リリースとクリーンアップのジョブ実行フローチャート
このセクションでは、Talend JobServerでのジョブ実行ワークフローについて説明します。操作は、最初にリリース、次に実際のクリーンアップという2段階になっています。
Talend JobServerが内部でジョブ実行を登録します。JobsManagerと呼ばれる内部コンポーネントがジョブとジョブ実行に関する情報を保持しています。
この情報は次の項目の可用性に影響します。
- 実行ステータス
- 既存ジョブのデプロイメント(クリーンアップされる可能性あり)
- 実行ログ
次の図は、ジョブの実行が開始された時のしくみを表したものです。
executionsCountと呼ばれるカウンターが増分されます。manageReleasingFrequencyという設定可能値(デフォルトは50)を超えるとすぐに、このカウンターは任意のジョブ実行のリリースが可能かどうかをチェックします。executionsCountはグローバルカウントなので、特定のジョブに制限されることはありません。可能であれば、JobsManagerで実行がリリースされます。
executionsCountがmanageReleasingFrequencyを超えると、0にリセットされます。executionsCountカウンターは、Talend JobServerが再起動されるとリセットされます。