コンテナ
コンテナーは、限られたスペースにビジュアライゼーションを追加することができるオブジェクトです。コンテナー内では、条件に基づいてビジュアライゼーションを表示または非表示にすることもできます。
使用に適しているケース
コンテナーは、画面の領域に制約のあるダッシュボードで、ビジュアライゼーション間を素早く切り替えられるようにする場合に役立ちます。コンテナーを使用し、以下の条件に基づいてさまざまなビジュアライゼーションを表示できます。
- どのユーザーがチャートにアクセスしているか。
- 変数値。
-
条件式での GetPossibleCount() 関数の使用によって項目が取りうる値の数。
コンテナーの作成
編集中のシートでコンテナーを作成することができます。
次の手順を実行します。
- アセット パネルから、Container (コンテナー) オブジェクトをシートにドラッグします。
- プロパティ パネルの [Content] (コンテンツ) で [Add] (追加) をクリックします。
-
[Master items] (マスター アイテム) でマスター ビジュアライゼーションを選択するか、[Charts] (チャート) でビジュアライゼーションの新規作成を選択します。
別の方法: 使用可能なビジュアライゼーションを、シートまたは [Master items] (マスター アイテム) から直接コンテナー上にドラッグして、コンテンツをコンテナーに追加することができます。
- プロパティ パネル内でチャートをドラッグして、タブの順序を設定します。
これで、追加したビジュアライゼーションごとに 1 つずつのタブが付いたコンテナーが作成されました。タブを切り替えて、異なるビジュアライゼーションを表示できます。
表示条件の追加
作成したタブに表示条件を追加することができます。
次の手順を実行します。
- プロパティ パネルの [Content] (コンテンツ) で、表示条件を追加するチャートをクリックします。
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[Show condition] でチャートの表示条件を追加します。通常、If() 関数を使用します。
「if - スクリプトおよびチャート関数」を参照してください。
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別の表示条件は異なるチャートに追加します。
これで、追加した条件の結果に応じて、チャートが表示または非表示になります。チャートの条件が True の場合は表示され、False の場合は非表示になります。
表示の制限
- コンテナー内に別のコンテナーを格納するマスター ビジュアライゼーションを使用することはできません。
- 1 つのコンテナーに同じマスター ビジュアライゼーションを 2 回追加することはできません。
- 同じセッション中に、シート間を移動するかブラウザを更新する場合にのみ、タブの選択が記憶されます。
- コンテナーにメジャーまたは軸をドロップする方法で、コンテナー内にチャートを作成することはできません。