# tHBaseOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtHBaseOutputを設定するために使われます。

標準のtHBaseOutputコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで利用できます。

## 基本設定

| [Properties] (プロパティ) | 説明 |
| --- | --- |
| [Property type] (プロパティタイプ) | [Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。<br><br>[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。<br><br>[Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。 |
| ![](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/Save_Icon.png) | このアイコンをクリックすると、データベース接続ウィザードが開き、コンポーネント[Basic settings] (基本設定)ビューに設定したデータベース接続パラメーターが保存されます。<br><br>データベース接続パラメーターの設定と保存の詳細は、[データベースメタデータを一元管理](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/centralizing-database-metadata)をご覧ください。 |
| [Use an existing connection] (既存の接続を使用) | 定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
| [HBase version] (HBaseバージョン) | 使用しているディストリビューションのHBaseバージョンを選択します。 |
| [Hadoop version] (Hadoopのバージョン) | 使用しているディストリビューションのHadoopバージョンを選択します。 |
| [Zookeeper quorum] (Zookeeperクォーラム) | Talend Studioとデータベース間のトランザクションを調整するZooKeeperサービスの名前またはURLを入力します。ZooKeeperを設定する時に、*zookeeper.znode.parent*プロパティを明示的に設定して、データベースで作成および使用されているZnodeがすべて含まれているルートZnodeへのパスを定義し、[Set Zookeeper znode parent] (親Zookeeper znodeを設定)チェックボックスをオンにしてこのプロパティを定義しなければならない場合があります。 |
| [Zookeeper client port] (Zookeeperクライアントポート) | 使用しているZooKeeperサービスのクライアントリスニングポートの数を指定します。 |
| [Use Kerberos authentication] (Kerberos認証を使用) | 使用するデータベースでKerberosセキュリティが実行される場合は、このチェックボックスをオンにし、[HBase Master principal] (Hbaseマスタープリンシパル)フィールドと[HBase Region Server principal] (HBaseリージョンサーバープリンシパル)フィールドにプリンシパル名を入力します。この情報は、使用するクラスターの*hbase-site.xml*ファイルの中にあります。<br><br>ログインにKerberosのkeytabファイルが必要な場合は、[Use a keytab to authenticate] (認証にkeytabを使用)チェックボックスをオンにします。keytabファイルには、Kerberosのプリンシパルと暗号化されたキーのペアが含まれています。使用するプリンシパルを[Principal] (プリンシパル)フィールドに入力し、keytabファイルへのアクセスパスを[Keytab] フィールドに入力します。このキータブファイルは、ジョブが実際に実行されているマシン(Talend JobServerなど)に保存する必要があります。<br><br>keytabが有効なジョブは、プリンシパルに任命されたユーザーでなくても実行できますが、使用するkeytabファイルの読み取り権限が必要です。たとえば*user1*というユーザー名でジョブを実行し、使用するプリンシパルが*guest*の場合、*user1*に使用するキータブファイルの読み取り権限があることをご確認ください。 |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) | <ul> <li> <p>スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語の<kbd>line</kbd>を避けます。</p> <p>スキーマを変更するには<span>[Edit schema] (スキーマを編集)</span>をクリックします。現在のスキーマが<span>リポジトリー</span>タイプの場合は、3つのオプションを利用できます。</p> <ul> <li> <p> <span>[View schema] (スキーマを表示)</span>: スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更)</span>: ローカルで変更を行うためにスキーマを<span>組み込み</span>に変更する場合は、このオプションを選択します。</p> </li> <li> <p> <span>[Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート)</span>: リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。</p> <p>変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、<span>[No] (いいえ)</span>を選択し、<span>[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)</span>ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。</p> </li> </ul> </li> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。</p> <p>再使用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。</p> <p>詳細は、<a href="https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/retrieving-table-schemas?tocId=_C1~eFOlN~GM_JR2qkBYZg" target="_blank">テーブルスキーマを取得</a>をご覧ください。</p> </li> </ul> |
| [Specify namespace] (ネームスペースを指定) | ネームスペースを指定する場合はこのチェックボックスをオンにし、作成するネームスペースの名前をNamespaceパラメーターに入力します。 |
| [Table name] (テーブル名) | 作成するHBaseテーブルの名前を入力します。 |
| [Action on table] (テーブルでのアクション) | HBaseテーブルの作成に必要なアクションを選択します。 |
| [Custom Row Key] (カスタム行キー) | カスタマイズ行キーを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。オンにすると、対応するフィールドが表示されます。作成するHBaseテーブルの行をインデックス化するためのユーザー定義の行キーを入力します。<br><br>たとえば、"France"+Numeric.sequence("s1",1,1)と入力して一連の行キーを生成します: France1、France2、France3など。 |
| [Families] (ファミリー) | このテーブルに入力して、処理するデータフロー用に定義されているスキーマカラムに使うテーブルのカラムをマップします。<br><br>このテーブルの[Column] (カラム)カラムは、スキーマを定義すると自動的に入力されます。作成または使用するカラムファミリーを[Family name] (ファミリー名)カラムに入力して、[Column] (カラム)カラム内のカラムをグルーピングします。カラムファミリーの詳細の詳細は、Apacheのドキュメンテーションで[Column families](http://hbase.apache.org/0.94/book/columnfamily.html)をご覧ください。 |
| Custom timestamp column (カスタムタイムスタンプカラム) | スキーマから[Long] (長い形式)カラムを選択して、tHBaseOutputによって作成またはアップデートされるHBaseカラムのタイムスタンプを提供します。 |
| [Die on error] (エラー発生時に強制終了) | このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。すなわち、エラーが発生した行をスキップし、エラーが発生していない行のプロセスを完了させます。 |

