# tBatchAddressRowCloud

バッチ処理を使用してアドレスデータを解析し、他のソフトウェアをインストールすることなく、フォーマッティングされたアドレスをすばやく正確に取得します。

アドレスデータは、バッチサービスをサポートしているプロバイダー(LoqateやMelissaDataなど)から得た最新のオンライン参照データに照らして訂正されます。tBatchAddressRowCloudは欠落しているアドレスデータ(国名や郵便番号など)の代替データを提案し、アドレスは他のエレメント(緯度や経度など)でエンリッチ化されます。tAddressRowCloudと比較した場合のこのコンポーネントの利点は、大量のデータを処理する際にパフォーマンスが向上することです。

tBatchAddressRowCloudは、入力ストリームから複数のファイル(バッチ)にアドレスを分割し、オンラインバッチサービスを使用して各ファイルのアドレスを検証し、フォーマッティングします。

デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、[機能マネージャーを使って機能をインストール](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/install-features-to-talend-studio)をご覧ください。

## tBatchAddressRowCloudの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtBatchAddressRowCloudを設定するために使われます。

標準のtBatchAddressRowCloudコンポーネントは、データクオリティファミリーに属しています。

このコンポーネントは、Talend Data Management Platform、Talend Big Data Platform、Talend Real-Time Big Data Platform、Talend Data Services Platform、Talend Data Fabricで利用できます。

## 基本設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| スキーマ | <ul> <li> <p>スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語の<kbd>line</kbd>を避けます。</p> </li> <li> <p> <span>[Built-in] (組み込み)</span>: そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。</p> </li> <li> <p> <span>[Repository] (リポジトリー)</span>: スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。</p> </li> </ul> |
| [Edit Schema] (スキーマを編集) | [...]ボタンをクリックして、アドレスデータの入力スキーマと出力スキーマを定義します。<br><br>tBatchAddressRowCloudの出力スキーマにより、 [VerificationLeve]カラムを含む処理されたアドレスの検証ステータスを提供する、読み取り専用のアドレスカラムがいくつか提案されます。このカラムの検証レベルは Talend によって定義されます。詳細は、[tAddressRowCloudのアドレス検証レベル](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/address-standardization/taddressrowcloud-taddressrowcloud-address-verification-levels-in-taddressrowcloud-standard-component-enterprise-the)をご覧ください。<br><br>また、ジョブの実行時、コンポーネント基本設定で選択するアドレスプロバイダーによっては一部の出力カラムが空の場合があります。 |
| [Address Provider] (アドレスプロバイダー) | アドレスの検証とフォーマット化を行う参照データのプロバイダーを一覧から選択します。<br><br>アドレスプロバイダーの一覧には、LoqateとMelissaDataが含まれています。 |
| [Default Country] (デフォルトの国) | データの解析時にISO 3166-1 alpha-3コードを使用する国名を選択し、入力レコードに識別可能な国が見つからない場合は、その国名を指定します。 |
| [License/API key] (ライセンス/APIキー) | リストから選択したアドレスプロバイダーが提供するライセンスまたはAPIキーを入力します。<br><br>キーを入力し、フィールドの横にある[…]ボタンをクリックします。<br><br>プロバイダーのWebサイトにアクセスし、ライセンス/APIキーを登録し、取得する必要があります。 |
| [Batch job name] (バッチジョブ名) | 生成されてLoqateサーバーに保存するバッチファイルに、引用符で囲んだ名前を入力します。これらのファイルには、バッチ処理の結果が保持されます。<br><br>このオプションは、選択したアドレスプロバイダーがLoqateである場合のみ表示されます。 |
| [Number of rows in each batch file] (各バッチファイルの行数) | 各バッチファイルでグルーピングするアドレスレコードの数を入力します。<br><br>このオプションは、選択したアドレスプロバイダーがLoqateである場合のみ表示されます。<br><br>情報メモ注: 選択されたアドレスプロバイダーがMelissaDataの場合、各バッチファイルに100行が送信されます。 |
| [Loqate website login] (Loqate Webサイトのログイン) | Loqateによって提供されるログインを入力します。<br><br>このオプションは、選択したアドレスプロバイダーがLoqateである場合のみ表示されます。 |
| [Loqate website password] (Loqate Webサイトのパスワード) | Loqateによって提供されるパスワードを入力します。<br><br>このオプションは、選択したアドレスプロバイダーがLoqateである場合のみ表示されます。 |
| [Processing Mode] (処理モード) | このオプションはLoqateプロバイダーにしか適用されません。<br><br>使用するアドレス検証のモードをリストから選択します。<br><br>[Verify and Geocode] (検証とジオコード) (デフォルトで選択済み): このモードでは、アドレスが標準化および修正されて、緯度と経度の情報が追加されます。<br><br>情報メモ注: アドレスの確認とジオコーディングを組み合わせると、追加のクレジットが使用されます。詳細は、[Loqateの価格設定(英語版)](https://loqate.com/en-us/pricing/)をご覧ください。<br><br>-[Verify only] (検証のみ): このモードでは、アドレスが標準化および修正されて、緯度と経度の情報は追加されません。<br><br>このオプションは、選択したアドレスプロバイダーがLoqateである場合のみ表示されます。 |
| [Input Mapping] (入力マッピング) | [Address field] (アドレスフィールド): テーブルに行を追加し、入力アドレスを保持するフィールドを定義済みのアドレスリストから選択します。<br><br>tBatchAddressRowCloudでは、一部の国のアドレスのストラクチャーは他の国よりも複雑なため、アドレスフィールドの長いリストを提供します。入力フィールドの詳細は、[tLoqateAddressRowのアドレスフィールド](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/loqate-address-standardization/tloqateaddressrow-tloqateaddressrow-address-fields-in-tloqateaddressrow-standard-component-enterprise-some)をご覧ください。<br><br>[Input Column] (入力カラム): テーブルに行を追加し、入力アドレスを保持するカラムをリストから選択します。入力スキーマには、1つ以上のカラムを含めることができ、アドレスデータを表示しないカラムを含めることができます。 |
| [Use Additional Output] (追加の出力を使用) | このチェックボックスをオンにし、[Output Mapping] (出力のマッピング)を使って、さらに多くのアドレスカラムを出力スキーマに追加します。<br><br>[Address field] (アドレスフィールド): テーブルに行を追加して、出力したいその他の情報のフィールドを定義済みアドレスリストから選択します。<br><br>これらの定義済みアドレスフィールドは、[Address Provider] (アドレスプロバイダー)リストで選択したプロバイダーによって異なります。その他のアドレスリストの詳細は、プロバイダーのWebサイトをご確認ください。<br><br>[Output Column] (出力カラム): その他のアドレス情報を入れるカラムをリストから選択します。最初に[Edit Schema] (編集スキーマ)ボタンをクリックして、tBatchAddressRowCloud出力スキーマにこれらの追加のカラムを追加する必要があります。<br><br>tBatchAddressRowCloudは、アドレスフィールドの値を[Output Column] (出力カラム)の出力カラムにマッピングします。<br><br>入力カラムの正確な名前を持つ[Output Address] (出力結果アドレス)テーブルに出力カラムを1つ含める場合、入力カラムの値は、コンポーネントからの値で上書きされます。 |

