QlikView November 2018 の新機能

ここでは、QlikView の新機能と更新された機能をいくつか紹介します。

IPv6 への対応

QlikView November 2018 IPv6 への対応によって、より長い IP 形式にシームレスに対応できます。セキュリティ、スケーラビリティ、およびデバイス内の接続性の向上などの IPv6 の利点を、お使いの QlikView アプリで得られることを確信いただけます。ハイブリッド IPv4/IPv6 構成にも対応しています。

IPv6 構成

QlikView Publisher のタスクに新たに対応する「既存のファイル」

「既存のファイル」タスクは、QlikView Publisher で対応するタスクの新しいオプションです。これを使用して、お使いの環境でファイルの作成後に別のタスクをトリガーし、ファイル作成とスケジュールの一貫性を向上させることができます。これは、特に環境内のシステムで不規則な間隔でファイルを作成する場合に有用です。

(基本設定)

QVS エンジン ログ

QlikView でエンジン パフォーマンス ログ ファイルを生成して、トラブル シューティングおよびドキュメント設計を容易に行えるようになりました。このログでパフォーマンス レベルを検証し、お使いのアプリケーションでのパフォーマンスの問題が、どこで、どのようにして、そしてなぜ発生したのかを判断することができます。膨大な量のパフォーマンス ログ データが生成されるので、デフォルトではエンジン ログ ファイルは無効になっており、短時間有効にするのみにする必要があります。詳細についてはリリース ノートを参照してください。

QIX パフォーマンス ログ

リロード パフォーマンス ログ

リロード パフォーマンス ログが、専用のログ ファイルに分離されました。これによって、より簡単にリロード パフォーマンス分析を実施し、アプリケーション内で最もリソースを消費しているドキュメントを識別できるようになりました。デフォルトではリロード パフォーマンス ログは無効になっていますが、素早く簡単にアクティブ化することができます。詳細についてはリリース ノートを参照してください。

Reload パフォーマンス ログ

QlikView ロード スクリプトを使用したテーブル全体のロード

QlikView ロード スクリプト処理が改善され、1 回の要求で、分析接続プラグイン/SSE プラグインからテーブル全体をロードできるようになりました。これによって、ロード スクリプト処理が簡素化され、時間を節約できます。

Load

QMC でリストされている構成ファイルのカスタム設定

QlikView Management Console (QMC) でリストされている構成ファイル内で、お使いの展開での既定以外の設定をすべて表示できるようになりました。QlikView Server インストールのアップグレードや移行、時間の節約、およびテストまたは再展開中のコストのかかるリグレッションの回避を行う上で、QlikView サービスに適用されているカスタム設定を特定することは重要なタスクです。

サービス

Skia グラフィックス ライブラリの実装

Skia グラフィックス ライブラリによって、大量の 2D グラフィックスにおける柔軟性が向上しました。これは、Microsoft が対応を停止した GDI+ ライブラリの後継です。Skia グラフィックスは、さまざまなハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォーム上で機能する共通の API を通して提供されており、テキスト レンダリング、図形、各種のパス エフェクト、シェーディングなどのグラフィック要件を満たします。QlikView November 2018 プレビュー リリースでは、QlikView DesktopIE Plugin のオブジェクトおよび Ajax Client グラフィックスのレンダリングの違いに気が付かれることでしょう。

International Components for Unicode (ICU) ライブラリの実装

ICU は広く使用されている C/C++ および Java のライブラリであり、さまざまなプラットフォームと領域で、より一貫性のあるアプリケーション動作を実現し、グローバリゼーションに対応しています。顕著な変更点としては、英語以外の文字のソートの向上、アプリケーションと数値文字列のソートの更新、SET 変数の書式設定、地域に固有の書式設定の手動での再定義などがあります。

重要な強化ポイントは以下の通りです。

  • 日本語の文字のソート、スウェーデン語での V と W の適切なソートなど、英語以外の言語のソートが改善されました。
  • ICU を有効にすると、空白を含む文字列のソートでは、最長の文字列が一番上にソートされるようになりました。最初の文字として空白を含む文字列は、文字列内または最後に空白を含む文字列より上位になります。
  • ICU を有効にした場合に、ハイフンを含む数値文字列のソートに対して行われた変更点として、ハイフンでつながれた項目は、ハイフンでつながれていない文字列の後にリストされるようになりました。

  • 一部の新しい書式設定で、手動での再定義が必要になりました。これには、MoneyFormat、DateFormat、および TimestampFormat に関する言語に固有の SET 変数が含まれます。具体的な例については、リリース ノートを参照してください。

詳細についてはリリース ノートを参照してください。

.NET Framework 4.7.2 への対応

QlikView November 2018 では、Microsoft .NET Framework バージョン 4.7.2 に対応するようになり、アプリケーション実装の柔軟性が向上しています。.NET Framework 4.7.2 以降のバージョンを完全に採用可能にするため、QlikView では Microsoft Windows Server 2008 (初期リリース) への対応を停止した一方で、Microsoft Windows Server 2008 R2 を保持しています。Microsoft Windows 10 上で QlikView Server の開発とテストを行うには、Anniversary Updated (ビルド 1607) 以降のアップデートをインストールする必要があります。

のシステム要件 QlikView