ファイル共有の作成
ファイル共有または共有フォルダーの作成は、Qlik Sense をインストールするために必要となる前提条件です。ファイル共有は Qlik のすべてのアプリケーション データを保存するために使用され、Qlik Sense サイト内のすべてのノードからアクセスできなければなりません。ファイル共有は、セントラル ノードと同じサーバーに作成することも、別のサーバーに作成することもできます。大規模なマルチノード サイトがある場合、レジリエンスとパフォーマンスを向上させるため、専用のサーバーにファイル共有を構成することをお勧めします。
別のサーバー上にファイル共有を作成する場合、セントラル ノードの場合と同じ手順に従うことができますが、Qlik サービスを実行するために使用するのと同じ Windows ドメイン ユーザーがファイル共有フォルダーに対する読み書きアクセス権を持っていなければなりません。
ファイル共有を作成して特定のユーザーとフォルダーを共有する手順:
- サーバー コンピューター上にローカル フォルダーを作成します。例えば、C:\ ドライブに QlikShare というフォルダーを作成します。
- フォルダーを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
- [共有] タブをクリックし、[共有] をクリックします。
- Windows のユーザー名を入力し、[追加] をクリックします。
- [権限レベル] 列で [読み書き] を選択し、[共有] をクリックします。
注: 確認画面に表示されるネットワーク パスは、後から共有持続性ストレージ フォルダーの設定中に使用するため、メモしておきます。ネットワーク パスの形式は、「\\server-name\QlikShare」となります。
選択したユーザー アカウントについて、フォルダー、サブフォルダー、ファイルの権限が完全制御に設定されていることを確認してください。
これを行うには、次の手順に従います。
- [セキュリティ] タブをクリックします。
- インストールに使用したいユーザー アカウントを選択します。
- [詳細設定] をクリックし、ユーザーに完全制御が割り当てられ、この権限がフォルダー、サブフォルダー、ファイルに適用されることを確認します。
- [有効なアクセス] タブをクリックし、[ユーザーの選択] をクリックしてユーザー アカウント名を入力します。
- [有効なアクセス許可の表示] をクリックして、ユーザーに完全制御を割り当てる [アクセス許可] 列にチェックを付けます。