# tSybaseOutputBulkExec

Sybaseデータベースの挿入操作のパフォーマンスが向上します。

コンポーネントtSybaseOutputBulkとtSybaseBulkExecは一般に、2ステッププロセスの一部として一緒に使います。最初のステップでは、出力ファイルが生成されます。2番目のステップでは、データベースをフィードするために使用する挿入オペレーションで、このファイルを使用します。これら2つのステップは、tSybaseOutputBulkExecコンポーネント内で融合しています。

## tSybaseOutputBulkExecの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSybaseOutputBulkExecを設定するために使われます。

標準のtSybaseOutputBulkExecコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、[DB Genericコンポーネント](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/db-generic/db-generic-component)をご覧ください。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| データベース | 目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
| [Property type] (プロパティタイプ) | <ul> <li> <p><span>[Built-in] (組み込み)</span>と<span>[Repository] (リポジトリー)</span>のいずれかです。 </p> </li> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: 一元的に保存されるプロパティデータはありません。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。</p> </li> </ul> |
| [Use an existing connection] (既存の接続を使用) | 定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。<br><br>情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。<br><br><ol> <li>親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの<span>[Basic settings] (基本設定)</span>ビューに登録します。 </li> <li>子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。 </li> </ol><br><br>ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、[データベース接続を共有](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/7.3/studio-user-guide/sharing-database-connection)をご覧ください。 |
| [DB Version] (DBバージョン) | ドロップダウンリストから、使用するSybaseデータベースのバージョンを選択します。 |
| [Server] (サーバー) | データベースサーバーのIPアドレス<br><br>現在、*localhost*、*127.0.0.1*またはローカルマシンの正確なIPアドレスのみが適切に機能することを許可されています。言い換えるなら、データベースサーバーを、Talend Studioがインストールされているのと同じマシン、またはtSybaseOutputBulkExecを使うジョブがデプロイされているのと同じマシンにインストールする必要があります。 |
| ポート | データベースサーバーのリスニングポート番号。 |
| [Database] (データベース) | データベースの名前 |
| [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) | DBユーザー認証データ。<br><br>パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
| [Bcp utility] (Bcpユーティリティ) | データをSybaseサーバーにコピーするために使用するユーティリティの名前。 |
| [Batch row number] (バッチ行番号) | 各処理バッチの行数。 |
| [Table] (テーブル) | 書き込まれるテーブルの名前。一度に書き込みができるテーブルは1つだけです。挿入オペレーションが成功するには、テーブルが既に存在している必要があります。 |
| [Action on table] (テーブルでのアクション) | 定義済みのテーブルで、次のオペレーションの1つを実行できます。<br><br>[None] (なし): 操作は行われません。<br><br>[Drop and create a table] (ドロップしてテーブルを作成): テーブルが削除され、再び作成されます。<br><br>[Create a table] (テーブルを作成): テーブルが存在しないため、作成されます。<br><br>[Create a table if not exists] (テーブルが存在しない場合は作成): テーブルが存在しない場合は作成されます。<br><br>[Clear a table] (テーブルをクリア): テーブルのコンテンツが削除されます。 |
| [File name] (ファイル名) | 生成してロードするファイルの名前。<br><br>情報メモ警告:<br><br>このファイルは、[Server] (サーバー)フィールドのURIで指定されたマシンで生成されるため、データベースサーバーと同じマシン上にある必要があります。 |
| [Append] (追加) | このチェックボックスをオンにすると、レコードの最後に新しい行が追加されます。 |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) | <ul> <li> <p>スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語の<kbd>line</kbd>を避けます。</p> </li> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。</p> <p>再利用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。</p> <p>詳細は、<a href="https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/retrieving-table-schemas?tocId=_C1~eFOlN~GM_JR2qkBYZg" target="_blank">テーブルスキーマを取得</a>をご覧ください。</p> </li> <li> <p>スキーマを変更するには<span>[Edit schema] (スキーマを編集)</span>をクリックします。現在のスキーマが<span>リポジトリー</span>タイプの場合は、3つのオプションを利用できます。