On-demand 選択アプリの作成

On-demand 選択アプリを使用すると、大規模なデータ セットのサブセットを選択できるため、Qlik associative engine で関連付けを効率的、効果的に作成できるようになります。データ量が非常に多い環境では、選択アプリで適度なレベルの粒度の軸のみをロードすることをお勧めします。たとえば、四半期、地域、および製品カテゴリ別に集計された売上データがそのデータの基となっている選択アプリでは、次のような SQL SELECT ステートメントを使用できます。

SELECT SUM(S.UNIT_COST) AS TOTAL_UNIT_COST, SUM(S.QUANTITY) AS TOTAL_QUANTITY, SUM(S.UNIT_PRICE * S.QUANTITY) AS TOTAL_SALE, SUM( (S.UNIT_PRICE - S.UNIT_COST) * QUANTITY) AS TOTAL_PROFIT, SUM(1) AS TOTAL_LINE_ITEMS, S.REGION, S.YEARQUARTER, S.PRODCAT, FROM SALE_DETAIL S GROUP BY S.REGION, S.YEARQUARTER, S.PRODCAT

通常、On-demand メジャー数式プロパティは、データのロードに使用される SQL GROUP BY クエリから計算された集計結果に基づいています。選択アプリでは GROUP BY クエリを使用して SALE_DETAIL レコードを集計することから、メジャー項目の UNIT_COST および QUANTITY と、計算値の TOTAL_SALE および TOTAL_PROFIT で集計関数 (この場合は SUM) を使用する必要があります。

SUM(1) AS TOTAL_LINE_ITEMS を使用すると、地域、四半期、および製品カテゴリのすべての異なる組み合わせごとに、販売の項目数の合計を正確に測定することができます。On-demand アプリの生成に使用するリンクの作成時には、On-demand アプリにロードされるレコードの数を制御する方法として、メジャー数式を指定する必要があります。SALE_DETAIL の例では、ユーザーが複数の製品カテゴリ、地域、または四半期 (あるいはそのすべて) を選択したときに、TOTAL_LINE_ITEMS で合計数を計算し、選択数が On-demand アプリのレコード制限数を超過していないかどうかを判定することができます。

注: Qlik Sense Enterprise on Windows インストール (ProgramData\Qlik\Examples\OnDemandApp\sample) に、サンプルの On-demand 選択アプリがあります。 この機能は Kubernetes では使用できません。

レコード制限数は、選択アプリをテンプレート アプリにリンクしてアプリのナビゲーション リンクを作成するときに指定します。各アプリ ナビゲーション リンクには、レコード制限数が指定されています。選択アプリから複数のナビゲーション リンクを作成できます。複数のアプリ ナビゲーション リンクは、データのビューを複数生成するため、一般に、選択アプリを別々のテンプレート アプリにリンクして作成します。

個々の On-demand アプリのナビゲーション リンクは、選択アプリに含めて公開することができます。アプリのナビゲーション リンクを選択アプリに含めると、そのリンクを使用してアプリのナビゲーション ポイントが 1 つ以上作成され、特定のシートのユーザーがそのリンクのテンプレート アプリに基づいて On-demand アプリを作成できるようになります。

On-demand アプリの作成方法の詳細については、「On-demand アプリの構築」を参照してください。