ドリルダウンレイヤーで可視マップデータを制御します

この例では、2 つのポイント レイヤーでドリル ダウンするトップレベル エリア レイヤーのマップを作成する方法を示します。

広い地理的領域に複数のデータ ポイントが分布するマップを作成する場合、ドリルダウン軸を使用してレイヤーを階層で表示することができます。レイヤーで選択を行うと、レイヤーに表示される軸がドリルダウン軸内の次の軸に変化します。これにより、マップ内の異なる選択レベルのデータを表示し、最も関連性の強い情報のみを表示することができます。

ここでは、米国の国立公園局の国家歴史登録材に登録された全史跡のリストを使用します。史跡のある都市をポイント レイヤーとしてマップに追加する場合、正確な位置をバブルに取り込みますが、データをよりよく編成すれば、より深く把握できるようになります。

Map with point layer.

では、別の場所に行く方法を計画するのに役立つように、特に空港を含む別のポイント レイヤーも追加したいという場合、どうすればこの情報の組織化を向上させることができるでしょうか。

この問題を解決するため、州のレイヤーを郡のレベルまでドリルダウンした米国のマップを作成します。郡のレベルまでドリルダウンすると、特定の州と周辺の州について、史跡と空港のある都市がデータ ポイントとしても示されます。

Map with drill down layer displaying counties in USA.

Map with drill down layer displaying counties in USA and cities and airports as data points.

データ セット

この例では、次の 2 つのデータのセットを使用します。

  • Federal listings: National Register of Historic Places listed properties from federal agencies (FED_LI_2015.xlsx)

    このデータ セットは国立公園局の国家歴史登録材から入手可能です。すべての歴史登録材、その場所、それに関連する連邦政府関係機関についてのデータが含まれています。

    FED_LI_2015.xlsx.

     

    このデータ セットを使用する場合、データを [データ マネージャー] にロードする前に次のようにデータを整理することをお勧めします。

    次の手順を実行します。

    1. データの最初にある空の行をすべて削除します。
    2. 行 6 と行 7 を単一のヘッダー行に変換します。
  • Airport data

    このテーブルには米国の空港のデータが含まれています。これは各空港の国際航空運送協会 (IATA) のコード、都市、および州または地域で構成されています。

    このデータを Qlik Sense にインポートするには、スプレッドシートに追加してから Qlik Sense にインポートするか、テーブルをこのヘルプ ページから Web ファイルとしてインポートします。

手順

Qlik Sense の新しいアプリへのデータ セットのロードが完了したら、マップの作成を開始できます。サンプルのマップを作成するには、次の作業を完了する必要があります。 

  1. ドリルダウン軸の作成。
  2. シートへのマップの追加。
  3. State-County エリア レイヤーの追加。
  4. State-City ポイント レイヤーの追加。
  5. State-Airport ポイント レイヤーの追加。
  6. Resource フィルター パネルの追加。

ドリルダウン軸の作成

最初に、3 つのドリルダウン軸を作成する必要があります。ここでは、State と項目 CountyCity、および Airport の関係を作成し、State レイヤーの州の選択完了後に CountyCity、および Airport レイヤーが表示されるようにします。

次の手順を実行します。

  1. シート表示で、ツール バーの [@ 編集] をクリックします。
  2. é をクリックして、マスター アイテムを表示させます。
  3. [] をクリックします。
  4. [新規作成] をクリックします。
  5. [ドリルダウン] をクリックします。
  6. 項目 State を軸に追加します。
  7. 項目 County を軸に追加します。
  8. [名前] の後に、State-County を入力します。
  9. [軸の追加] をクリックします。
  10. 項目 State を軸に追加します。
  11. 項目 City を軸に追加します。
  12. [名前] の後に、State-City を入力します。
  13. [軸の追加] をクリックします。
  14. 項目 State を軸に追加します。
  15. 項目 Airport を軸に追加します。
  16. [名前] の後に、State-Airport を入力します。
  17. [軸の追加] をクリックします。
  18. [完了] をクリックします。