</p> <ul> <li> <p> <span>[View schema] (スキーマを表示)</span>: スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更)</span>: ローカルで変更を行うためにスキーマを<span>組み込み</span>に変更する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート)</span>: リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。</p> <p>変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、<span>[No] (いいえ)</span>を選択し、<span>[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)</span>ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。</p> </li> </ul> </li> </ul> |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Use an interface file] (インターフェイスファイルを使用する) | このチェックボックスをオンにして、[Interface file] (インターフェイスファイル)フィールドにインターフェイスファイルを指定します。 |
| [Additional JDBC parameters] (追加のJDBCパラメーター) | 既存のDB接続で接続の追加プロパティを指定し、特定の文字セットがサポートされるようにします。例: CHARSET=KANJISJIS\_OSで日本語文字のサポートが得られます。 |
| [Action on data] (データでのアクション) | 定義済みのテーブルのデータに対し、次の処理を実行できます。<br><br>[Bulk Insert] (バルク挿入): テーブルに複数のエントリーを追加します。重複が見つかった場合、ジョブは停止されます。<br><br>[Bulk Update] (バルクアップデート): 複数のエントリーを同時に変更します。 |
| [Field terminator] (フィールドターミネーター) | フィールドを区切る文字、文字列、または正規表現。<br><br>情報メモ警告:<br><br>*tSybaseOutputBulkおよびtSybaseBulkExecの組み合わせとなるこのコンポーネントでは、\x09などSybase指向の行/フィールド区切りは使用できません。希望する効果を達成する(例、表形式でフィールドを表示する)ためには 、tSybaseOutputBulkおよびtSybaseBulkExecを一緒に使用してtSybaseOutputBulkExecを置き換える必要があり、前者のコンポーネントでは\tが使用されますが、後者では\x09が使用されます。* |
| [DB Row terminator] (DB行ターミネーター) | DBの行を区別するための文字列(例:Unixでは"\n")。 |
| [First row NO. of file] (ファイルの最初の行のNO.) | アクションを開始するファイル行の番号を入力します。 |
| [FILE Row terminator] (ファイル行ターミネーター) | ファイル内のフィールドを区切る文字、文字列、または正規表現。 |
| [Include Head] (ヘッダーを含める) | カラムヘッダーを含める場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| [Encoding] (エンコーディング) | ソースデータについては、リストからエンコーディングを選択するか、[Custom] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須となります。 |
| [Sybase encoding type] (Sybaseエンコーディングタイプ) | 処理するデータのSybase固有のエンコーディングタイプを選択します。このエンコーディングタイプにより、tSybaseOutputBulkExecはSybase Bulkコマンドを適切に生成できます。 |
| Output (出力) | Sybaseデータベースの標準出力に使用する出力タイプを選択します:<br><br>[to console] (コンソールに出力)、<br><br>[to global variable] (グローバル変数に出力) |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは、データベースにロードするデータが特定の変換を必要としない場合に主に使用します。 |
| [Dynamic settings] (ダイナミック設定) | [+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。<br><br>[Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている時のみ利用可能です。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。<br><br>ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、[コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取り](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/defining-context-groups/reading-data-from-databases-through-context-based-dynamic-connections)と、[ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取り](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/context/reading-data-from-different-mysql-databases-using-dynamically-loaded-connection-parameters)をご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、[ダイナミックスキーマ](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/dynamic-schema)と[コンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/creating-context-group-and-define-context-variables-in-it)をご覧ください。 |
| 制限事項 | このコンポーネントでは、関連するjarファイルのインストールが必要です。<br><br>コンポーネントが正しく機能するためには、データベースサーバー/クライアントを、Talend Studioがインストールされているのと同じマシン、またはtSybaseOutputBulkExecを使用するジョブがデプロイされているのと同じマシンにインストールする必要があります。 |