Heatmap chart エクステンション

ヒートマップ チャート (Heatmap chart) には、値をチャート内の色パターンとして表現した比較データが表示されます。ヒートマップを作成することにより、いくつかのソースからの要素を組み合わせて情報を瞬時に伝達することができます。これは、Visualization bundle に含まれています。

ヒートマップでは、値が色で置き換えられるため、全体として大量のデータを表示することができます。濃淡による色分け形式により、データの概要を分かりやすく示すことができます。

ヒートマップには、軸が 2 つとメジャーが 1 つ必要です。2 つ目のメジャーは任意です。このチャートは、色分けされたタイルによりテーブル形式で表示されます。最高値と最低値が軸の各列に示されます。中間の値は、平均を中心にして色のグラデーションで示されます。

使用に適しているケース

ヒートマップ チャートには、大量の比較データの要約が視覚的に表示されます。情報は色パターンで表され、単一のチャートでほとんど瞬間的に情報が伝達されます。ヒートマップは、次の場合にも役立ちます。

  • 会社、市場、または投資間の成績を比較する。
  • ビジネスの部門間の成績レベルを識別する。
  • 投資の優先順位を設定し、関心領域を目立たせる。
  • 膨大な統計データとデータ セットを表現する。
  • Web サイトとのユーザーの相互作用を測定する。
  • 場所、人々、成績、または仕事を評価および類別する。

ヒートマップ チャートの作成

ヒートマップ チャートは、編集中のシートで作成できます。

次の手順を実行します。

  1. アセット パネルの [カスタム オブジェクト] > [Visualization bundle] から、Heatmap chart オブジェクトをシートにドラッグします。
  2. 一番上の [軸を追加] ボタンをクリックし、軸を選択します。
  3. 下の [軸を追加] ボタンをクリックし、2 つ目の軸変数を選択します。
  4. [メジャーを追加] ボタンをクリックして、チャートのメジャーを選択します。

軸とメジャーを選択すると、ヒートマップ チャートが表示されます。

Examples:

A heatmap displaying results using colors only.

色のみを使用して結果を表示したヒートマップ。

A heatmap with grid layout, data, and labels.

グリッド レイアウト、データ、ラベルを含んだ場合の上記と同じヒートマップ。

チャートの外観の変更

囲み選択ツールの使用

囲み選択ツールにより、周囲の境界線をトレースすることによって、さらに詳しく調べたい特定の領域を 2 次元的に選択できます。

その後そのアウトラインが消えたら、対象領域内の別の囲みをトレースできます。

次の手順を実行します。

  1. メイン表示項目でヒートマップを開きます。編集モードで作業している場合は、[Done] をクリックします。
  2. タイル上でカーソルをクリックし、マウス ボタンを押したまま、さらに詳しく調べたいチャートの領域のアウトラインをクリックします。
  3. アウトラインをその始点まで伸ばして閉じます。このチャートには、自動的にズームインして、アウトラインを引いた領域のみが表示されます。

Examples:

Heatmap with border traced out with the lasso tool.

境界線は、囲みツールを使用し、緑で色付けして、領域の周囲でトレースされます。

Heatmap showing a selection picked using lasso tool.

選択が完了すると、ズームインされたアウトライン領域のみがチャートに表示されます。

軸選択オプションの使用

軸ラベルをクリックしてどちらかの軸の 1 列のタイルまたは 1 行のタイルを選択するか、1 つのタイルをクリックして 2 軸を選択することができます。選択すると、選択した行、列、またはタイルのみがチャートに表示されます。

配色の変更

チャートの配色方法は、4 つの定義済みのオプションから選択することによって変更できます。

次の手順を実行します。

  1. プロパティ パネルで [スタイル] > [Design] をクリックします。
  2. [配色] で配色を選択します。

    The different colour gradients that can be used in heatmaps.
ヒートマップでは、さまざまな色のグラデーションを使用できます。

ラベルの色の変更

ラベルはテキストまたは画像要素で、すべてのチャートの任意の位置に配置可能です。プロパティ パネルの [スタイル] > [ラベルの色] で、独自のラベルの色を設定できます。[ラベルの色] ボックスをクリックし、グラデーションの色相環から色を選択します。また、色相環の下のイーゼル記号をクリックし、色を選択するか、またはイーゼル記号の横のフィールドに色コード文字列を入力することもできます。色は有効な CSS 色にする必要があります。

凡例の切り替え

チャートの一番上の凡例により、細い線のグラデーション色の説明を示します。凡例を非表示にするには、プロパティ パネルの [スタイル] > [Design] > [凡例] でスライド ボタンを左にスライドしてこのオプションをオフにします。

タイル不透明度の調整

タイル不透明度は、プロパティ パネルの [スタイル] > [Design] > [Tile opacity] でタイル不透明度スライダーのスライド ボタンをスライドすることによって調整できます。不透明度を 1 に設定すると、色をよりはっきりと表示する設定にすることができ、個々のタイルの外観がより明確になります。

スケールでの平均値の使用

ヒートマップでは、データ セットの平均値を計算して表示できます。この値は、カラー スケールでの中間値として使用されます。この機能は、プロパティ パネルの [スタイル] > [オプション] > [Use mean in scale] でオン/オフを切り替えることができます。

平均値の数式によってスケール値を入力します。これによりシステムでは、中間色スケールを定義する色範囲を選択できます。また、プロパティ パネルの数式エディター (Expression) ([スタイル] > [オプション] > [Mean scale value]) で、数式にスケール文字列を挿入することもできます。平均値を使用しない場合は、平均スケール値を「0」に設定してください。

固定スケールの設定

最小値、最大値、平均値を設定して、データ セットから独立した固定カラー スケールを定義できます。これには、プロパティ パネルの [スタイル] > [オプション] > [Fixed scale] で [Fixed scales] スライド ボタンを右にスライドします。次に、最小値を [Min scale value] に、最大値を [Max scale value] に、平均値を [Mean scale value] に入力します。また、数式エディター (Expression) の数式に目盛の文字列を挿入することもできます。

タイトルの切り替え

このオプションにより、ヒートマップ チャートの名前を非表示にすることができます。プロパティ パネルで [スタイル] > [基本設定] の順にクリックし、[タイトルの表示] スライド ボタンを切り替えます。

チャートの軸のラベル サイズの変更

チャートの y 軸と x 軸の両方のラベル サイズをカスタマイズすることもできます。プロパティ パネルで [スタイル] をクリックし、[Y-axis label size] と [X-axis label size] の下に必要なラベル サイズを入力します。

軸の値の制限

軸の値を制限することができます。プロパティ パネルの [データ] > [軸] に移動します。軸をクリックし、[制限] でメニューから制限項目を選択します。

最小水平サイズの設定

ヒートマップで、チャートの水平方向の最小表示サイズを入力します。プロパティ パネルの [スタイル] > [オプション] > [Minimum horizontal size] に、必要なサイズを入力します。また、数式エディター (Expression) の数式にスケール文字列を挿入することもできます。

数値書式

メジャー値は書式設定することが可能です。同じ値に、貨幣、日付、期間などの異なる書式設定を適用可能です。チャートが更新され、変更された数値型が反映されます。

次の手順を実行します。

  1. プロパティ パネルで [データ] > [メジャー] をクリックし、メジャーをクリックします。
  2. [数値書式] メニューから適切な数値書式を選択します。
  3. パネルの項目に詳細を入力します。これらの項目は、チャートをさらに設定するときに「自動」以外のオプションを選択すると表示されます。

制限事項

全般的な制限事項については、「Qlik が提供するエクステンション バンドルの 制限」を参照してください。