ファイル ウィザード:変換

ファイル ウィザード:変換ダイアログでは、テーブルに対してフィルターしたり、詳細な変換を行うことができます。HTML には一般的に使用される標準的なデータの格納方法がないため、これは HTML ファイルで特に重要になります。そのため、比較的構造化された他のデータ形式と同じように簡単に QlikView に HTML テーブルを読み取らせることは不可能です。

ファイル ウィザード:変換 ダイアログを開くには、変換オプションを有効にするボタンをクリックして変換手順を有効にする必要があります。メモリを節約するため、初期設定では手順を無効にしてあります。

ファイル ウィザード:変換ダイアログは、テーブルを QlikView に適したものに変換するための多様なフィルターを提供します。ダイアログには、以下に記載する 6 ページがあります。ファイル ウィザード:変換 ダイアログの左下にあるボタンはすべてのページで使用されます。

元に戻す 最後に追加した変更を元に戻します。
やり直し 最後に行った元に戻すをやり直します。
リセット テーブルを元の状態にリセットします。

不要なデータ

[不要なデータ] ページでは、不要なデータが含まれた行や列をテーブルから削除できます。HTML ファイルでは、単に読みやすくするためという理由で余分な行や列があることが珍しくありません。これらは、QlikView にデータをロードする前に削除する必要があります。

列や行は両方とも明示的に削除でき、その場合インデックスがスクリプトに格納されます。また、行は条件付き基準を使用して削除できます。

選択分を削除 強調表示された行や列を削除します。
条件付き削除 [行の選択条件の指定] ダイアログが開かれ、行の削除に関する条件付き基準を設定できます。

塗りつぶし

[塗りつぶし] ページを使用して、セル値を置換できます。ほとんどの場合、特定の記述に一致するセルは同じ列の別の値で置換されます。よくある事例は、空のセルが続き、その直前の空ではないセルに関連性のある値が含まれている場合です。

セルの置換え [セルの置換え] ダイアログを開き、条件や方法を指定できます。

[列] ページを使用して、ある列の内容を新しい列にコピーします。新しい列には、コピー元の列のすべてのセルまたは選択したセルが含まれます。この機能は、列に別の種類の値が含まれている場合に便利です。また、HTML リンクが含まれた列を複製するためにも使用できます。これにより、ある列にはリンクのテキストが含まれ、別の列にはその URL が含まれるようになります。

新規作成 [新規列用セルの指定] ダイアログを開きます。ここでは新しい列の作成方法を指定できます。
ラベル 列のラベルを設定します。

コンテキスト

HTML テーブルでは、表示されるよりも多くの情報を格納できます。たとえば、セルの内容がクリック可能な場合、ブラウザのジャンプ先のアドレスも格納されます。ファイル ウィザード:変換 ページは、セルのテキストを表示しますが、セルに属している追加情報も表示できます。また、この情報を QlikView に読み取ることも可能です。

追加情報は常にタグで囲まれています。タグには名前があり、属性を持っている場合があり、値が含まれていることがあります。セルのコンテキストは次のように見えます。

例:  

<A href=www.myurl.com/mypage.html name=”MyName”>

My link text

</A>

表示されるセルのテキストは My link text です。コンテキストには、開始タグと終了タグが含まれています。タグはハイパーテキスト リンクを指定しています。開始タグは hrefname という 2 つの属性を持っています。

コンテキスト ページを使用して、主要文字列ではなく、タグの属性を読み取ることができます。その他の操作も可能です。ウィザードでセルを右クリックし、コンテキストの表示 を選択すると、セルのコンテキストを表示できます。

セルの展開 [コンテキスト セルの展開] ダイアログを開きます。ここでは、1 つのセルの内容を複数のセルに展開することを定義できます。このボタンを有効にするには、列と行の両方を選択する必要があります。ただし、列のすべてのセルが展開されます。
セルの置換 [コンテキストの置換] ダイアログを開きます。ここでは、セルの内容を置換することを定義できます。このボタンを有効にするには、列と行の両方を選択する必要があります。ただし、列のすべてのセルが置き換えられます。

改ページ

[改ページ] ページでは、改行されたテーブルを直すことができます。改行されたとは、テーブルの次の部分が続く際に、下に続くのではなくテーブルの最初の部分の横に続くことです。上記の例では、右半分が移動して左半分の下に配置されます。

改ページ テーブルを改ページします。まず、2 つの部分の境界線をカーソルで設定する必要があります。テーブルは垂直にも水平にも分割可能です。
条件付き改ページ テーブルを垂直に分割する場合の条件を定義します。[行の選択条件の指定] ダイアログを開きます。

回転

Web デザイナはテーブルを回転させて見栄えをよくします。回転機能の主な目的は、テーブルを "正常な状態" に戻せるようにすること、項目を列、最初の行の項目名などで取得できるようにすることです。

反時計回り テーブルを反時計回りに回転します。
時計回り テーブルを時計回りに回転します。
行列の入れ替え テーブルの行列を入れ替えます。つまり、対角線軸にテーブルを逆にした形で、右上のセルが左下のセルになり、逆も同様になります。ただし、左上と右下のセルはその場所にとどまります。