異なるエディションの Qlik Sense の使用
Qlik Sense は、クライアント管理または SaaS ソリューションとして利用できます。Microsoft Windows、Kubernetes、または SaaS cloud infrastructure に展開できます。これらのプラットフォームには、わずかな機能の違いがあります。
SaaS editions of Qlik Sense は Qlik Sense Business と Qlik Sense Enterprise SaaS です。
クライアント管理バージョンの Qlik Sense は Kubernetes および Microsoft Windows で利用できます。Qlik Sense Enterprise on Kubernetes はクラウド ハブを使用します。Qlik Sense Enterprise on Windows はオンプレミスまたはクラウドに展開できます。
クラウド ハブでのアプリの整理
クラウド ハブ内のアプリにタグ付けして、関連するアプリをまとめて表示するようにできます。アプリにタグ付けして、タグに基づいてコレクションを作成できます。他のユーザーがアプリを表示できる場合、そのアプリのすべてのタグを表示することができます。ただし、アプリにタグを追加するためには、アプリに対する編集権限が必要になります。
共有スペースでアプリを共同開発する
Windows
アプリをストリームで共同開発します。ストリーム内で編集権限のあるユーザーは、公開しているアプリにプライベート シート、ストーリー、そしてブックマークを追加できます。これらのアイテムは公開することで、アプリ内の他のユーザーが利用可能になります。これらのコミュニティアイテムは、アプリの基本アイテムに含まれるよう、アプリの所有者によって承認されます。基本アイテムは、アプリが他のユーザーによってコピーまたはダウンロードされたときに含まれます。
SaaS editions of Qlik Sense および Kubernetes
アプリをスペースで共同開発します。共有スペース内で編集権限のあるユーザーは、プライベート シート、ストーリー、ブックマークをスペース内のアプリに追加できます。編集権限のあるユーザーは、それらのシート、ストーリー、およびブックマークを公開することができます。これらのアイテムは、承認を受けるためにコミュニティ セクションに追加するのではなく、アプリの公開アイテムに直接追加され、アプリがコピーまたはエクスポートされるときに含まれます。スペース内で編集権限のあるユーザーは、公開アイテムを非公開にすることで、そのアイテムの所有権をさらに引き継ぐことができます。
クラウド ハブでのアプリのロード
Windows
アプリのロード スケジュールを作成したい場合は、ユーザーやユーザーの管理者が Management Console でロード タスクを作成する必要があります。
SaaS editions of Qlik Sense および Kubernetes
アプリの所有者はクラウド ハブから直接アプリのロード スケジュールを作成できます。
スペースを利用して、アプリへのアクセスを制御する
Windows
公開されているアプリをストリームに公開することで、そのアプリへのアクセスを制御します。ストリームは QMC で作成され、ストリームへのアクセスは QMC で設定されます。公開されているアプリには、公開後のコンテンツ追加方法に制限があります。アプリの更新は、アプリを複製して変更を加えた後、アプリを再公開することで実行可能です。シートは承認することで、公開されたアプリの基本シートに追加できます。
[作業] の未公開アプリはアプリ作成者にのみ表示され、完成した時点でストリームに公開されます。
SaaS editions of Qlik Sense および Kubernetes
未公開または公開済みアプリという概念はありません。ユーザーは自身のアプリを特定のユーザーと直接共有したり、個人スペースからクラウド ハブ全体と共有できます。共有アプリは、所有者によって継続的に修正および変更される可能性があります。
Professional ライセンスを所有しているユーザーも、共有スペースを作成できます。ストリームとは異なり、ユーザーはクラウド ハブに直接共有スペースを作成できます。共有スペースでは、アプリへのアクセス制御ができます。共有スペースのユーザーには、所有者、管理者、編集者、または閲覧者の役割が割り振られているため、スペース内でも、その中のアプリでも実行可能な操作が制御されています。「共有スペースでの権限の管理」および「管理スペースでの権限の管理」を参照してください。