Qlik Sense September 2019 の新機能
高度なオーサリング
既定のランディング シート
ユーザーが Qlik Sense アプリケーションを開いたときに定義済みの選択を適用する機能を踏まえて、Qlik Sense
アプリのランディング ページを作成する既定のブックマークの設定
フィルター パネルにおける検索数の上限を拡大
フィルター パネルでの検索値の上限が 5,000 文字に増えたことで、従来よりも多くの値を一括選択できるようになりました。これまでは、フィルター パネルに入力できる検索文字列が 255 文字に制限されていたため、フィールドに選択を適用する際に、多数の異なる値をコピー アンド ペーストすることはできませんでした。
Expression Promotion (数式プロモーション)
この機能により、オブジェクトに作成された軸またはメジャーをマスター アイテムを迅速かつ効率的に移動させることができます。この機能を使用すると、アプリケーションの作成者は、後にアプリケーション全体で使用する数式を作成してテストするワークフローを改善させることができ、生産性の向上と再利用の推進にもつながります。
ビジュアライゼーションとマッピング
場所検出
マップ チャートの特色として、場所を示す新しいオプションが備わりました。新しく追加されたボタンをクリックすると、使用中のデバイスから場所を取得することができ、その後マップにアイコンが追加され、ユーザーの現在地にズームします。さらに、円の選択を使用して場所ベースの検索を実行すれば、モバイルおよびフィールドでのユースケースでも値を受け取れます。セキュリティ上の理由から、iOS 向け Qlik Sense Mobile アプリは現在この機能に対応していません。ただし、iOS 上のモバイル ブラウザからこの機能にアクセスすることは可能です。
Variance Waterfall グラフ
Variance Waterfall は Visualization bundle 内の新しいチャートであり、軸の異なる値に示される 2 つのメジャー間の分散分析を提供します。この種類のチャートは通常、財務状況における実績と見通しの比較分析で使用されます。このチャートの種類は要求が高度なため、より堅牢な財務グラフ作成オプションを提供し、財務分析における重大なかい離を埋めることができます。
円グラフのスタイル指定
このリリースの特色として、棒グラフと同様のスタイル指定オプションを円グラフにも新しく導入しています。円グラフの枠線の幅、色、角の半径および内径を調整する機能があり、新しいスタイル指定オプションが提供する様々なオプションでチャートのスタイル、見た目、および印象を向上させることができます。本リリースは、お客様が QlikView から Qlik Sense に移行するのをサポートし、マッシュアップと拡張機能の開発の必要性を低減させることができます。
Qlik Sense円グラフのスタイル指定 (英語のみ)
Qlik Sense Mobile
Web@work を使用するMobileIron への対応
iPadOS への対応
Qlik Sense Mobile が新しい iPadOS に対応するようになりました。
Qlik Connectors
Salesforce コネクター
Qlik Sense のすべてのバージョンと 展開オプションで Salesforce コネクター が使用可能になりました。
- Qlik Sense Business、Cloud Services 上の Qlik Sense Enterprise、および Kubernetes 上の Qlik Sense Enterprise に追加されています。
- アップデートされた SFDC コネクターで、最新の API の変更に常に対応できます。
Snowflake 接続
統合された Snowflake 接続を Qlik Sense Cloud Business 以外の Qlik Sense のすべてのバージョンおよび展開オプションに提供。