーザーのデフォルトスキーマにレポートが書き込まれます。
    情報メモ重要: スキーマの照合は大文字と小文字を区別する必要があります。区別しない場合は、カラムが分析されないままレポートに含まれない可能性があります。詳細は、Oracleドキュメンテーションをご覧ください。
    PostgreSQL
    • 接続情報をデータベースに入力します。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。
    • PostgreSQL用のAzureデータベースやAzure SQLデータベースに接続できます。PostgreSQL用のAzureデータベースに接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドでusername@hostname構文を使い、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドは空のままにしておきます。
    • データマートを作成する場合、使用できるのはPostgreSQLのデフォルトスキーマのみです。
    Microsoft SQL Server
    • 接続情報をデータベースに入力します。
      情報メモ要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。

      定義されたデータベースにレポートが書き込まれるよう、指定されたユーザーに十分なシステム権限があることを確認します。

    • データマートを作成する場合は、Microsoft SQL Serverのデフォルトスキーマのみ使用できます。
    • Windows認証を使って接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドを空のままにしておきます。

      レポートと分析結果を保存するためにMicrosoft SQL Serverデータベースへの接続を作成する場合は、Microsoft のドライバーと[Open source JTDS] (オープンソースJTDS)のドライバーの両方がサポートされます。

    • Microsoft SQL Serverデータベースでは、大文字小文字を区別しない照合を使用してください。そうでないと、レポートの生成に失敗することがあります。java.sql.SQLException: Invalid column name 'rep_runtime'というエラーが発生することがあります。照合ルールについては、Microsoftのドキュメンテーション (英語のみ)をご覧ください。
    • Microsoft SQL Serverデータベースの接続を設定するための詳細What you need to know about some databases(データベースについて知っておくべき情報)をご覧ください。
  8. [DB Type] (DBタイプ)リストでHSQLを選択していない場合は、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドで接続の追加プロパティを指定します。
    MySQL 8データベースに接続する時は、useSSLrequireSSLserverTimezoneのプロパティを設定します。たとえば、useSSL=false&requireSSL=false&serverTimezone=UTCと入力します。
    Azure SQLデータベースに接続する時は、ssl=requireと入力します。
  9. 対応するフィールドにデータベースへのログイン情報を入力します。
  10. オプション: レポートフォルダーのデータマート接続とパス、およびロゴをコンテキストとしてエクスポートする場合は、[Export as context] (コンテキストとしてエクスポート)をクリックしてステップに従います。
    [Revert Context] (コンテキストを復元)をクリックすれば、接続を最初の状態に切り替えることができます。
  11. [Apply] (適用)をクリックします。
  12. 不足しているモジュールのダウンロードとインストールを求めるプロンプトが表示された場合は、[Download and install all modules available] (利用できるモジュールをすべてダウンロードしてインストール)をクリックします。この操作には数分かかることがあります。
    モジュールがインストールされると、[Confirm] (確定)ポップアップウィンドウに「データマートが存在しません」というメッセージが表示されます。
  13. [OK]をクリックして変更を確定し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。

タスクの結果

データマートが設定され、使用できるようになります。

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