# tDotNETRow

カスタムまたは組み込みの.NETクラスを利用して、データの変換を促進します。

tDotNETRowは、.NETまたはカスタムDLLファイル内のライブラリーおよびクラスとデータを送受信します。

## tDotNETRowの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDotNETRowを設定するために使われます。

標準のtDotNETRowコンポーネントは、DotNETファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) | <ul> <li>スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは、組み込みまたはリポジトリーにリモートで保管されます。 </li> <li> <span>[Built-In] (組み込み):</span> 一元的に保存されるプロパティデータはありません。</li> <li> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: プロパティを保存するリポジトリーファイルを選択します。以下のフィールドは、取得されたデータを使用して事前に入力されています。</li> </ul> |
| Use a static method (静的メソッドを使用する) | .NETで静的メソッドを起動する場合にこのチェックボックスをオンにすると、[Use an existing instance] (既存のインスタンスを使用する)チェックボックスが無効になります。 |
| Propagate a data to output (データを出力にプロパゲートする) | 変換データを出力にプロパゲートする場合にこのチェックボックスをオンにします。 |
| Use an existing instance (既存のインスタンスを使用する) | [Existing instance to use] (使用する既存のインスタンス)リストの.NETオブジェクトのインスタンスを再使用する場合にこのチェックボックスをオンにします。<br><br>Existing instance to use (使用する既存のインスタンス): リストの他の.NETコンポーネントによって作成された既存の.NETオブジェクトのインスタンスを選択します。<br><br>情報メモ注: [Use a static method] (静的メソッドを使用する)を選択した場合、このチェックボックスは無効になり、このチェックボックスをオンにすると、[Dll to load] (ロードするDLL)、[Fully qualified class name(i.e. ClassLibrary1.NameSpace2.Class1)] (完全修飾クラス名( ClassLibrary1.NameSpace2.Class1))、および[Value(s) to pass to the constructor] (コンストラクターに渡す値)が無効になります。 |
| Dll to load (ロードするDLL) | パスを入力するか、対象クラスを含んだDLLライブラリーを参照するか、使用するアセンブリーの名前を入力します。たとえば、OleDbアセンブリーの場合は、*System.Data, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089*です。 |
| Fully qualified class name(i.e. ClassLibrary1.NameSpace2.Class1) (完全修飾クラス名( ClassLibrary1.NameSpace2.Class1)) | 対象クラスの完全修飾名を入力します。 |
| メソッド名 | .NETで起動するメソッド名をこのフィールドに入力します。 |
| Value(s) to pass to the constructor (コンストラクターに渡す値) | [+]ボタンをクリックして、オブジェクトのコンストラクターに渡す値の行を1つ以上追加します。または、このテーブルを空のままにして、オブジェクトのデフォルトのコンストラクターを呼び出します。<br><br>有効は値は、使用するクラスに必要なパラメーターにする必要があります。 |
| Method Parameters (メソッドのパラメーター) | [+]ボタンをクリックして、メソッドに渡すパラメーターの行を1つ以上追加します。 |
| Output value target column (値を出力する対象カラム) | 値を入力する出力行のカラムをリストから選択します。 |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| Create a new instance at each row (各行で新しいインスタンスを作成する) | コンポーネントを通過する新しいインスタンスを各行で作成する場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| Method doesn't return a value (メソッドを起動しても値を返さない) | メソッドを起動し、処理を実行しても値を返さない場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| Returns an instance of a .NET Object (.NETオブジェクトのインスタンスを返す) | メソッドを起動して.NETオブジェクトのインスタンスを返す場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| Store the returned value for later use (返された値を後で使用するために保存する) | 後で別のtDotNETRowコンポーネントで再使用するために、メソッドで返された値を保存する場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |

## グローバル変数

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | NB\_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。<br><br>ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは、.NETオブジェクトとの統合に利用します。<br><br>このコンポーネントを使用するには、まず、ランタイムDLLをインストールする必要があります。たとえば、WIndows 32ビット版の場合は*janet-win32.dll*、Windows 64ビット版の場合は*janet-win64.dll*を、対応するMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージからインストールします。このコンポーネントをインストールすると、依存DLLでの*UnsatisfiedLinkError*のようなエラーを防ぐことができます。<br><br>したがって、ランタイム、および呼び出すDLLが依存する他のDLLすべてを確実にインストールします。またそれらのバージョンが統一されていることをご確認ください。<br><br>情報メモ注:<br><br>必要なDLLは、使用するJavaランタイムの*System32*フォルダーまたは*bin*フォルダーにインストールできます。このコンポーネントを使ってジョブをエクスポートしてTalend Studio外部で実行する必要がある場合は、対象のランタイムコンテナーを指定してください。それには、*-Djava.library.path*引数を適宜設定します。 Talend ソリューションとESBを使用するユーザーの場合、このコンポーネントを使ってESB Runtimeでジョブを実行するには、ランタイムDLLを%KARAF\_HOME%/lib/wrapper/ディレクトリーにコピーする必要があります。 |

**関連概念**

[Talendにおける.NETの使用](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/dotnet/tdotnetinstantiate-tdotnetrow-tlogrow-tdotnetrow-tlogrow-utilizing-.net-in-talend-standard-component-this)