tJavaRowのようなカスタムコードコンポーネントでデータマッピングの仕様を使う
Talend Data Integrationのコンポーネント(tJavaやtJavaRowなど)では、選択したロジックを実装するカスタムコードを記述できます。このカスタムコードは、Talend Data Catalogで来歴を破損したり、すべてからすべてへの依存項目(デカルト積)を生成したりすることがあります。そのような結果を回避するため、コンポーネントの[Documentation] (ドキュメンテーション)タブでデータマッピング仕様を作成することをお勧めします。
データマッピングが含まれていなければカスタムコードごとに異なる結果が生じ、来歴が破損したりマッピングのデカルト積が形成されたりする可能性があります。下の図は、マッピングの仕様がない場合に起こりうるシナリオです。
このサンプルジョブでは、顧客が注文した数量をシンプルな条件付きでチェックするためにtJavaRowを使用します。
マッピングが定義されていなければ、このジョブはデカルト積になり、結果的に来歴が破損してしまいます。
データマッピングの仕様はコンポーネントの[Documentation] (ドキュメンテーション)タブに追加できます。
これによって、来歴の問題が解決されます: