# 機密データの暗号化と解読

このシナリオでは2つのジョブを使います。最初のジョブで、姓、郵便番号、生年月日を暗号化します。2番目のジョブで、暗号化された機密データを解読します。

## 暗号化ジョブの設定

### 手順

1. [Palette] (パレット)から、tFixedFlowInput、tDataEncrypt、tFileOutputDelimitedをデザインワークスペースにドロップします。
2. [Row] (行) &gt; [Main] (メイン)リンクを使って、tFixedFlowInputをtDataEncryptに接続させます。
3. [Row] (行) &gt; [Main] (メイン)リンクを使って、tDataEncryptをtFileOutputDelimitedに接続させます。

### タスクの結果

![tFixedFlowInputコンポーネント、tDataEncryptコンポーネント、tFileOutputDelimitedコンポーネントを使ったジョブ。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/tdataencrypt-encrypting-data.png)

## tFixedFlowInputを使用してサンプルデータをロードする

### 手順

1. tFixedFlowInputコンポーネントをダブルクリックして、[基本設定を開きます。
2. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックし、ダイアログボックスの[+]ボタンを使ってカラムを追加します。

   ![tFixedFlowInputコンポーネントのスキーマ。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt2.png)

   この例ではカラムが4つ追加されています。

   この例ではカラムが4つ追加されています。
3. [Component] (コンポーネント)ビューの[Mode] (モード)エリアで[Use Inline Content (delimited file)] (インラインコンテンツを使用: 区切りファイル)を選択し、[Content] (コンテンツ)フィールドを表示します。
4. [Content] (コンテンツ)テーブルに、暗号化するデータを入力します。
   ```
   HENRY;ACHIM;61571;12-12-1945
   GRAHAM;ADAH;13231;02-11-1988
   JENKINS;PAUL;16899;01-08-1999
   LIMA;ADALBERT;60882;20-10-2000
   ALVAREZ;OCTAVIA;2150;18-09-1962
   WEBB;ERIK;33697;09-09-1977
   ```

   ![tFixedFlowInputコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt1.png)

## 暗号化操作を設定する

### 手順

1. tDataEncryptコンポーネントをダブルクリックして基本設定を開きます。
2. [Sync column] (カラムを同期)をクリックし、前のコンポーネントからスキーマを取得します。
3. [Secret method] (シークレット方式)リストで、[Cryptographic file] (暗号化ファイル)を選択します。
4. [Password] (パスワード)フィールドに、暗号化ファイルの暗号化に使うパスワードを入力します。
5. [Cryptographic file path] (暗号化ファイルパス)に、生成する暗号化ファイルへのパスを二重引用符で囲んで入力します。
6. ![\[Generate cryptographic file\] (暗号化ファイルを生成)アイコン](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/routine_generate.svg)をクリックして暗号化ファイルを生成し、入力データの暗号化に使う方式を選択します。
7. [Encryption] (暗号化)テーブルで、暗号化するカラムに該当するチェックボックスをオンにします。
8. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックします。
9. 暗号化するカラムのタイプをStringに変更して[OK]をクリックします。

   ![入力スキーマと出力スキーマの例。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt4.png)
10. プロンプトが表示されたら、変更をプロパゲートします。

    ![tDataEncryptコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt3.png)

## 暗号化による機密データの保護

### 手順

1. tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、基本設定を開きます。
2. [File Name] (ファイル名)フィールドに、暗号化するデータの保存先となるファイルへのパスを設定するために使われます。

   ![tFileOutputDelimitedコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt5.png)
3. F6を押してジョブを保存し、実行します。

### タスクの結果

生成されたファイルを見ると、選択されたカラムのデータがAED標準で暗号化されていることがわかります。 ![暗号化済みデータの結果。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdataencrypt6.png)

## 解読ジョブの設定

### 手順

1. [Palette] (パレット)から、tFileInputDelimited、tDataDecrypt、tFileOutputDelimitedをデザインワークスペースにドロップします。
2. [Row] (行) &gt; [Main] (メイン)リンクを使って、tFileInputDelimitedをtDataDecryptに接続させます。
3. [Row] (行) &gt; [Main] (メイン)リンクを使って、tDataDecryptをtFileOutputDelimitedに接続させます。

### タスクの結果

![tFileInputDelimited、tDataDecrypt、tFileOutputDelimitedコンポーネントを使うジョブ。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/tdatadecrypt-job-decrypting-back.png)

## tFileInputDelimitedを使用してデータをロードする

### 手順

1. tFileInputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、基本設定を開きます。
2. [File name/Stream] (ファイル名/ストリーム)フィールドで、暗号化するデータが含まれているファイルへのパスを指定します。

   ![tFileInputDelimitedコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdatadecrypt2.png)
3. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックし、ダイアログボックスの[+]ボタンを使ってカラムを追加します。

   ![tFileInputDelimitedコンポーネントのスキーマ。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdatadecrypt3.png)

   この例では、文字列型のカラムが4つ追加されています。

   この例では、文字列型のカラムが4つ追加されています。

## 復号処理の設定

### 手順

1. tDataDecryptコンポーネントをダブルクリックして基本設定を開きます。
2. [Sync column] (カラムを同期)をクリックし、前のコンポーネントからスキーマを取得します。
3. プロンプトが表示されたら、変更をプロパゲートします。
4. [Secret method] (シークレット方式)リストで、[Cryptographic file] (暗号化ファイル)を選択します。
5. [Password] (パスワード)フィールドに、データ暗号化の操作時にファイルの暗号化に使うパスワードを入力します。
6. [Cryptographic file path] (暗号化ファイルパス)に、入力データの暗号化に使う暗号化ファイルへのパスを二重引用符で囲んで入力します。
7. [Decryption] (暗号化)テーブルで、解読するカラムに該当するチェックボックスをオンにします。

   ![tDataDecryptコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdatadecrypt4.png)

## 暗号化された機密データの解読

### 手順

1. tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、基本設定を開きます。
2. [File Name] (ファイル名)フィールドに、解読するデータの保存先となるファイルへのパスを設定するために使われます。

   ![tFileOutputDelimitedコンポーネントの設定。](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/Resources/images/use_case_tdatadecrypt5.png)
3. F6を押してジョブを保存し、実行します。

### タスクの結果

生成されたファイルを見ると、選択されたカラムのデータが解読されていることがわかります。

```
HENRY;ACHIM;61571;12-12-1945
GRAHAM;ADAH;13231;02-11-1988
JENKINS;PAUL;16899;01-08-1999
LIMA;ADALBERT;60882;20-10-2000
ALVAREZ;OCTAVIA;2150;18-09-1962
WEBB;ERIK;33697;09-09-1977
```