## 詳細設定

| プロパティ | 説明 |
| --- | --- |
| [Use mockup mode (no credit consumption)] (モックアップモードを使用: クレジット消費なし) | このオプションを使用する前に、Loqateサーバーでバッチファイルを作成するには、少なくとも1回はジョブを実行する必要があります。<br><br>このオプションは、テスティングまたは開発のニーズに対応する目的でのみ使用されます。このオプションでジョブを実行することを選択した場合、バッチ処理に対して課金されることはありません。<br><br>このチェックボックスをオンにすると、以前に処理されたサーバーに保存済みのバッチファイルを出力として使用して、Loqateサーバーからの実行と応答をシミュレーションできます。<br><br>[Batch ID] (バッチ ID): ジョブの入力として使用するバッチファイルの識別コードを設定するために使われます。<br><br>[Loqate](https://account.loqate.com/Login/)にログインしてLoqateサーバーにアクセスすると、ファイル識別コードを取得できます。 |
| [tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |

## グローバル変数

| 変数 | 説明 |
| --- | --- |
| グローバル変数 | ERROR\_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。<br><br>Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。<br><br>フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。<br><br>変数の詳細は、[コンテキストと変数を使用](https://help.qlik.com/talend/r/ja-JP/8.0/studio-user-guide/contexts-and-variables)をご覧ください。 |

## 使用方法

| 使用方法のガイダンス | 説明 |
| --- | --- |
| **使用ルール** | このコンポーネントは、中間ステップです。入力フロート出力フローが必要になります。 |

**関連概念**

[バッチ処理を使い、クラウドで参照データと比較して住所を解析](https://help.qlik.com/talend/ja-JP/components/8.0/address-standardization/tbatchaddressrowcloud-tfixedflowinput-tfileoutputexcel-tfileoutputexcel-parsing-addresses-against-reference-data-in-cloud-using-batch-processing-standard-component-enterprise-this)