データ ソースへの接続
Qlik Sense により、データが保管されている場所を問わず、さまざまな Qlik コネクターやその他のデータ接続タイプを使用してデータに接続することができます。
データ接続を作成する場合、データ接続は Qlik Sense に保存されます。そのため、よく使用するデータ ソースのデータをすばやく選択したり、ロードしたりできます。データベース、ソーシャル メディア データ、ローカル ファイル、リモート ファイル、Web ファイルに接続できます。
接続の作成
データ ソースからデータを選択するため、新しいデータ接続を作成するか、または保存したデータ接続を使用できます。以下より、データ接続を作成したり、保存したデータ接続にアクセスしたりできます。
-
データ マネージャーの [データの追加]。
新しいデータをアプリに即座に追加して、関連付けを簡単に作成できます。
詳細については、「アプリへのデータの追加」を参照してください。
-
データ ロード エディターの [データ接続]。
新規または既存のデータ接続からデータを選択するか、またはスクリプト エディターを使用してデータ接続からデータをロードします。既存のデータ接続を編集することもできます。
詳細については、「データ ロード エディターでのデータ ソースへの接続」を参照してください。
データ接続の種類
Qlik Sense により、データが存在する場所に関係なく、データにアクセスすることができます。Qlik Sense では、以下の種類のデータ接続を利用できます。Qlik ダウンロード サイトからコネクターをダウンロードして、Qlik Sense とともに使用することができます。
参照先:ダウンロード
これらのデータ ソースにアクセスするコネクターの多くは Qlik Sense に組み込まれており、他にもコネクターを追加することができます。各タイプのデータ接続には、構成が必要な特別の設定があります。
Qlik DataMarket
Qlik Sense Enterprise のみ。
ビジネス、経済、社会のデータだけでなく、現在と過去の気象データや人口統計データ、為替レートも選択できます。
Qlik DataMarket からのデータの追加については、「 からのデータの追加Qlik DataMarket」を参照してください。
データベース コネクター
Qlik Sense Enterprise のみ。
設定済みの ODBC データベース コネクターを使用し、ODBC データ ソースに接続します。
- Amazon Redshift
- Apache Drill
- Apache Hive
- Apache Phoenix
- Apache Spark
- Azure SQL
- Cloudera Impala
- Google BigQuery
- IBM DB2
- Microsoft SQL Server
- MongoDB
- MySQL Enterprise
- Oracle
- PostgreSQL
- Presto
- Sybase ASE
- Snowflake
- Teradata
詳しくは「データベース (英語のみ)」を参照してください。
ローカル ファイルまたはネットワーク ファイル
Qlik Sense Enterprise のみ。
ローカル ファイルまたはネットワーク ファイルに接続し、データを選択、ロードします。
ローカル ファイルおよびネットワーク ファイルの詳細については、「 ローカルおよびネットワークのファイル フォルダーからのファイルのロード」を参照してください。
DSN 経由の ODBC 接続
Qlik Sense Enterprise のみ。
データベース管理システム (DBMS) に接続します (ODBC 使用)。問題の DBMS の ODBC ドライバーをインストールし、データ ソース DSN を作成する。
詳細については、「ODBC」を参照してください。
REST
REST データ ソースに接続します。REST コネクターは REST データ ソース専用ではなく、REST API 経由で公開された任意のデータ ソースへの接続に使用できます。
Qlik REST Connector の詳細については、「REST (英語のみ)」を参照してください。
Salesforce
Qlik Sense Enterprise のみ。
Salesforce.com アカウントに接続します。
詳しくは「Salesforce コネクタ (英語のみ)」を参照してください。
SAP
Qlik Sense Enterprise のみ。
SAP NetWeaver からデータをロードします。
詳しくは「SAP NetWeaver で使用する Qlik コネクタ (英語のみ)」を参照してください。
Web ファイル
Qlik Sense Enterprise only
Web URL 上の Web ベース データ ソースに接続します。
詳細については、「 ローカルおよびネットワークのファイル フォルダーからのファイルのロード」を参照してください。
Web ストレージ プロバイダ コネクタ
Qlik Sense Enterprise only
Web ストレージ プロバイダから、ファイル ベースのデータに接続することができます。
- Dropbox
Web ストレージの詳細については、「Qlik Web ストレージ プロバイダ コネクタ (英語のみ)」を参照してください。
サードパーティ コネクタ
サードパーティ コネクターを使用して、Qlik Sense が直接サポートしていないデータ ソースに接続できます。サードパーティ コネクターには、QVX SDK を使用して開発されたもの、またはサードパーティ開発者製のものがあります。Qlik Sense の標準インストールにサードパーティ コネクターは含まれていません。
データ接続の保存場所
接続は、Qlik Sense Repository Service によってリポジトリ データベースに保存されます。Qlik Sense サーバー展開では、Qlik Management Console を使用してデータ接続を管理します。Qlik Management Console では、データ接続の削除やアクセス権の設定、その他のシステム管理タスクを実行できます。
Qlik Sense Desktop では、接続はすべて、暗号化なしでアプリに保存されます。
制限事項
データ接続 'DM' に名前を付けることはできません。この名前は、組み込み Qlik DataMarket コネクタによって予約済みです。