エンタープライズ展開の例

ここに示すシナリオは、小規模、中規模、大規模、および特大規模の Qlik Sense エンタープライズ展開の例です。Qlik Sense の展開はそれぞれ異なり、これらの例は特定のワークロードに対して適切なリソースをおおまかに示すことだけを目的としたものです。ここに示す数値は柔軟なもので、成長に対応するため、また必要なピークを処理できるように、余分な処理能力を確保しています。これは展開に最大の制限を設定することを意図したものではありません。

属性が以下の数値よりもはるかに大きい場合 (例えば、リロードやアプリが多い)、Qlik のパートナーに連絡し、フルサイズのエクササイズを実施してください。スケーラビリティとパフォーマンスに関する詳細は、「パフォーマンス」を参照してください。

以下の表に、各タイプの展開の例について、基本的なパフォーマンスの情報を示します。

  シングル ノード (小規模) マルチノード (中規模) マルチノード (大規模) マルチノード (特大規模)
アプリ 50 100 1000 1000
1 日あたりのアクティブなアプリ数 25 50 125 125
総ユーザー数 (UDC から) 500 1000 50000 50000
同時ユーザー数 (= 同時間内のアクティブなユーザー数) 50 100 500 1000

平均アプリ サイズ (ギガバイト単位)

 

0.1 0.1 0.1 0.1
アプリの最大サイズ: (ギガバイト単位) 1 2 5 5
コンテンツ作成 (1 時間あたりのオブジェクト数) 20 40 50 50
1 時間あたりのリロード数 10 20 400 400
注:  これらの数値はガイダンスとして使用できる例ですが、Qlik Sense 展開の構成方法によって異なることがあります。

シングル ノード (小規模)

この例では、すべてのサービスが同一サーバー上で実行されるよう構成された小規模のシングルノードの Qlik Sense 実稼働展開を示します。

Single-node site small

マルチノード (中規模)

この例では、3 つのノードで構成される一般的な中規模のマルチノード Qlik Sense 実稼働展開を示します。

  • セントラル ノード/リロード ノード
  • 2 つのカスタマー ノード

この構成では、リポジトリ データベース (PostgreSQL) とファイル共有が、セントラル ノード上の他の Qlik Sense サービスと一緒にインストールされています。2 つの専用のカスタマー ノードを備えています。

Multi-node site medium

マルチノード (大規模)

この例では、リロードとユーザー ロードの両方を拡張できる、一般的な大規模マルチノード Qlik Sense 実稼働展開を示します。この展開は、以下のノードで構成されています。

  • アクティブ セントラル ノード/リロード ノード
  • パッシブ セントラル ノード/リロード ノード
  • 4 つのカスタマー ノード
  • 1 つの開発者ノード

この構成例では、リポジトリ データベース (PostgreSQL) とファイル共有はそれぞれ別の専用サーバーにインストールされています。

Multi-node site large

アクティブおよびパッシブ セントラル ノードには、すべてのサービスがインストールされている必要があります。ユーザー トラフィックを処理するようにカスタマー ノードにプロキシ サービスを構成します。また、管理トラフィックを処理するようにアクティブ/パッシブ セントラル ノードの双方にプロキシ サービスを構成します。

注: 一度にアクティブにできるのは 1 つのセントラル ノードだけで、もう一方のノードはパッシブのままになります。ただし、セントラル ノードがアクティブ ステートかパッシブ ステートかに関係なく、スケジューラ サービスは常にアクティブです。

マルチノード (特大規模)

この例では、7 つのカスタマー ノードで構成され、リロードとユーザー ロードの両方を拡張できる、特大規模のマルチノード Qlik Sense 実稼働展開を示します。2 つのノードは大規模アプリ専用、3 つのノードは中規模アプリ専用、2 つのノードは小規模アプリ専用です。セキュリティ ルールおよびカスタマイズした負荷分散ルールを各カスタマー ノードに構成し、処理できるアプリのサイズを制限することができます。

ただし、システムで引き続きロードに対処できるように、いくつかのアプリをメモリにプリロードすることができます。例えば、ピーク時間帯でも 2 秒未満でロードできるように、すべての中規模アプリと大規模アプリをプリロードしておくことができます。アプリのプリロードの詳細については、「App preload - a cache warmer (英語のみ)」 (アプリのプリロード - キャッシュ ウォーマー) を参照してください。

注: 非常に大規模な展開では、アプリケーションを展開することでリソースに負荷が集中します。そのため、アプリの展開専用の別個の展開を用意するのが適切です。開発者ノードと消費者ノードを同じ展開内に配置する方法を選択する場合は、開発者ノードに対して適切な制限が確実に設定されるようにしてください。これには、ロード時間、ハイパー キューブ タイムアウト、RAM 容量などが含まれます。

この展開は、以下のノードで構成されています。

  • アクティブ セントラル ノード/リロード ノード
  • パッシブ セントラル ノード/リロード ノード
  • 7 つのカスタマー ノード
  • 2 つの開発者ノード

アクティブおよびパッシブ セントラル ノードには、すべてのサービスがインストールされている必要があります。ユーザー トラフィックを処理するようにカスタマー ノードにプロキシ サービスを構成します。また、管理トラフィックを処理するようにアクティブ/パッシブ セントラル ノードの双方にプロキシ サービスを構成します。

注: 一度にアクティブにできるのは 1 つのセントラル ノードだけで、もう一方のノードはパッシブのままになります。ただし、セントラル ノードがアクティブ ステートかパッシブ ステートかに関係なく、スケジューラ サービスは常にアクティブです。