## 詳細設定

| [Properties] (プロパティ) | 説明 |
| --- | --- |
| [Use batch mode] (バッチモードを使用) | このチェックボックスをオンにして、データ処理のバッチモードを有効にします。 |
| [Batch size] (バッチサイズ) | 各バッチで処理するレコードの数を指定します。<br><br>このフィールドは、[Use batch mode] (バッチモードを使用)チェックボックスがオンの時のみ利用可能です。 |
| プロパティ | データベースにカスタム設定を使用する必要がある場合は、カスタマイズするプロパティをこのテーブルで設定します。カスタマイズされたプロパティは、実行時にTalend Studioによって使用される対応プロパティを上書きします。<br><br>たとえば、データベースの設定で、*dfs.replication*プロパティの値を*1*に定義する必要があります。次に、プラスボタンを使用してこのテーブルに1行を追加し、このプロパティの名前と値をこの行に入力する必要があります。<br><br>情報メモ注:<br><br>[Basic settings] (基本設定)ビューで[Using an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスをオンにして既存の接続を使用している場合、このテーブルは使用できません。 |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
| [Family parameters] (ファミリーパラメーター) | 作成するカラムファミリーの名前、および必要な場合はカスタムパフォーマンスオプションを入力します。これらのオプションはすべて、HBaseのデータモデルで定義された属性です。カラムファミリーの詳細の詳細は、Apacheのドキュメンテーションで[Column families](http://hbase.apache.org/0.94/book/columnfamily.html)をご覧ください。<br><br>情報メモ注: パラメーター[Compression type] (圧縮タイプ)を使用すると、出力データ圧縮の形式を選択できます。 |

## [Global Variables] (グローバル変数)

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | NB\_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。<br><br>ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>Flow変数はコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは通常、ジョブの終了コンポーネントであり、必ず入力リンクが必要です。 |
| 前提条件 | 始める前に、データベースで想定されているループバックIPの前提条件を満たしていることをご確認ください。<br><br>Hadoopディストリビューションのインストール方法の詳細は、使用しているHadoopディストリビューションに対応するマニュアルを参照してください。 |