Qlik Sense のシングル ノードへのインストール

Qlik Sense の基本的なインストールを行うには、シングル ノード上ですべての Qlik Sense サービスをインストールします。この種の展開は、夜間にデータのリロードが実施できる、単一タイムゾーンでの稼働に最適です。シングル ノード インストールが正しい選択かどうかを判断するには、展開の計画 を参照してください。

Qlik Sense のマルチ ノード展開の詳細については、マルチノード サイトでの Qlik Sense のインストール を参照してください。

インストールする前に:

  • まず、システム要件を満たしていることを確認します。

    参照先: Qlik Sense のシステム要件

  • 必要なポートが利用可能になっていることを確認します。

    参照先: ポート

  • 使用するブラウザーがサポートされていることを確認します。

    参照先: 対応ブラウザー

  • Qlik Sense サービスを実行するために必要なユーザー アカウントを用意します。

    参照先:ユーザー アカウント

  • Qlik SenseLEF を使用してサイトのライセンス付与とユーザー アクセスの割り当てを行い、ライセンス キーを使用可能にする方法について理解します。

    参照先:ライセンス

次の手順を実行します。

  1. Qlik Sense をインストールする予定のコンピューターに、 ローカルの Windows 管理者としてログインします。

    参照先:ユーザー アカウント を参照してください。

  2. Qlik Sense を設定する前に、ファイル共有を作成します。ファイル共有とは、Qlik Sense のすべてのアプリケーション データが保存された共有フォルダーのことです。
    1. 新しいフォルダーを作成します。
    2. フォルダーを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
    3. [共有] タブで [共有] をクリックします。
    4. フォルダーを共有する Windows ユーザーの名前を入力し、[追加] をクリックします。

      このフォルダーを Windows Qlik Sense 管理者および Windows Qlik Sense サービスのユーザーと共有します。詳細については、「ユーザー アカウント」を参照してください。

    5. [権限レベル] 列で [読み書き] を選択し、[共有] をクリックします。
      注: 確認画面に表示されるネットワーク パスをメモしておいてください。この情報は、Qlik Sense の設定中に入力します。ネットワーク パスの形式は、「\\server-name\QlikShare」となります。
  3. Qlik_Sense_setup.exe ファイルを www.qlik.com からダウンロードし、設定を開始します。
  4. 次の手順を実行します。

    1. ライセンス使用許諾に同意し、[次へ] をクリックします。
    2. [クラスターの作成または結合] 画面で [クラスターの作成] をクリックします。
    3. [ホスト名] 画面で Qlik Sense をインストール中のコンピューターの名前を入力し、[次へ] をクリックします。
    4. [共有持続性データベース接続設定] 画面で、ローカル リポジトリをインストールする場合には [ローカル データベースのインストール] チェック ボックスを選択し、既存のリポジトリ データベースに接続するのであればこのチェック ボックスの選択を解除したままにします。
    5. PostgreSQL のインストールと構成

      既存のリポジトリ データベースに接続する場合は、次の値を入力します。

      項目名
      [データベースのホスト名]リポジトリ データベースにフル URL を入力します。
      [データベースのポート] 4432
      [データベース ユーザー]

      データベースへのアクセスに使用するユーザー名を入力します。

      警告: ユーザー名「postgres」を入力しないでください。
      [データベースのユーザー パスワード]PostgreSQL データベース内のリポジトリ データベースにアクセスするためのデータベースのユーザー パスワードを作成します。

    6. [Database configuration] (データベースの構成) 画面で、[次へ] をクリックします。

      シングル ノード インストールの別のノードからの接続を許可するためにデータベース サービスを構成する必要はありません。

    7. [共有持続性ストレージ] 画面でファイル共有のパスまたは URL、例えば「\\<ドメイン>\QlikShare」を入力し、[次へ] をクリックします。ファイル共有はローカル フォルダーまたはリモート フォルダーとすることができます。
    8. [集中ログ] 画面で、集中ログを設定する場合は [集中ログの構成] チェック ボックスを選択したままにします。ログをファイルに書き込むようにするにはチェック ボックスをクリアします。すぐに集中ログを設定しなくても、ログ サービス ユーティリティを使用して後から設定することができます。Qlik Logging Service を参照してください。
    9. Qlik Sense にインストールされている新しいデータベースにログを書き込むには、[新規ログ データベース] をクリックします。次の値を入力して [次へ] をクリックします。

      項目名
      ログ ライターのパスワード ユーザー qlogs_writer のパスワードを作成して、集中 PostgreSQL データベースにアクセスします。
      ログ リーダーのパスワード

      ユーザー qlogs_reader のパスワードを作成して、集中 PostgreSQL データベースにアクセスします。

      Qlik Sense をインストールしている同じノードまたはほかのノード上にある既存のデータベースにログを書き込む場合は、[スタンドアロン型ログ データベース] をクリックします。次の値を入力して [次へ] をクリックします。

      項目名
      ホスト名 集中 PostgreSQL データベースのホスト名または IP を入力します。
      ポート

      4432

      ログ ライターのパスワード

      ユーザー qlogs_writer のパスワードを入力して、集中 PostgreSQL データベースにアクセスします。

      ログ リーダーのパスワード ユーザー qlogs_reader のパスワードを入力して、集中 PostgreSQL データベースにアクセスします。

      別のノードでロギング データベースを使用する場合は、インストールを続行する前に、これが新しい空のロギング データベースであることを確認してください。QLogs db がリモート データベースにすでに存在する場合、このスキーマは互換性がない可能性があります。
      参照先: PostgreSQL のインストールと構成

    10. [インストールの場所] 画面でインストール先を選択するか、Qlik Sense を C:\ ドライブの既定の場所にインストールし、[次へ] をクリックします。
    11. [リポジトリ データベースのスーパーユーザーのパスワード] 画面で、PostgreSQL リポジトリ データベースのスーパーユーザーのパスワードを入力します。パスワードを確認し、[次へ] をクリックします。

      ユーザー アカウント を参照してください。

    12. [サービス資格情報] 画面で、Qlik Sense サービスを実行するために使用するアカウントのドメイン、ユーザー名、パスワードを入力し、[次へ] をクリックします。

      注: 20 文字より長いユーザー名を入力する場合は、UPN 形式にし、完全なドメイン名を含める必要があります。例えば、「longusername@full.domain.name」のように入力します。
    13. [インストール準備完了] 画面で、必要に応じて、セットアップ完了時のデスクトップ ショートカットの作成および Qlik Sense サービスの自動起動について選択します。
    14. 注: [サービス資格情報] 画面でユーザー アカウント タイプにローカル システムを選択したものの、Qlik Sense サービスの稼動に専用のサービス アカウントを使用したい場合は、[インストール完了後、Qlik Sense サービスを起動する] の選択を解除してください。

    15. [Extension bundles] (拡張バンドル) セクションで、必要に応じて、拡張バンドルのインストールを選択します。次に、Qlik Sense インストールについて利用可能な拡張バンドルの一覧からインストールしたい拡張バンドルを選択します。
    16. 拡張バンドルは、後からいつでも Qlik Sense インストールに対して追加、削除できます。参照先:  拡張バンドル インストールの修正

    17. 拡張バンドルをインストールしない場合は、[インストール] をクリックします。そうでない場合は、[次へ] をクリックします。
    18. いずれかの拡張バンドルをインストールする場合は、拡張バンドル使用許諾契約書に同意します。[インストール] をクリックします。
  5. Qlik Sense が正しくインストールされたという旨のメッセージが表示されます。
  6. [完了] をクリックします。

  7. [サービス資格情報] 画面でユーザー アカウント タイプにローカル システムを選択したものの、Qlik Sense サービスの稼動に専用のサービス アカウントを使用したい場合は、ユーザー アカウント タイプを変更し、Qlik Sense サービスを手動で起動してください。「参照先 Qlik Sense サービスを実行するためのユーザー アカウントの変更」を参照してください。

Qlik Sense インストールのライセンスの準備が完了しました。

Qlik Sense のライセンス付与

Qlik Sense の使用を開始するには、サイトのライセンスを有効にする必要があります。

次の手順を実行します。

  1. QMC を開きます。

    QMC を初めて開くと、[サイト ライセンス プロパティ] 画面が表示されます。

  2. ライセンス認証ファイル (LEF) からライセンス情報を入力します。

    [サイト ライセンス] プロパティ グループには、Qlik Sense システムのライセンスに関連するプロパティが含まれています。 全項目が必須で、空欄のままにはできません。

    注: Qlik Cloud Services または Qlik Sense Enterprise on Kubernetes をセットアップする場合は、Qlik 代理店または Qlik サポートに連絡してセットアップのための有効なライセンスを入力してください。
    プロパティ名説明
    [所有者名]Qlik Sense 製品所有者のユーザー名。
    [所有者の組織]Qlik Sense 製品所有者が所属する組織の名称。
    [シリアル番号]Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられているシリアル番号。
    [コントロール番号]Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられているコントロール番号。
  3. [LEF アクセス] を展開し、[LEF を取得してライセンスをプレビュー] をクリックします。電子メールで LEF を受信した場合、情報をテキスト フィールドにコピー & ペーストすることができます。
  4. 注: シリアル番号またはコントロール番号が正しくなければ、[サーバーから LEF を取得できませんでした] というメッセージが表示されます。
  5. [適用] をクリックします。

