# tPOP

POP3またはIMAPプロトコルを使用して、1つ以上のメールメッセージをサーバーから取得します。

tPOPは、POPまたはIMAPプロトコルを使用して特定のメールサーバーに接続します。続いて、1つ以上のメールメッセージを取得し、復元された情報を指定のファイルに書き込みます。[Advanced settings] (詳細設定)ビューのパラメーターにより、選択に基づいてフィルターを使用できます。

## tPOPの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtPOPを設定するために使われます。

標準のtPOPコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Host] (ホスト) | 接続するメールサーバーのIPアドレス。 |
| [Port] (ポート) | メールサーバーのポート番号。 |
| [Authentication mode] (認証モード) | ドロップダウンリストで、次のいずれかの認証モードを選択します。<br><br><ul> <li> <span>[Basic] (基本)</span>: ユーザー名とパスワードを使ってアクセスを認証します。メールメッセージを取得するためには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。パスワードを入力するためには、<span>[Password] (パスワード)</span>フィールドの横にある<span>[...]</span>ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して<span>[OK]</span>をクリックし、設定を保存します。</li> <li> <span>OAuth</span>: OAth 2.0を使ってアクセスを認証します。メールメッセージを取得するためには、ユーザー名とOAuthアクセストークンを入力する必要があります。OAuthアクセストークンを入力するためには、<span>[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)</span>フィールドの横にある<span>[...]</span>ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにOAuthアクセストークンを二重引用符で囲んで入力して<span>[OK]</span>をクリックし、設定を保存します。</li> </ul><br><br><ul> <li> <span>Microsoft Exchange</span>: Microsoft Exchangeを使ってアクセスを認証します。<span>[Username] (ユーザー名)</span>、<span>[Directory (tenant) ID] (ディレクトリー(テナント) ID)</span>、<span>[Application (client) ID] (アプリケーション(クライアント) ID)</span>、<span>[Secret Value] (シークレット値)</span>の各フィールドに、Microsoft Azureアプリケーションのユーザー名、ディレクトリー(テナント) ID、アプリケーション(クライアント) ID、シークレット値を指定する必要があります。Microsoft AzureアプリケーションではPOPまたはIMAPのAPI権限が必要であること、そしてアプリケーションのサービスプリンシパルがMicrosoft Exchangeに登録されている必要があることにご注意ください。関連情報は、<a href="https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/7.3/pop/configuring-an-oauth2-application-for-pop-and-imap" target="_blank">POPおよびIMAP用にMicrosoft Azureアプリケーションを設定</a>と<a href="https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/pop/registering-service-principal-in-exchange" target="_blank">Microsoft Exchangeでアプリケーションのサービスプリンシパルを登録</a>をご覧ください。</li> </ul><br><br>情報メモ注:<br><br><ul> <li>この<span>[Authentication mode] (認証モード)</span>ドロップダウンリストと<span>Oauth2</span>項目は、<span>Talend</span>が提供する8.0.1 R2022-08以降の<span>Talend Studio</span>マンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。</li> <li><span>Microsoft Exchange</span>項目は、<span>Talend</span>が提供する8.0.1 R2022-09以降の<span>Talend Studio</span>マンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。</li> </ul> |
| [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) | メールサーバーのユーザー認証データ。<br><br><ul> <li> <span>[Username] (ユーザー名)</span>: メールボックスへのアクセスに使用するユーザー名を入力します。</li> <li> <span>[Password] (パスワード)</span>: メールボックスへのアクセスに使用するパスワードを入力します。 </li> </ul><br><br>これら2つのフィールドは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストで[Basic] (基本)を選択した場合に利用できます。 |
| [Output directory] (出力ディレクトリー) | メールサーバーから取得したメールメッセージを保存するファイルへのパスを入力するか、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックしてファイルに移動します。 |
| [Filename pattern] (ファイル名パターン) | メールサーバーから取得した各メールメッセージを保存するファイルに使う名前の構文を定義します。または、Ctrl + スペースを押して、 事前定義されたパターンのリストを表示します。 |
| [Retrieve all emails?] (すべてのメールを読み出しますか?) | 指定したサーバーにあるすべてのすべてのメールを取得するには、このチェックボックスをオンにします。 |
