# tMongoDBRow

MongoDBデータベースのコマンドと関数を実行します。

デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、[機能マネージャーを使って機能をインストール](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/install-features-to-talend-studio)をご覧ください。

## tMongoDBRowの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準のフレームワークで実行されているtMongoDBRowを設定するために使われます。

標準のtMongoDBRowコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで利用できます。

## 基本設定

| [Properties] (プロパティ) | 説明 |
| --- | --- |
| [Use existing connection] (既存の接続を使用) | 定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
| [DB Version] (DBバージョン) | データベースバージョンのリスト。<br><br>このオプションは、[Use existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスが選択されている場合に利用できます。 |
| [Use connection string] (接続文字列を使用) | このオプションをオンにすると、MongoDB Atlas URIを使って接続を確立できます。右側のフィールドにURIを入力します。関連情報は、[接続文字列のURI形式](https://docs.mongodb.com/manual/reference/connection-string/)をご覧ください。<br><br>このオプションは、[DB Version] (DBバージョン)ドロップダウンリストからMongoDB 4.4.X and laterを選択する場合に利用できます。<br><br>情報メモ注: このオプションは、Talendが提供するR2021-12以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。 |
| [Use replica set address] (レプリカセットのアドレスの使用) | このチェックボックスをオンにすると、[Replica address] (レプリカアドレス)テーブルが表示されます。<br><br>[Replica address] (レプリカアドレス)テーブルでは、フェイルオーバー用に複数のMongoDBデータベースサーバーを定義できます。<br><br>このオプションは、[Use existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスが選択されている場合に利用できます。 |
| [Server] (サーバー)と[Port] (ポート) | データベースサーバのアドレスとリスニングポート。<br><br>このオプションは、[Use existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックス[Use replica set address] (レプリカセットアドレスを使用)チェックボックスが選択されている場合に利用できます。 |
| データベース | データベースの名前。 |
| [Use SSL connection (Configure the SSL authentication in tSetKeystore or in Studio preferences)] (SSL接続を使用(tSetKeystoreまたはStudio設定でSSL認証を構成)) | SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。<br><br>次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。<br><br>SSL接続はMongoDBのバージョン2.4 +でのみ利用可能です。 |
| [Required authentication] (必要な認証) | このチェックボックスをオンにすると、データベース認証が有効になります。<br><br>Kerberosを使用していない場合は、[Authentication mechanism] (認証メカニズム)ドロップダウンリストにリスト表示されているメカニズムのうち、[NEGOTIATE]が推奨されます。使用しているMongoデータベースバージョンに最もよく対応している認証メカニズムが自動的に選択されるためです。<br><br>SCRAM-SHA-256認証メカニズムがMongoDB 4.x以降のみにサポートされているため、SCRAM-SHA-256 SASLオプションは[DB Version] (データベースバージョン)ドロップダウンリストから、MongoDB 4.4.X and laterが選択されている時のみ利用可能です。<br><br>情報メモ注: X509オプションは、Talendが提供するR2021-12以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。<br><br>このリスト内の他のメカニズムについては、MongoDBのドキュメンテーションで[MongoDB Authentication](https://docs.mongodb.org/manual/reference/parameters/#param.authenticationMechanisms)をご覧ください。 |
| [Set Authentication database] (認証データベースの設定) | MongoDBへの接続に使用するユーザー名がMongoDBの特定の認証データベース内で作成済みの場合は、このチェックボックスをオンにして、表示される[Authentication database] (認証データベース)フィールドに、この認証データベースの名前を入力します。<br><br>MongoDB認証データベースについては、[User Authentication database](https://docs.mongodb.org/manual/core/security-users/#user-authentication-database)をご覧ください。 |
| [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) | DBユーザー認証データ。<br><br>パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。<br><br>[Required authentication] (必要な認証)チェックボックスが選択されている場合に使用できます。<br><br>[Authentication mechanism] (認証方式)ドロップダウンリストから、Kerberosをセキュリティシステムに選択した場合は、[Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード)のフィールドではなく、[User principal] (プリンシパルを使用)、[Realm] (レルム)、[KDC server] (KDCサーバー)のフィールドに入力します。 |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) | スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。<br><br>スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。<br><br><ul> <li> <p> <span>[View schema] (スキーマを表示)</span>: スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更)</span>: ローカルで変更を行うためにスキーマを<span>組み込み</span>に変更する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート)</span>: リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。</p> <p>変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、<span>[No] (いいえ)</span>を選択し、<span>[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)</span>ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。</p> </li> </ul><br><br>ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマを取得するためには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 |
| [Construct command from keys and values] (キーと値からコマンドを構成) | MongoDBデータベースコマンドを使い、BSONドキュメントを構築するために使用されデータベースサーバーに送信されるキーと値のペアを入力する場合は、このチェックボックスをオンにします。<br><br>MongoDBデータベースのコマンドの詳細は、対応する[MongoDBのドキュメンテーション](https://www.mongodb.com/docs/manual/reference/method/db.runCommand/#:~:text=Definition%20db.runCommand%28command%2C%20%5Boptions%5D%29%20Provides%20a%20helper%20to%20run,a%20consistent%20interface%20between%20the%20shell%20and%20drivers)をご覧ください。 |
| [Construct command from a JSON string] (JSON文字列からコマンドを構成) | MongoDBデータベースコマンドを使い、BSONドキュメントに変換されデータベースサーバーに送信されるJSON文字列を入力する場合は、このチェックボックスをオンにします。<br><br>MongoDBデータベースのコマンドの詳細は、対応する[MongoDBのドキュメンテーション](https://www.mongodb.com/docs/manual/reference/method/db.runCommand/#:~:text=Definition%20db.runCommand%28command%2C%20%5Boptions%5D%29%20Provides%20a%20helper%20to%20run,a%20consistent%20interface%20between%20the%20shell%20and%20drivers)をご覧ください。<br><br>このコンポーネントは[Atlas Vector Search](https://www.mongodb.com/docs/atlas/atlas-vector-search/vector-search-overview/)機能をサポートしています。このフィールドを使用すると、[tMongoDBInput](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/mongodb/tmongodbinput-standard-properties)で使用できるベクター検索インデックスを作成できます。検索インデックスを作成する[コマンドの構文](https://www.mongodb.com/docs/manual/reference/command/createSearchIndexes/)は次のとおりです:<br><br>```<br>"{createSearchIndexes: '<collection name>', indexes: [{name: '<index_name>',type: 'vectorSearch', definition:<br>{fields: [{type: 'vector', path: '<field_to_index>',numDimensions: <number_of_vector_dimensions>, similarity: '<vector_similarity_function>'}]}}]}"<br>```<br><br>インデックス設定の詳細は、[該当するMongoDBのドキュメンテーション](https://www.mongodb.com/docs/compass/current/indexes/create-vector-search-index/#provide-the-atlas-vector-search-index-configurations)をご覧ください。 |
| [Die on error] (エラー発生時に強制終了) | このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。すなわち、エラーが発生した行をスキップし、エラーが発生していない行のプロセスを完了させます。 |

## 詳細設定

| [Properties] (プロパティ) | 説明 |
| --- | --- |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |

## [Global Variables] (グローバル変数)

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>Flow変数はコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | tMongoDBRowを使用すると、MongoDBのコマンドとファンクションを使用してMongoDBデータベースを操作できます。 |

**関連概念**

* [MongoDB関数を使用したコレクションの作成およびデータの書き込み](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/mongodb/tmongodbinput-tmongodbrow-tlogrow-using-mongodb-functions-to-create-collection-and-write-data-to-it-standard-component-bigdata-this)