# 脆弱性(CVE)を検出

CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたアーティファクト(標準ジョブ、ビッグデータジョブ、ルート)のうち、最新のTalend Studioアップデートがリリースされてからどのアーティファクトが修正されているかを検出できます。

技術的な制限により:

* Talend固有のorg.talend.librariesというgroupIdを持つjarのCVEは検出できません。
* Talend Studioでのみ使われ、どのコンポーネントでも使われないjarのCVEは検出できません。
* レポートでOSGI BundleまたはMicroserviceとしてビルドされたアーティファクトのCVEは正確ではありません。

## 手順

1. メニューバーから[File] (ファイル) &gt; [Edit Project Properties] (プロジェクトプロパティを編集)をクリックして、[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスを開きます。
2. [Audit] (監査)をクリックして、該当するビューを開きます。
3. [From Version] (バージョンから)フィールドで、比較したいTalend Studioアップデートを選択してCVEレポートをビルドします。

   ![\[プロジェクト設定\]ダイアログボックス。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/studio-user-guide/Resources/images/studio-detect-cve.png)
4. [Generate CVE report] (CVEレポートを生成)をクリックします。

   ![\[CVE detect\] (CVE検出)ウィザード。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/studio-user-guide/Resources/images/studio-detect-cve-check-report.png)

   [CVE detect] (CVE検出)ウィザードが表示され、CVE検出が正しく完了したことが示されます。&lt;Talend-Studio&gt;\workspace\report\CVEReport\_&lt;timestamp&gt;ディレクトリーの下に&lt;timestamp&gt;\_&lt;project-name&gt;\_CVE\_Report.csvというCSVレポートファイルが生成されます。&lt;timestamp&gt;はレポートの生成日時を、&lt;project-name&gt;はプロジェクトの名前を示します。[Browse...] (参照)をクリックしてディレクトリーに移動します。

   次の表で、レポートファイルに表示される情報について説明します。
   | カラム名 | 説明 |
   | --- | --- |
   | Status | 次のいずれかとなります。<br><br><ul> <li><span>[Upgraded] (アップグレード済み)</span>: ライブラリーのバージョンアップにより、脆弱性が修正されました。</li> <li><span>[Removed] (削除済み)</span>: コンポーネント、ディストリビューション、Studioプラグインといった依存項目からライブラリーを削除することで脆弱性が修正されました。</li> </ul> |
   | Fix Version | CVEが修正された時のアップデートバージョンです。<br><br>例: R2022-03 |
   | Project Name | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたプロジェクトの名前です。<br><br>例: LOCAL\_PROJECT |
   | 項目タイプ | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたアーティファクトのタイプです。<br><br>例: PROCESS |
   | Item ID | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたアーティファクトの識別子です。<br><br>例: \_GXOmQFizEeiOq-rLS\_Z-8g |
   | Item Name | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたアーティファクトの表示名です。<br><br>例: MyVeryComplexJob |
   | GAV with CVE | 未解決の脆弱性があるJARファイルのMavenグループ、アーティファクト、バージョン(GAV)です。<br><br>例: org.apache.logging.log4j:log4j-core:2.13.2 |
   | GAV with CVE mitigated | 脆弱性が修正されたJARファイルのMavenグループ、アーティファクト、バージョン(GAV)です。<br><br>例: org.apache.logging.log4j:log4j-core:2.17.1 |
   | UsedByTalendComponent | 次のいずれかとなります。<br><br><ul> <li><span>True</span>: CVE付きのGAVは、リスト表示されたコンポーネントでは修正されましたが、<span>Talend Studio</span>の他の場所ではまだ使われています。</li> <li><span>False</span>: CVE付きのGAVは、<span>Talend Studio</span>コンポーネントの依存項目から完全に削除されました。</li> </ul> |
   | CVE-ID | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の識別子。利用できない場合はCVE-NOT\_DISCLOSEDが取得されます。<br><br>例: CVE-2021-44228 |
   | CVSS | ソフトウェアのセキュリティ脆弱性の重大度を評価するためのCVSS (Common Vulnerability Scoring System)スコア。範囲は0.0から10.0までで、10.0が最も深刻です。CVSSの詳細は、https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss (英語のみ)をご覧ください。 |
   | Component Names | CVE (Common Vulnerabilities and Exposures)の影響を受けたコンポーネントの名前です。この名前は、コード生成に使われるテクニカル名となることも、Talend Studio全体に影響する場合はstudioとなることもあります。 |
   | Comment | 追加のコメントです。 |

   また、CIを使ってビルドしている間にアーティファクトの固定CVEを検出することもできます。詳細は、[ビルド中にアーティファクトの修正済み脆弱性 (CVE)を検出](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/software-dev-lifecycle-best-practices-guide/8.0/detecting-cve-while-building)をご覧ください。

### このセクション内

* [CVEレポートで検出されていない依存項目の割合](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/studio-user-guide/8.0-R2025-03/percentage-of-undetected-dependencies)