インサイト アドバイザーを使用した、データからのビジュアライゼーションの作成

インサイト アドバイザーは、データの探索とビジュアライゼーションの作成というエントリ ポイントを提供します。インサイト アドバイザーは、Qlik コグニティブ エンジンを使用し、項目やマスター アイテムだけでなく、チャート内の項目を使用するため機械学習した参照元に基づいてビジュアライゼーションを作成します。

新しいインサイト チャートとシートの既存のビジュアライゼーションを含め、インサイト アドバイザーを検索して、ビジュアライゼーションを表示することができます。インサイト アドバイザーは、データ セットを分析し、関心対象であると思われる内容のチャートを作成することでビジュアライゼーションのセットを生成することもできます。

データの追加、関連付け、テーブルの編集、項目の分類を行ってアプリ内のデータを変更すると、インサイト アドバイザーによって生成されたインサイト チャートが変化する場合があります。公開されたアプリでインサイト アドバイザーが開かれている場合、インサイト アドバイザーは、データ モデルの項目とマスター アイテムが軸、メジャー、数式でどのように使用されているかに着目します。インサイト アドバイザーは、他のアプリでインサイト チャートを作成する場合に、それまでのインタラクションから学習できます。

インサイト アドバイザーはキーボード ナビゲーションに対応しています。詳細については、「Qlik Sense のキーボード ナビゲーションとショートカット」を参照してください。

インサイト アドバイザーを使用できる場面

インサイト アドバイザーには以下の制限があります。

  • アプリが公開された場合、マスター アイテムのみ検索できます。

検索時の動作

検索クエリを入力すると、Qlik Sense では明示的に選択された項目を使用して、ビジュアライゼーションを戻します。Qlik Sense では、検索されている項目および検索されている値を含む項目を使用します。ビジュアライゼーションに項目をさらに追加する場合もあります。

インサイト アドバイザーでは以下を検索できます。

  • 項目名
  • 項目値
  • マスター アイテム

結果を生成するとき、インサイト アドバイザーはデータ モデルに着目するのに加え、アプリ内の既存のチャートとマスター アイテムにおいて項目がどのように使用されているかに着目します。インサイト アドバイザーは、インサイト チャートを非表示にし、項目を軸またはメジャーとして設定し、分析から項目を除外するために与えられた参照元を使用します。Qlik Sense Enterpriseでは、インサイト アドバイザーは、他の公開されたアプリで類似または同一のデータ モデルを使用している場合、そのアプリから学習した参照元を使用することもできます。

アプリ内のインサイト アドバイザー。

Insight Advisor displaying insight charts in an app.

A: 項目とマスター アイテム

インサイト チャートの作成に使用可能なアセット (項目およびマスター アイテム) です。項目にアクセスするには H をクリックし、マスター アイテムにアクセスするには é をクリックします。

B: インサイト検索フィールド

未公開アプリで、項目名または値、およびこれらの項目を使用するチャートを検索するためのマスター アイテム名を入力します。公開済みアプリで、マスター アイテム名を入力します。

C: インサイト チャート

インサイト アドバイザーで作成されたインサイト チャートです。インサイト アドバイザーは、結果の数を示し、見つかった結果の数、シート内の既存のチャートの数、およびインサイト アドバイザーによって新たに生成されたチャート数を示します。

インサイト チャートは、既存のシートまたはアプリの新規シートに追加できます。インサイト チャートは画像、PDF、またはチャートで使用されているデータが含まれた Excel スプレッドシートとしてダウンロードできます。

チャートを選択するか s をクリックすると、チャートを展開できます。

新規のインサイト チャートは、シートに追加できます。既存のインサイト チャートの場合、チャートの下部にあるシート名をクリックすると、そのページに移動できます。

インサイト チャートが適切でないと判断した場合は、そのチャートを非表示にして、その後の結果に含まれないようにすることができます。非表示にしたチャートは、判断が変われば、再表示したり、復元したりできます。

チャートを選択すると、チャートが展開されて選択できるようになります。選択は、表示されているすべてのインサイト チャートに適用されます。シートからチャート内で行った選択は、インサイト アドバイザーを開いたときにも保持されています。インサイト アドバイザーで作成されるチャートに選択が影響することはありません。ビジュアライゼーションの探索およびどのように選択するかについては、「探索 」を参照してください。

