3.1 SR2 より前のバージョンの Qlik Sense から Qlik Sense June 2017 以降へのアップグレード

Qlik Sense June 2017 以降のバージョンは同期持続性モデルには対応していません。3.1 SR2 より前のバージョンの Qlik Sense から Qlik Sense June 2017 以降にアップグレードし、同期持続性モデルから共有持続性モデルに移行するには、次の手順に従ってください。

警告: Qlik Sense 設定プログラムを使用して、3.1 SR2 より前のバージョンの Qlik Sense から Qlik Sense June 2017 以降へのアップグレードはできません。設定プログラムを使用してアップグレードしようとすると、エラーが発生します。
注: 新しいホスト名は、アップグレード前に使用していたものと同じにする必要があります。異なるホスト名を使用すると、証明書における不一致が生じてハブにアクセスできなくなります。前のホスト名は次の方法で確認できます。
- 証明書の名前を調べる
- C:\Programdata\Qlik\Sense\Host.cfg ファイルを確認する (文字列は based64 でエンコードされています)
Qlik Sense サイトの復元 の「ホスト名が異なるマシンへのセントラル ノードの復元」も参照してください。
  1. 既存の Qlik Sense 展開のバックアップを作成します。詳細は、現在実行しているバージョンの Qlik Sense のヘルプを参照してください。
  2. パスワードの変更を許可するように、設定で PostgreSQL の認証モードを変更します。

    1. Qlik Sense Repository Database サービスを停止します。
    2. ProgramData\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\<データベース バージョン>\pg_hba.conf にあるクライアント認証ファイルを開きます。
    3. IPv4 ローカル接続およびローカル ホストの複製のために、[ADDRESS] を 127.0.0.1/32 に変更し、[METHOD] を trust に変更します。
    4. [IPv6 ローカル接続] およびローカル ホストの複製のために、[ADDRESS] を ::1/128 に変更し、[METHOD] を trust に変更します。
    5. Qlik Sense Repository Database サービスを起動します。
  3. Qlik Sense Repository Database のパスワードを変更します。
    PostgreSQL コマンド ラインを使用してパスワードを変更するには、次の手順に従います。

    1. コマンド プロンプトを開き、ProgramFiles\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\<データベース バージョン>\bin に移動します。

    2. 次のコマンドを入力して、データベースに接続します。

      psql.exe -p 4432 -U postgres

    3. 次のコマンドを入力して新しいユーザー パスワードを設定します。

      ALTER USER qliksenserepository WITH PASSWORD '<newpassword>';

      パスワードの変更に成功すると、ALTER ROLE が表示されます。

    pgAdmin ツールを使用してパスワードを変更するには、次の手順に従います。

    1. [pgAdmin] を起動して Qlik Sense Repository Database に接続します。

    2. 左側のパネルでツリーを展開し、[ログインロール] > [qliksenserepository] の順にクリックします。
    3. [qliksenserepository] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
    4. [定義] タブをクリックして [パスワード] を入力します。

  4. 認証を要求するため、設定で PostgreSQL の認証モードをリセットします。

    1. Qlik Sense Repository Database サービスを停止します。
    2. ProgramData\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\<データベース バージョン>\pg_hba.conf にあるクライアント認証ファイルを開きます。
    3. [METHOD] を [md5] に戻します。
    4. Qlik Sense Repository Database サービスを起動します。

  5. データベース ダンプ ファイルを作成します。

    Qlik Sense がインストールされている場合:

    1. Qlik Sense Repository Database サービス以外のすべての Qlik Sense サービスを停止します。Qlik Sense Repository Database サービスが実行されていることを確認します。

    2. コマンド プロンプトを開き、PostgreSQL データベースがインストールされている場所に移動し、次のコマンドを入力します。

      • set PGUSER=postgres

      • set PGPASSWORD=[superuserpassword]

      • pg_dumpall.exe -p 4432 > [ダンプ ファイルのパス]

    Qlik Sense がアンインストールされている場合:

    1. PostgreSQL フォルダーを %ProgramData%\Qlik\Sense\Repository\PostgreSQL\9.6 から %ProgramData%\Qlik フォルダー以外の一時保存場所にコピーします。
    2. PostgreSQL Web サイトから PostgreSQL バージョン 9.6 をダウンロードし、インストールします。詳しくは、「PostgreSQL のインストールと構成」を参照してください。
    3. Microsoft Windows にコマンド プロンプトを開きます。
    4. PostgreSQLリポジトリ データベースがインストールされている場所に移動し (cd "%ProgramFiles%\PostgreSQL\9.6\data\bin")、次のコマンドを実行します。
      • pg_ctl.exe start -w -D "C:\SenseDB\9.6"
      • set PGUSER=postgres
      • set PGPASSWORD=password
      • pg_dumpall.exe > [ダンプ ファイルのパス]
      • pg_ctl.exe stop -w -D "C:\SenseDB\9.6"
  6. 以下のフォルダーでログとアプリケーション データのバックアップを作成します。
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Log
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Apps
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Repository\Content
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Repository\Extensions
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Repository\AppContent (可能な場合)
    • %ProgramData%\Qlik\Sense\Repository\SharedContent (可能な場合)
  7. Qlik Sense 環境をサポートしているコンテンツ (ロード スクリプトによって作成された QVD ファイルなど) が存在する場所すべてのバックアップを作成します。
  8. ファイル共有を作成します。ファイル共有の作成 を参照してください。
  9. ファイル共有で以下のサブフォルダーを作成します。

    • Apps
    • ArchivedLogs
    • CustomData
    • StaticContent
  10. 以下のコンテンツを同期持続性展開からファイル共有にコピーします。

    コンテンツ コピー元 コピー先サブフォルダー
    Apps ..\ProgramData\Qlik\Sense\Apps Apps
    ログ (オプション) ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\Archived Logs ArchivedLogs
    静的コンテンツ

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\AppContent

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\Content

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\DefaultContent

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\Extensions

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\DefaultApps

    ..\ProgramData\Qlik\Sense\Repository\SharedContent

    注: これらの各データ フォルダーは、StaticContent フォルダーのサブフォルダーとして追加する必要があります。
    StaticContent
  11. すべての Qlik Sense ノードが同期化されていることを確認し、Windows で Qlik Sense サービスを停止して、すべてのノードをオフラインにします。
  12. Qlik Sense をアンインストールします。証明書の設定を保持するため、アンインストール時に既定値を受け入れます。
  13. [コマンド プロンプト] のウィンドウで、Qlik_Sense_setup.exe ファイルを含むフォルダーに移動します。

  14. 次のコマンドを実行し、Qlik Sense をインストールして Qlik Sense Repository Database を復元します。
    Qlik_Sense_setup.exe databasedumpfile=<ダンプ ファイルへのパス>

    警告: ダンプ ファイルのパスは絶対パスとして入力する必要があります。相対パスを使用すると、インストールが正しく行われません。
  15. マルチノード展開で各リム ノードで Qlik Sense をアンインストールします。リム ノードでのアンインストール時に、Qlik Sense を完全にアンインストールするためのオプションを選択します。
  16. 各リム ノードに Qlik Sense をインストールします。
  17. QMC でリム ノードを接続し、各ノードを選択し、[再配布] ボタンをクリックします。