# tMapROjaiOutput

ジョブの前のコンポーネントからの受信フローに基づいて、ドキュメントデータベースとして使われるMapR-DBデータベースのドキュメントを挿入、置換、または削除します。

このコンポーネントを使う前に、MapR Clientを適切にインストールして設定しておく必要があります。クライアント設定プロセスで、MapRクラスターおよびMapR-DBデータベースへの接続情報を保存するために\opt\mapr\conf\mapr-clusters.confファイルが自動的に生成されます。実行時に、このOJAIコンポーネントは、この接続情報を単独で読み取り、使うMapR-DBデータベースに接続させます。

MapRクライアントをインストールして設定する方法は、MapRのドキュメンテーションで[Setting up the Client](http://doc.mapr.com/display/MapR/Setting+Up+the+Client)をご覧ください。

デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、[機能マネージャーを使って機能をインストール](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/install-features-to-talend-studio)をご覧ください。

## tMapROjaiOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMapROjaiOutputを設定するために使われます。

標準のtMapROjaiOutputコンポーネントは、データベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで利用できます。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) | スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。<br><br><ul> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。</p> </li> </ul><br><br>スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。<br><br><ul> <li> <p> <span>[View schema] (スキーマを表示)</span>: スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更)</span>: ローカルで変更を行うためにスキーマを<span>組み込み</span>に変更する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート)</span>: リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。</p> <p>変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、<span>[No] (いいえ)</span>を選択し、<span>[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)</span>ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。</p> </li> </ul><br><br>このコンポーネントは、ドキュメントタイプをサポートしています。ドキュメント全体に対してフィールドがある場合は、スキーマエディターで、このフィールドの[Type] (タイプ)カラムの[Document] (ドキュメント)を選択します。<br><br>ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマを取得するためには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 |
| [Use Kerberos authentication] (Kerberos認証を使用) | Kerberosセキュリティを実行しているOJAIデータベースとしてのMapR-DBにアクセスする場合は、このチェックボックスを選択し、表示されたフィールドにKerberosのプリンシパル名とパスワードを入力します。<br><br>ジョブを起動するたびに、新しいkinitチケットを得るため、コンポーネントによってこの認証情報がKerberosに送信されます。 |
| [Use a key tab to authenticate] (キータブを認証に使用) | [Use a keytab to authenticate] (Keytabを認証に使用)チェックボックスをオンにして、所定のkeytabファイルを使ってKerberos対応のシステムにログインします。keytabファイルには、Kerberosのプリンシパルと暗号化されたキーのペアが含まれています。使用するプリンシパルを[Principal] (プリンシパル)フィールドに入力し、keytabファイルへのアクセスパスを[Keytab] フィールドに入力します。このキータブファイルは、ジョブが実際に実行されているマシン(Talend JobServerなど)に保存する必要があります。<br><br>keytabが有効なジョブは、プリンシパルに任命されたユーザーでなくても実行できますが、使用するkeytabファイルの読み取り権限が必要です。たとえば*user1*というユーザー名でジョブを実行し、使用するプリンシパルが*guest*の場合、*user1*に使用するキータブファイルの読み取り権限があることをご確認ください。 |
| テーブル | 処理するテーブルの名前を入力します。 |
| [Action on table] (テーブルでのアクション) | 定義されたテーブルに対して実行する操作を選択します。<br><br><ul> <li> <p> <span>[None] (なし)</span>: 操作は行われません。</p> </li> <li> <p> <span>[Drop and create table] (ドロップしてテーブルを作成)</span>: テーブルが削除され、再作成されます。</p> </li> <li> <p> <span>[Create table] (テーブルを作成)</span>: テーブルが存在しないため、作成されます。</p> </li> <li> <p> <span>[Create table if not exists] (テーブルが存在しない場合は作成)</span>: テーブルが存在しない場合は作成されます。</p> </li> <li> <p> <span>[Drop table if exist and create] (テーブルが存在する場合はドロップして作成)</span>: テーブルが既に存在する場合は削除されて再作成されます。</p> </li> <li> <p> <span>[Truncate] (切り捨て)</span>: テーブルのコンテンツが削除されます。</p> </li> </ul> |
| [Action on data] (データでのアクション) | 定義されたテーブルのデータに対して実行する操作を選択します。<br><br><ul> <li> <p> <span>[Insert] (挿入)</span>: テーブルに新しいエントリーを追加します。重複が見つかると、ジョブは停止します。</p> </li> <li> <p> <span>[Replace] (置換)</span>: テーブルに既にデータが含まれている場合は、既存のデータはすべて削除され、新しいデータが挿入されます。テーブルが空の場合は、新しいデータが挿入されます。</p> </li> <li> <p> <span>[Insert or Replace] (挿入または置換)</span>: ドキュメントIDを調べて、データベースと書き込まれるデータの両方にIDが存在するドキュメントは置換し、データベースにIDが存在しないドキュメントは挿入します。</p> </li> <li> <p> <span>[Delete] (削除)</span>: 入力フローに対応するエントリーを削除します。</p> </li> </ul> |
| [Bulk write] (バルク書き込み) | データを一括で挿入、アップデート、削除する場合は、このチェックボックスを選択します。<br><br>[Bulk write size] (一括書き込みサイズ)フィールドに、MapR-DBによって処理する各クエリーグループのサイズを入力します。 |
| [Mapping] (マッピング) | このコンポーネント用に定義されたスキーマの各カラムは、読み取るドキュメントのフィールドを表します。このテーブルで、これらのフィールドの親ノードがあればそれを指定する必要があります。<br><br>たとえば、次のようなドキュメントがあるとします。<br><br>```<br>{<br>_id: ObjectId("5099803df3f4948bd2f98391"),<br>person: { first: "Joe", last: "Walker" }<br>}<br>```<br><br><br>フィールド*first*および*last*には親ノード*person*がありますが、*\_id*フィールドには親ノードがありません。したがって、完了すると、この[Mapping]テーブルは次のようになります。<br><br>```<br>Column     Parent node path<br>_id<br>first       "person"<br>last        "person"<br>``` |
| [Die on error] (エラー発生時に強制終了) | このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。すなわち、エラーが発生した行をスキップし、エラーが発生していない行のプロセスを完了させます。 |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |

## グローバル変数

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>NB\_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。<br><br>NB\_LINE\_REJECTED: 拒否された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。<br><br>Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | tMapROjaiOutputは、ジョブ内の前のコンポーネントから受信したフローに基づいて、特定のMapR-DBデータベース内のドキュメントで定義されたアクションを実行します。 |

**関連概念**

[MapR-DB OJAIデータベースに候補データを書き込む](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/maprdb/tmaprojaioutput-tfixedflowinput-writing-candidate-data-in-mapr-db-ojai-database-standard-component-bigdata "このシナリオでは、tMapROjaiOutputを使って一部の候補に関するデータをMapR-DB OJAIデータベースに書き込みます。")