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アップグレードの計画

アップグレードを成功させるには、いくつかの計画が必要です。アップグレードする前に、アップグレード パスを知っておく必要があります。つまり、現在使用しているバージョンとアップグレードするバージョンを知っている必要があります。また、展開に関するその他の情報を収集する必要があります。詳細については、このガイドで説明しています。

情報メモ現在のバージョンの Qlik Sense Enterprise on Windows をアンインストールしないでください。既に Qlik Sense をアンインストールしている場合は、アンインストール後のアップグレード Qlik Sense を参照してください。

アップグレード パスの計画

すべてのバージョンに、Qlik Sense の最新バージョンまたは新しいバージョンへの直接のアップグレード パスがあるわけではありません。

  • 展開で Qlik Sense Enterprise on Windows 3.1 SR1 以前を実行している場合は、それ以降のバージョンにアップグレードする前に、June 2017 にアップグレードする必要があります。

  • 展開が Qlik Sense Enterprise on Windows 3.1SR2 以降を実行している場合は、新しいバージョンに直接アップグレードできます。

古いバージョンに関する考慮事項

一部の Qlik Sense Enterprise on Windows バージョンでは、大幅な変更が導入されました。次のテーブルに、アップグレード時に考慮する必要のある主な変更を示します。

バージョン 考慮事項
Qlik Sense 3.1 SR1 以前 それ以降のバージョンにアップグレードする前に、June 2017 にアップグレードする必要があります。
Qlik Sense June 2017 以降 共有持続性モデルのみをサポートします。
Qlik Sense September 2017 以降 インストーラーによる集中ログの構成はサポートしていません。
Qlik Sense November 2017 以降 ソフト削除レコードはサポートしていません。
Qlik Sense February 2021 以降 .NET framework 4.8 以降のみをサポートします。

マルチノード展開に関する考慮事項

シングル ノート サイトは、マルチノード サイトよりもアップグレードが簡単です。サイトに複数のノードがある場合は、各ノードを個別にアップグレードする必要があります。

  • マルチノード サイトの各ノードは、同じバージョンの Qlik Sense を実行する必要があります。

  • 最初に中央ノードをアップグレードする必要があります。

  • アップグレードするときは、すべてのノードがオフラインになっている必要があります。

  • アップグレードには、元のインストールで行ったのと同じログイン アカウントを使用します。別のログイン アカウントを使用すると、ノードはノード上で証明書を見つけることができません。

ログに関する考慮事項

Qlik Sense June 2017 以前から新しいバージョンにアップグレードする場合、Qlik Sense インストーラーには集中ログを構成するオプションがあります。ただし、Qlik Sense September 2017 以降からアップグレードする場合は、アップグレード中に集中ログを構成するオプションはありません。この場合、集中ログは既存の展開で設定されている場合にのみ構成されます。展開に集中ログがなく、Qlik Sense September 2017 以降からアップグレードする場合、Qlik Logging Service はインストールされますが、データベースはありません。

次の手順に従って、アップグレード後に集中ログを構成できます。 Qlik Sense ログ サービスの設定方法

情報メモMay 2021 にアップグレードする場合は、集中ロギング を参照してください。

カスタム構成に関する考慮事項

現在の展開にカスタム構成ファイルが含まれている場合、それらはアップグレード プロセス中に上書きされます。アップグレードする前に、カスタム構成ファイルをバックアップし、アップグレード後にそれらを復元する必要があります。

最も一般的な構成ファイルとその既定の場所は次のとおりです。

  • %ProgramFiles%\Qlik\Sense\Repository\Repository.exe.config

  • %ProgramFiles%\Qlik\Sense\Proxy\Proxy.exe.config

  • %ProgramFiles%\Qlik\Sense\Scheduler\Scheduler.exe.config

  • %ProgramFiles%\Qlik\Sense\ServiceDispatcher\services.conf

アプリに関する考慮事項

Qlik Sense のアップグレードを行う際は、バージョン間の互換性を確保するために既存のアプリをすべて移行する必要があります。 エンジン バージョン 12.0 以降のアプリについては、ハブで起動すれば迅速に移行できます。QMC の [アプリ概要] ページでは、手動移で行する必要があるアプリがある場合はそれを確認できます。手動で移行が必要なアプリは、[バージョン] 列に一覧表示され、[要移行] というラベルが付いています。手動で移行を実行するには、[Migrate] (移行する) ボタンをクリックします。

情報メモ既定では、[バージョン] 列は表示されません。列セレクターを使用して、項目を表示します。

Qlik Sense Repository Database に関する考慮事項

June 2017 以降のバージョン Qlik Sense では、Qlik Sense Repository Database は PostgreSQL バージョン 9.6 を使用します。以前のバージョンからアップグレードすると、Qlik Sense Repository Database は PostgreSQL バージョン 9.6 を使用するようにアップグレードされます。すべてのデータと設定が新しいバージョンに移行されます。ただし、PostgreSQL インストールのカスタム構成がある場合は、アップグレード後に再作成する必要があります。

情報メモPostgreSQL データベースを専用インフラストラクチャに展開する場合は、サポートされている任意のバージョンの PostgreSQL を使用できます。「Qlik Sense Enterprise on Windows のシステム要件」を確認して、サポートされている PostgreSQL のバージョンを確認してください。PostgreSQL のインスタンスを、Windows、Linux、クラウド ホスト サービス (例: Amazon RDS) などのプラットフォームで実行できます。ただし、Qlik が構成に対応するには、Windows 上で PostgreSQL が稼働していなければなりません。Linux や Amazon RDS を使用する場合、Qlik Sense 用の PostgreSQL の実行インスタンスをインストールし、構成するのはユーザーの責任です。

Qlik Sense Repository Database のアップグレードに関して注意すべきその他の重要な点は次のとおりです。

  • Qlik Sense June 2017 以降に含まれている PostgreSQL のバージョンには、pgAdmin ツールは含まれていません。PostgreSQL データベースの手動インストールの詳細は、PostgreSQL のインストールと構成 を参照してください。

  • Qlik Sense インストーラーでは、PostgreSQL への接続を確立する際に SSL 暗号化を使用できません。SSL 暗号化を有効にすると、インストールはすでにインストールされている PostgreSQL データベースを認識せず、その結果インストールを完了できません。インストールまたはアップグレード時に SSL を一時的に無効にする必要があります。

情報メモ アップグレードする前に Qlik Sense をアンインストールしたが、PostgreSQL データベースは保持している場合は、データベース ダンプ ファイルを作成し、PostgreSQL データベースを手動で復元する必要があります。カスタム パラメーターも手動で構成しなおす必要があります。既に Qlik Sense をアンインストールしている場合は、アンインストール後のアップグレード Qlik Sense を参照してください。