    [ライセンス認証しました] というメッセージが表示されます。

  6. [閉じる] をクリックします。

Qlik Sense のサイト ライセンスが有効になりました。

ユーザー ディレクトリに接続し (オプション)、ユーザー アクセスまたはプロフェッショナル アクセスを割り当て、権限を設定する準備ができました。

ユーザー アクセスまたはプロフェッショナル アクセスの割り当て

ライセンスはユーザーベースまたはトークンベースのいずれかです。前者の場合、プロフェッショナル アクセスの割り当てがオプションで、後者の場合はユーザー アクセスの割り当てがオプションです。

ユーザーベースのライセンス

Qlik Sense ライセンスには、組織内のユーザーに Qlik Sense へのアクセスを許可するために使う多数のプロフェッショナル アクセスの割り当てが含まれています。

次の手順を実行します。

  1. QMC の [開始] メニューで [ライセンス管理] をクリックします。

    [ライセンス使用の概要] 画面が表示されます。

  2. [プロフェッショナル アクセスの割り当て] タブをクリックします。
  3. [+ 割り当て] ボタンをクリックします。

    [ユーザー] 画面が表示されます。

  4. アクセス権を与えるユーザーをリストから選択し、[割り当て] をクリックします。
    注: 使用可能な割り当て数が、指定されたユーザー数に対して不十分な場合には、[割り当て] が無効になります。

アクセス権を割り当てられたユーザーが [プロフェッショナル アクセスの割り当て] 概要テーブルに表示されます。

トークンベースのライセンス

取得した Qlik Sense のライセンスには、Qlik Sense へのアクセスを組織内のユーザーに割り当てるための多数のトークンが含まれています。

次の手順を実行します。

  1. QMC の [開始] メニューで [ライセンス管理] をクリックします。

    [ライセンス使用の概要] 画面が表示されます。

  2. [ユーザー アクセス割り当て] タブをクリックします。
  3. [+ 割り当て] ボタンをクリックします。

    [ユーザー] 画面が表示されます。

  4. アクセス権を与えるユーザーをリストから選択し、[割り当て] をクリックします。
    注: 選択したユーザー数に対して、割り当てることができるトークン数が十分でない場合は、[割り当て] が無効になります。

アクセス権を割り当てたユーザーが [ユーザー アクセス割り当て] 概要テーブルに表示されます。

追加の構成

Qlik Sense をインストールした後、次のことができます。

  • マルチノード サイトでのレジリエンスとパフォーマンスを向上させるため、QMC で負荷分散ルールを作成する。詳しくは、「負荷分散」を参照してください。
  • ホワイト リストに独自のホスト名を追加するために、仮想プロキシの高度な設定を構成する。詳しくは、「ホスト ホワイト リスト」を参照してください。
  • ユーザー ディレクトリからユーザーを取得するためにユーザー ディレクトリ コネクターを構成する。詳しくは、「ユーザー インポート (UDC)」を参照してください。

Qlik Sense の使用を開始する準備ができました。参照先:はじめに

拡張バンドル インストールの修正

拡張バンドルは、いつでも Qlik Sense 展開に対して追加または削除できます。マルチノード インストールの場合、拡張バンドルはセントラル ノードにインストールされています。

ヒント: Qlik Management Console (QMC) の [Extenstion] (拡張機能) セクションをチェックすることで、どのエクステンションが展開内にインストールされているかを確認できます。

次の手順を実行します。

  1. [コントロール パネル] の [プログラムと機能] を開きます。
  2. プログラムの一覧の中から、修正する拡張バンドルをダブルクリックします。
  3. [Extension Bundle Setup Wizard] (拡張バンドル設定ウィザード) が開きます。[次へ] をクリックします。
  4. [Change] (変更) を選択します。
  5. [Custom setup] (カスタム設定) 画面でバンドルのアイコンをクリックし、バンドル インストールをどう修正するかを選択します。
    • バンドルがインストールされている場合、[Entire feature will be unavailable] (機能全体が使用できなくなります) を選択してそのバンドルをアンインストールします。
    • バンドルがインストールされていない場合、[Entire feature will be installed on local hard drive] (機能全体をローカル ハード ドライブにインストール) を選択し、バンドルをインストールします。

    [次へ] をクリックします。

  6. [Change] (変更) をクリックします。
  7. 設定の修正が完了したら、メッセージにしたがって Qlik Sense Repository Service を手動で再起動します。
  8. [完了] をクリックし、[Extension Bundle Setup Wizard] (拡張バンドル設定ウィザード) を終了します。
  9. 手動で Qlik Sense Repository Service を再起動し、変更を有効にします。

QMC の [Extensions] (拡張機能) セクションをチェックすることで、変更が正しく適用されていることを確認できます。