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Talend JobServerのJVMを設定(オプション)

Talend JobServerにより、デフォルトで使用されているJVMとは別のJVMを選択してジョブを実行できるようになります。

このタスクについて

たとえば、Java 17で開始し、Java 11でジョブを実行するようTalend JobServerを設定できます。

サービスとしてインストールしたTalend JobServerで同じ結果を得るためには、systemdベースのLinuxシステムにTalend JobServerをサービスとしてインストールをご覧ください。

手順

  1. まだの場合は、PATH環境変数にJava 11インスタンスへのパスを追加します。
  2. コマンドラインターミナルを開き、java -versionコマンドを実行します。
    Java 11と表示されているはずです。これは、PATHに定義されたJava 11実行ファイルを使い、Javaプロセスがデフォルトで開始されることを示しています。
  3. まだの場合は、JAVA_HOME環境変数にJava 17インスタンスへのパスを追加します。
  4. Talend JobServerがインストールされているディレクトリーに移動し、start_rs.shファイルを開いて編集します。
  5. MY_JAVA=javaMY_JAVA=$JAVA_HOME/bin/javaに変更し、JAVA_HOMEで定義されているJava 17と共にTalend JobServerが必ず開始されるようにします。
  6. stop_rs.shファイルでこの操作を繰り返します。

タスクの結果

Talend JobServerの次回起動時には、開始にはJava 17が、ジョブの実行にはJava 11が使用されるようになります。
情報メモ注: またはジョブランチャーのパスパラメーターを使い、使用するJavaインスタンスを定義することもできますが、これは移植性に欠けるためお勧めできません。手順は次のとおりです。
  1. <root>/conf/に移動し(<root>Talend JobServerパス)、TalendJobServer.propertiesを開いて編集します。

  2. ジョブの起動パス専用の行で、等号の後にJava実行可能ファイルのパスを追加します。
    # Set the executable path of the binary which will run the job, for example: /usr/bin/java/java or "c:\\Program Files\\Java\\bin\\java.exe"
    org.talend.remote.jobserver.commons.config.JobServerConfiguration.JOB_LAUNCHER_PATH=/usr/bin/java/java

    画面で示されているように、引用符はパスにスペースが含まれている場合のみ使用する必要があります。それ以外の場合は、引用符なしでパスを入力します。

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