# tPostgresqlBulkExec

Postgresqlデータベースに挿入操作を行う時のパフォーマンスが向上します。

tPostgresqlBulkExecは、提供されたデータに対して挿入操作を実行します。

コンポーネントtPostgresqlOutputBulkとtPostgresqlBulkExecを一緒に使って、最初にファイルを出力します。このファイルは、前述のSQLクエリーを実行するためのパラメーターとして使われます。これら2つのステップは、tPostgresqlOutputBulkExecコンポーネントを構成します。このコンポーネントについては別のセクションで詳しく説明しています。2つの別個のエレメントを持つことの利点は、データベースにデータをロードする前に変換を実行できることです。

## tPostgresqlBulkExecの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtPostgresqlBulkExecを設定するために使われます。

標準のtPostgresqlBulkExecコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、[DB Genericコンポーネント](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/db-generic/db-generic-component)をご覧ください。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| データベース | 目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
| [Property type] (プロパティタイプ) | <ul> <li> <p> <span><span>[Built-in] (組み込み)</span>と<span>[Repository] (リポジトリー)</span>のいずれかです。</span> </p> </li> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。</p> <p>再利用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。</p> <p>詳細は、<a href="https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/retrieving-table-schemas?tocId=_C1~eFOlN~GM_JR2qkBYZg" target="_blank">テーブルスキーマを取得</a>をご覧ください。</p> </li> </ul> |
| [Use an existing connection] (既存の接続を使用) | 定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。<br><br>情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。<br><br><ol> <li>親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの<span>[Basic settings] (基本設定)</span>ビューに登録します。 </li> <li>子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。 </li> </ol><br><br>ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、[データベース接続を共有](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/7.3/studio-user-guide/sharing-database-connection)をご覧ください。 |
| [DB Version] (データベースバージョン) | リストからデータベースのバージョンを選択します。 |
| [Host] (ホスト) | データベースサーバーのIPアドレスを入力します。 |
| [Port] (ポート) | データベースサーバーのリスニングポート番号を入力します。 |
| [Database] (データベース) | データベースの名前を入力します。 |
| [Schema] (スキーマ) | スキーマの名前を入力します。 |
| [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) | 認証情報を自分のデータベースに入力します。<br><br>パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
| テーブル | 書き込まれるテーブルの名前を入力します。一度に書き込みができるテーブルは1つだけです。挿入オペレーションが成功するには、テーブルが既に存在している必要があります。 |
| [Action on table] (テーブルでのアクション) | 定義したテーブルで実行する操作を選択します。<br><br>[None] (なし): 操作は行われません。<br><br>[Drop and create table] (ドロップしてテーブルを作成): テーブルが削除され、再作成されます。<br><br>[Create table] (テーブルを作成): テーブルが存在しないため、作成されます。<br><br>[Create table if not exists] (テーブルが存在しない場合は作成): テーブルが存在しない場合は作成されます。<br><br>[Drop table if exists and create] (テーブルが存在する場合はドロップして作成): テーブルが既に存在する場合は削除されて再作成されます。<br><br>[Clear table] (テーブルをクリア): テーブルのコンテンツが削除されます。<br><br>[Truncate table] (テーブルを切り詰め): テーブルのコンテンツが削除されます。この操作はロールバックできません。 |
| [File name] (ファイル名) | ロードするファイルの名前を入力します。<br><br>情報メモ警告:<br><br>このファイルは、[Host] (ホスト)フィールドのURIで指定されたマシン上に置かれているため、データベースサーバーと同じマシン上にある必要があります。 |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) | スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保管されます。<br><br>スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。<br><br><ul> <li> <p> <span>[View schema] (スキーマを表示)</span>: スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更)</span>: ローカルで変更を行うためにスキーマを<span>組み込み</span>に変更する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート)</span>: リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。</p> <p>変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、<span>[No] (いいえ)</span>を選択し、<span>[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)</span>ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。</p> </li> </ul> |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター) | 作成するデータベース接続に追加のJDBCパラメーターを指定します。<br><br>このプロパティは、[Basic settings] (基本設定)で[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合は利用できません。 |
| [Action on data] (データでのアクション) | テーブルデータで実行する操作を選択します。<br><br><ul> <li> <span>[Bulk Insert] (バルク挿入)</span>: テーブルに複数のエントリーを追加します。重複が見つかると、ジョブは停止します。</li> <li> <p> <span>[Bulk Update] (バルクアップデート)</span>: 複数のエントリーを同時に変更します。</p> </li> </ul> |
| [Copy the OID for each row] (各行のOIDをコピー) | 各行のID項目を取得します。 |
| [Contains a header line with the names of each column in the file] (ファイルの各カラム名を持つヘッダー行を含む) | テーブルにヘッダーが含まれるように指定します。 |
| [Use local file for copy (for DB server 8.2 or newer)] (ローカルファイルをコピーに使用(DBサーバー8.2以降)) | (デフォルトで有効化) PostgreSQLクライアントマシンからファイルをコピーする場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| [Set encoding] (エンコーディングを設定)と[Encoding] (エンコーディング) | 特定のエンコーディングを設定するオプションを選択します。リストから標準のエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。 |
| [File type] (ファイルタイプ) | 処理するファイルの種類を選択します。 |
| [Null string] (null文字列) | 値がnullであることを示すために表示される文字列。 |
| [Fields terminated by] (フィールド区切り) | フィールドを区切る文字、文字列、正規表現のいずれか。 |
| [Escape char] (エスケープ文字) | エスケープする行の文字。 |
| [Text enclosure] (テキストエンクロージ​ャー) | テキストを囲むために使用する文字。 |
| Activate standard\_conforming\_string | 変数をアクティブにします。 |
| [Force not null for columns] (カラムにnull不許容) | カラムのnull値の許容性を定義します。<br><br>[Force not null] (null不許容): null以外として定義するカラムの横にあるチェックボックスをオンにします。 |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは、tPostgresqlOutputBulkコンポーネントと共に使います。一緒に使うと、Postgresqlデータベースをフィードする時にパフォーマンスが向上します。 |
| [Dynamic settings] (ダイナミック設定) | [+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。<br><br>[Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている時のみ利用可能です。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。<br><br>ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、[コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取り](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/defining-context-groups/reading-data-from-databases-through-context-based-dynamic-connections)と、[ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取り](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/components/context/reading-data-from-different-mysql-databases-using-dynamically-loaded-connection-parameters)をご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、[ダイナミックスキーマ](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/dynamic-schema)と[コンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/creating-context-group-and-define-context-variables-in-it)をご覧ください。 |