シートへのマップの追加

次に、シートにマップを追加します。

次の手順を実行します。

  1. シート表示で、ツール バーの [@ 編集] をクリックします。

  2. アセット パネルから、空のマップをシートにドラッグします。

State-County エリア レイヤーの追加

最初に追加するレイヤーはエリア レイヤーで、ここで軸 State-County (州-群) をこのレイヤーに追加します。また、国を 'USA' (米国) に設定し、国のジョージア (グルジア) ではなく、ジョージア州にマッピングされるようにします。

次の手順を実行します。

  1. プロパティ パネルの [レイヤー] で、[レイヤーの追加] をクリックします。
  2. [エリア レイヤー] を選択します。
  3. [] で、[追加] をクリックして State-County (州-都市) を選択します。
  4. [場所] をクリックします。
  5. [場所の範囲] を [カスタム] に設定します。
  6. [] の後に「'USA'」(米国) を入力します。
  7. [行政区画 (レベル 1)] の後で State (州) を選択します。
  8. [] をクリックします。
  9. [] を [カスタム] に設定し、「軸ごと」を選択し、[100 色] を選択します。
  10. [固定色] を選択します。
  11. [Opacity ] (不透明度) スライダーを半透明に調整します。
  12. [@ 完了] をクリックします。

State-City ポイント レイヤーの追加

次に追加するレイヤーはポイント レイヤーです。一部の国では同名の都市が国内の異なる州に存在するため、State-City (州-都市) を軸として追加し、国を 'USA' (米国) に設定して State (州) をレベル 1 の行政区画として設定します。

次の手順を実行します。

  1. プロパティ パネルの [レイヤー] で、[レイヤーの追加] をクリックします。
  2. [エリア レイヤー] を選択します。
  3. [] で、[追加] をクリックして State-City (州-都市) を選択します。
  4. [場所] をクリックします。
  5. [場所の範囲] を [カスタム] に設定します。
  6. [] の後に「'USA'」(米国) を入力します。
  7. [行政区画 (レベル 1)] の後で State (州) を選択します。
  8. [] をクリックします。
  9. [] を [カスタム], に設定し、[単色] を選択し、色を選択します。
  10. [オプション] をクリックします。
  11. [レイヤー] 表示で、[表示可能なドリルダウン レベル] を [カスタム] に設定します。
  12. [State] (州) の選択を解除します。
  13. [@ 完了] をクリックします。

State-Airport ポイント レイヤーの追加

マップに追加する最後のレイヤーは、ポイント レイヤーです。このレイヤーに State-Airport 項目を軸として追加します。Qlik Sense では配置用に IATA コードを識別し、空港を漠然と都市に位置付けるのではなく実際の場所に位置付けます。

次の手順を実行します。

  1. プロパティ パネルの [レイヤー] で、[レイヤーの追加] をクリックします。
  2. [エリア レイヤー] を選択します。
  3. [] で、[追加] をクリックして State-Airport (州-都市) を選択します。
  4. [場所] をクリックします。
  5. [場所の範囲] を [カスタム] に設定します。
  6. [] の後に「'USA'」(米国) を入力します。
  7. [行政区画 (レベル 1)] の後で State (州) を選択します。
  8. [サイズと図形] をクリックします。
  9. [図形] で、[三角] を選択します。
  10. [] をクリックします。
  11. [] を [カスタム], に設定し、[単色] を選択し、色を選択します。
  12. [オプション] をクリックします。
  13. [レイヤー] 表示で、[表示可能なドリルダウン レベル] を [カスタム] に設定します。
  14. [State] (州) の選択を解除します。
  15. [@ 完了] をクリックします。

Resource フィルター パネルの追加

最後に、項目 Resource (リソース) を含むフィルター パネルをオプションで設定することができます。これにより、マップ内での選択時に選択可能な史跡のリストが用意されます。

次の手順を実行します。

  1. アセット パネルから、フィルター パネルをシートにドラッグ アンド ドロップします。
  2. [軸を追加] をクリックします。
  3. 項目 Resource を持つフィルター パネルを追加します。