Qlik Sense Mobile アプリへのマッシュアップの展開

Qlik Sense マッシュアップは、チャートやデータなどの Qlik Sense アプリのオブジェクトを含んだ Web ページです。Qlik Sense Enterprise hub で公開されている場合、マッシュアップには Qlik Sense Mobile アプリからもアクセス可能です。

Qlik Sense Mobile アプリでマッシュアップを使用する理由

Qlik Sense Mobile アプリでマッシュアップを使用すると、モバイル デバイスにおいて、高速にロードし、データ消費を削減できます。マッシュアップは一般に、Qlik Sense アプリよりもリソースの使用量が少なくて済みます。これは、Qlik Sense Mobile アプリにマッシュアップをロードするときに、Qlik Sense Enterprise サーバーから取得するデータが少なくなるということを意味します。

注: Qlik Sense Mobile アプリからマッシュアップにアクセスするには、Qlik Sense November 2018 以降が必要です。

Qlik Sense で公開されたマッシュアップのみに Qlik Sense Mobile からアクセスできます。Qlik Sense Mobile アプリでは、マッシュアップのリストが専用の [マッシュアップ] ストリームに表示されます。インストール済み Qlik Sense Enterprise のすべての公開マッシュアップは Qlik Sense Mobile アプリで表示できます。管理者は、Qlik Management Console でセキュリティ ルールを作成することにより、特定のユーザーへのアクセスを制限できます。参照先:Qlik Sense Mobile アプリでのマッシュアップへのアクセスの制限を参照してください。

非最適化および最適化マッシュアップ

Qlik Sense Mobile アプリで使用可能なマッシュアップは、非最適化タイプか最適化タイプです。

  • 非最適化マッシュアップは、開かれるたびに Qlik Sense サーバーから必要なデータを取得します。これにより、インストール済みの Qlik Sense Enterprise で非最適化マッシュアップが常に最新の状態に保たれるようにします。
  • 最適化マッシュアップでは、サーバー保存のデータよりもローカル保存のアプリ データを優先させることにより、モバイル デバイスでのデータ消費を削減します。最適化マッシュアップは、開かれると、ダウンロードしたアプリからローカル保存のデータを取り込みます。それから、ローカルに存在しないデータを Qlik Sense サーバーからロードします。マッシュアップは、デバイス上で必須データをすべて見つけることができると、サーバーからデータをロードしません。デバイス上で必須データのいずれかを見つけることができないと、サーバーからすべてのマッシュアップ データをロードします。最適化マッシュアップの場合、新しいデータがデバイス上に保存されることはありません。
注: オフライン アクセスでの Qlik Sense アプリのダウンロードは現在、iOS 用の Qlik Sense Mobile アプリでのみサポートされています。Android 用の Qlik Sense Mobile アプリの場合、マッシュアップでは必ず Qlik Sense サーバーから必須データをロードします。

最適化マッシュアップを有効にするには、「Qlik Sense Mobile のマッシュアップの設定 (英語のみ)」を参照してください。

Qlik Sense Mobile アプリでのマッシュアップへのアクセスの制限

Qlik Sense Mobile アプリでマッシュアップへのアクセスを特定のユーザーに制限するには、Qlik Sense Enterprise 管理者が Qlik Management Console (QMC) でセキュリティ ルールを設定する必要があります。

次の手順を実行します。

  1. QMC で、次の手順に従ってカスタム プロパティを作成します
    • 新しいカスタム プロパティに「StreamAccess」などの名前を設定します。
    • [リソース タイプ] セクションで、[エクステンション] および [ユーザー] のチェック ボックスをオンにしてカスタム プロパティをこれらのリソース タイプに適用します。
    • [] セクションで、「MyMashup」などの新しいカスタム プロパティ値を作成します。

    参照先: 「カスタム プロパティの新規作成」。

  2. 特定のユーザーにマッシュアップへのアクセスを許可するには、選択したユーザーにステップ 1 で作成したカスタム プロパティを適用します。QMC で、[ユーザー] セクションに移動し、[StreamAccess] 項目で「MyMashup」を追加することによってユーザーを編集します。
  3. 特定のユーザーにエクステンションへのアクセスを許可するには、選択したユーザーにステップ 1 で作成したカスタム プロパティを適用します。QMC で、[エクステンション] セクションに移動し、[StreamAccess] 項目で「MyMashup」を追加することによってエクステンションを編集します。
  4. 新しいストリームを作成します。そのストリームに、マッシュアップで使用されるデータを含んだ Qlik Sense アプリを追加します。
  5. ユーザーがマッシュアップにアクセスできないようにするには、次のようにしてエクステンション セキュリティ ルールに変更を加えます。
    • 既定のエクステンション セキュリティ ルールのコピーを作成します。
    • 条件 ((resource.name!="MyMashup")) を追加することにより、作成したコピー ルールを編集します。ここで、「MyMashup」はステップ 1 で作成したカスタム プロパティです。
    • 既定のエクステンション セキュリティ ルールを無効にして新しいルールを有効にします。

    参照先:Qlik Sense にインストールされているセキュリティ ルール

  6. エクステンション用のセキュリティ ルール ((user.@StreamAccess="MyMashup")) を作成して、特定のユーザーにすべてのエクステンションへのアクセスを許可します。参照先: 「セキュリティ ルールの作成」。

  7. 同じセキュリティ ルール ((user.@StreamAccess="MyMashup")) をステップ 4 で作成したストリームに適用して、特定のユーザーにそのストリームへのアクセスを許可します。 参照先:  「ストリームの編集」。

EMM 環境でのランディング ページとしてのマッシュアップの設定

Qlik Sense Mobile を Enterprise Mobile Management (EMM) 環境で管理する場合は、マッシュアップまたはマッシュアップ ストリームを Qlik Sense にアクセスするユーザーのランディング ページとして設定できます。ユーザーが Qlik Sense Mobile アプリを EMM 環境内で開き、Qlik Sense サーバーで認証すると、特定のマッシュアップまたはマッシュアップ ストリームが Qlik Sense ハブの代わりに開始ページとして開きます。

マッシュアップまたはマッシュアップ ストリームをランディング ページとして使用するには、次の手順に従います。

[Configuration Value] 項目に、次の値を入力します。

{"LandingPage":"/extensions/MyMashup/MyMashup.html", "DefaultStream":"MyMashup" }

ここで、

  • 「LandingPage」はランディング ページとして使用されるマッシュアップへのパスです。
  • 「DefaultStream」は Qlik Sense へのアクセス時にロードされる既定のストリームです。