| [Number of emails to retrieve] (読み出すメール数) | 取得するメールメッセージの数を入力します。<br><br>このフィールドは、[Retrieve all emails?] (すべてのメールを読み出しますか?)チェックボックスがオフの場合にのみ使用できます。 |
| [Newer email first] (新しいメールが最初) | [Number of emails to retrieve] (読み出すメール数)フィールドに指定されている数に従って最新のメールメッセージを取得するには、このチェックボックスをオンにします。メールメッセージは時系列で返されます。<br><br>このチェックボックスは、[Retrieve all emails?] (すべてのメールを読み出しますか?)チェックボックス(デフォルトではオン)がオフの場合にのみ使用できます。 |
| [Delete emails from server] (サーバーからメールを削除) | 取得したメールメッセージをサーバーに保存しないようにするには、このチェックボックスをオンにします。<br><br>情報メモ注: Gmailサーバーの場合、このオプションはpop3プロトコルには使用できません。IMAPプロトコルを選択し、GmailアカウントがIMAPを使用する設定になっていることを確認します。 |
| [Choose the protocol] (プロトコルの選択) | メールメッセージをサーバーから取得するために使用するプロトコルをリストから選択します。このプロトコルは、メールサーバーで使用されているものです。IMAPプロトコルを選択すると、メールを取得するフォルダーを選択できます。 |
| [Use SSL] (SSLを使用) | メールサーバーが認証とセキュア通信にこのプロトコルを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。<br><br>情報メモ注: このオプションはGmailのユーザーには必須です。 |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
| Filter | プラスボタンをクリックしてメールのフィルタリングに必要な行数を追加し、行の[Filter Item] (フィルター項目)カラムで次のフィルター項目を1つまたは複数選択して、[Pattern] (パターン)カラムでフィルター項目の値を設定するために使われます。<br><br><ul> <li> <span>[From] (FROM)</span>: メールメッセージは送信元のメールアドレスに従ってフィルタリングされます。</li> <li> <span>[To] (TO)</span>: メールメッセージは受信者のメールアドレスに従ってフィルタリングされます。</li> <li> <span>[Subject] (件名)</span>: メールメッセージはメッセージの件名に従ってフィルタリングされます。</li> <li> <span>[Before date] (日付以前)</span>: メールメッセージは送信または受信の日付によってフィルタリングされます。設定した日付よりも前のメッセージがすべて取得されます。</li> <li> <span>[After date] (日付以降)</span>: メールメッセージは送信または受信の日付によってフィルタリングされます。設定した日付よりも後のメッセージがすべて取得されます。</li> </ul><br><br>フィルター項目に値を設定するためには、[Pattern] (パターン)カラムに値を直接入力するか、Ctrl + スペースキーを押しながらリストから式を選択します。 |
| [Use two line authentication for OAuth2] (OAuth2にツーライン認証を使用) | Auth2でツーライン認証を使用する場合は、このオプションを選択します。<br><br>このオプションは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからOAuth2を選択した場合に利用できます。<br><br>情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1 R2022-08以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。 |
| [Custom properties] (カスタムプロパティ) | カスタムプロパティを追加し、プロパティ値を設定するために使われます。<br><br>カスタムプロパティのキー/値のペアを指定する場合は、このテーブルの下部にあるプラスボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、Keyカラムにプロパティ名を二重引用符で囲んで入力して、Valueカラムにプロパティ値を入力します。<br><br>情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1 R2022-08以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。 |
| [Filter condition relation] (フィルター条件の関係) | 指定したフィルターの組み合わせに使用する論理関係のタイプを選択します。<br><br>[and] (および): フィルターで設定した条件が組み合わされ、検索がより限定的になります。<br><br>[or] (または): フィルターで設定した条件は互いに独立しており、検索の範囲は広がります。 |

## グローバル変数

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>NB\_EMAIL: 受信されたメールの数。これはAfter変数で、整数を返します。<br><br>CURRENT\_FILE: 現在のファイル名。これはFlow変数で、文字列を返します。<br><br>CURRENT\_FILEPATH: 現在のファイルパス。これはFlow変数で、文字列を返します。<br><br>Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは、データフローを処理しません。単独で使用できます。 |
| 制限事項 | [Use SSL] (SSLを使用) チェックボックスまたは[imap] (IMAP)プロトコルが選択されている場合は、tPOPをIBM Java 6と一緒に使用することはできません。 |

**関連概念**

[メールサーバーからメールメッセージの選択を取得する](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/pop/tpop-retrieving-selection-of-email-messages-from-email-server-standard-component-this)