D:  プロパティ パネル

プロパティ パネルには、インサイト チャートの編集およびインサイト チャートで設定した参照元の変更を行うオプションが備えられています。

[基本プロパティ] では、非表示のチャート、およびインサイトを生成するために設定した参照元を表示および編集することができます。

[インサイト プロパティ] では、インサイト チャートの編集およびインサイト チャートの詳細の表示を行うことができます。チャートの作成に使用した [分析タイプ] を確認できます。ストーリー ツール パネルのストーリーテリング ビューで Helpをクリックします。[] または [メジャー] として使用される項目に加え、使用される集計を変更できます。[詳細] では、チャートが作成された理由を確認したり、チャートから学習した参照元を変更したりすることができます。

インサイト チャートの編集

インサイト チャートを編集するには、インサイト チャートを選択し、 Editをクリックして、[インサイト プロパティ] パネルのプロパティを変更します。

[] または [メジャー] として使用される項目に加え、使用される集計を変更できます。チャートに複数のメジャーまたは軸が含まれている場合は、それらをドラッグして順序を変更することができます。

チャートの編集において、シートにチャートを追加する場合、またはエディターを閉じた後に [学習] をクリックする場合、インサイト アドバイザーは、そのチャートの設定から学習することができます。インサイト アドバイザーでユーザーが設定した参照元は、そのユーザーによるインサイト アドバイザーのインスタンスにのみ適用されます。

[詳細] では、チャートが作成された理由、およびインサイト アドバイザーがチャートから学習した参照元に関する情報を確認できます。詳細を選択して、変更または拒否することができます。項目を軸またはメジャーとして設定することができます。今後の分析から項目を除外することもできます。

インサイト チャートの非表示

インサイト チャートを作成するときに、今後表示する必要のないチャートを非表示にすることができます。インサイト チャートを非表示にするには、チャートを右クリックして、 View[非表示にする] を選択します。[インサイト プロパティ] の [詳細] セクションからチャートを非表示にすることもでき、[このデータの組み合わせにはチャートを推奨] を選択して [チャートを非表示] をクリックします。

[基本プロパティ] で、現在の検索クエリから、非表示になっているチャートを表示することもできます。

インサイト チャートでの参照元の管理

インサイト アドバイザーで設定した参照元を、[基本プロパティ] に表示することができます。

[非表示されているチャート] には、現在のクエリで非表示にされているチャートが含まれています。クエリでチャートを再表示する場合は、 Show this chart againをクリックします。

[定義済みの設定] には、インサイト アドバイザーが学習した設定がすべて表示されています。設定を削除するには、 Delete.

インサイト アドバイザーを使用したビジュアライゼーションの作成

注:

インサイト アドバイザーからシートに追加したチャートは、アプリが最新情報に更新されるまでは、「生成された」チャートとして表示されます。

次の手順を実行します。

  1. アプリのシートで、[Insights] (インサイト) をクリックします。
  2. データの分析に基づいてチャートを生成するには、[Generate insights] (インサイトを生成) をクリックします。

  3. 特定のデータに基づいてチャートを生成するには、使用する項目およびマスター アイテムを選択します。

    使用可能なアセットのリストからデータを選択するか、検索フィールドを使用してアセットを名前で検索します。

  4. アプリにインサイト チャートを追加するには、次のいずれかを行います。

    • 現在のシートにチャートを追加するには、[Add to sheet] (シートに追加) をクリックします。
    • 特定のシートにチャートを追加するには、S をクリックしてシートを選択します。
    • 新しいシートにチャートを追加するには、S をクリックして [シートの新規作成] を選択します。

アプリにおけるインサイト アドバイザーの無効化

変数を追加してアプリを更新することで、アプリ内でのインサイト アドバイザーを無効にすることができます。公開されているアプリ (Qlik Sense Enterprise 内) または クラウド ハブ内のアプリインサイト アドバイザーを無効にすることによりPrecedents Service によるアプリからの参照元学習が回避されます。インサイト アドバイザーを無効にすることで、類似のデータ モデルを持つアプリで使用するデータ モデルとともに使用される集計、軸、およびメジャーをサービスは学習しなくなります。

次の手順を実行します。

  1. シート編集モードのアセット パネルで、[Ò] をクリックします。
  2. [新規作成] をクリックします。
  3. [名前] で、「DISABLE_INSIGHTS」と入力します。
  4. [定義] で、任意の値を入力します。
  5. [Close] (閉じる) をクリックします。
  6. アプリを更新します。