検索

QlikView オブジェクトで値をクリックして選択を行う代わりに、テキストまたは数値検索を使用して選択することもできます。

検索を使用した選択

次のセクションでは、テキスト検索を使用して選択を行う方法と、QlikView が異なるコマンドに応答する方法について説明します。以下の手順を行ってください。

  1. リスト ボックスのキャプションをクリックして、検索文字列を入力します。文字列では、大文字と小文字が区別されません。

    検索文字列がポップアップの検索ボックスに表示されます。QlikView では検索文字列の条件を満たす選択された項目のすべての値が結果に表示されます。

  1. Enter を押すか、結果のセルのひとつをクリックして値を選択します。Ctrl キーを押しながら Enter を押すと、テキスト検索による選択が前の選択に追加されます。

    Enter キーまたは Esc キーを押すか、レイアウト内をクリックすると、検索ボックスは自動的に閉じます。検索ボックスの x アイコンをクリックして検索ボックスを閉じることもできます。検索ボックスはサイズ変更可能で、再度開いたときにそのサイズを維持します。

複数のリスト ボックスでの検索

検索にはアクティブなリスト ボックスがすべて含まれます。複数のリスト ボックスを検索するには、Shift を押しながらキャプションをクリックしてリスト ボックスをアクティブにします。複数のアクティブなリスト ボックスに連結値がある限り、Enter を押して結果の値を選択することはできません。

すでに選択が行われている場合、検索を解釈できる方法は 2 通りあります。

  • 連結値のみを検索
  • すべての値を検索 (検索で除外された値を含む)

作業する検索モードを設定するには、ユーザー プロパティ ダイアログの 検索対象に除外値を含める をオンまたはオフにします。このモードで特定の個別のシート オブジェクトも設定できます。

注: 論理積 (and) オプションを項目に設定すると、検索された値を複数選択できない場合があります。

テキスト検索

検索の最も簡単な方法は、テキスト検索です。入力したテキスト文字列に一致する項目値が検索されます。

ワイルドカードを使用しない標準検索の場合、QlikView は検索文字列と同じように始まる単語を検索します。検索文字列に空白で区切られた複数の単語が含まれる場合、QlikView はそれを複数の検索文字列と解釈し、いずれかの文字列を含む項目値を表示します。

ワイルドカード

検索文字列には 1 つまたは複数のワイルドカードを使用できます。次のワイルドカードを使用できます。

ワイルドカード 意味
* ゼロまたはそれ以上の文字、空白文字を含む。このワイルドカードは自由度が高く、指定の位置にあるあらゆる文字、またはあらゆる文字のブロックを照合します。
? 1 文字、空白文字を含む。このワイルドカードは文字列にスペルミスが含まれているのではないかと疑われる場合、スペルが不確かな場合、または文字列に再現が難しい特殊文字が含まれている場合などに便利です。
^ 項目値の文字の最初。このワイルドカードは他のワイルドカードと組み合わせて使用されます。
注: ワイルドカードを使用すると、検索文字列全体に合致するレコードのみが表示され、空白が論理和 (or) と解釈されません。検索文字列 '*creamed' は "Rocky's creamed corn" と適合しません。これはこの値の最後が “creamed” でないためです。同様に、検索文字列 “creamed*” は "Rocky's creamed corn" と適合しません。これはこの値の最初が “creamed” でないためです。
結果
a* 文字 “a” で開始するすべての値が検出されます。一文字目が “a” の複数の単語も含まれます。
*b 文字 “b” で終了するすべての値が検出されます。最後の文字が “b” の複数の単語も含まれます。
*c* 文字 “c” を含むすべての値が検出されます。複数の単語からなる文字列も含まれます。
*^ab*

"ab" で始まる単語を含むすべての値が返されます。

“ab” の通常の検索と同じ結果が返されますが、ワイルドカードを使用すると、通常の検索と異なり、より複雑な検索を実行できます。Set 分析などプログラムの検索でも使用できます。

r?ck 4 文字で構成され "r" で始まり、任意の文字が続き、"ck" で終わる値、たとえば、“rack”、“rick”、“rock”、“ruck” などが検出されます。
r?? ????d 3 文字の "r" で始まるすべての単語と、5 文字の "d" で終わる単語が含まれるすべての値が検出されます。
注: 検索文字列に空白を含めた場合とそうでない場合は違いがあります。“*corn” を検索した場合、たとえば、“popcorn” と “corn” のように、指定した文字で終わる単語が検出されます。“* corn” など、文字列の中に空白を使用した場合は、“corn” で終わる単語のみが返されます。

あいまい検索

あいまい検索は、検索文字列への類似度に応じてすべての項目を比較し、ソートする以外は、標準の検索に類似しています。あいまい検索は、スペルミスが問題となるような場合に特に便利です。お互いにほとんど同じ値を複数検索するのにも役立ちます。

あいまい検索が使用されるときは、チルダ記号 (~) が検索文字の前に表示されます。

テキスト検索をチルダ記号で開始すると、あいまい検索モードでテキスト検索ウィンドウが開きます。検索ウィンドウにはチルダ (~) が表示され、その後にカーソルが置かれています。入力すると、すべての値が検索文字列との類似性の高さに基づいてソートされ、最も一致している値がリストの一番上にきます。Enter キーを押すと、リストの最初の値が選択されます。

数値検索

数値検索を使用して選択することもできます。テキスト検索とほぼ同じです。唯一の違いは、検索文字列が以下の関係演算子のいずれかで始まる必要があるという点です。

演算子 説明
> より大きい
>= 以上
< 未満
<= 以下

例:  

>900 900 より大きいすべての値を検索します
<=900 900 以下のすべての値を検索します
>900<1000 900 より大きく、かつ 1000 より小さい値がすべて検索されます
<900>1000 900 より小さい、または 1000 より大きい値がすべて検索されます

初期検索モード

テキストを入力し始める場合の動作は異なる可能性があります。QlikView が検索文字列にワイルドカードを追加して、ワイルドカード検索を行うことがあります。

好みの検索モードは、オブジェクトのプロパティ、もしくは ユーザー プロパティ で設定できます。

検索文字列の評価

検索文字列が入力、編集された後、QlikView は上記のどの検索動作を選択するかを評価します。

検索文字列にワイルドカード文字が含まれている場合は、標準検索ではなくワイルドカード検索が行われます。

検索文字列にワイルドカード、より大きい (>)、より小さい (<) といった文字を追加するか削除すると、いつでも検索モードを変更できます。

連想検索

検索ボックスには、右側にシェブロン (>>) が含まれています。これをクリックすると、検索ボックスは右側に拡張され、1 つ目の検索結果の横に 2 つ目の検索結果が表示されます。この 2 つ目のリストには、他の項目で合致した検索結果が含まれます。2 つ目の検索結果をクリックし、一時的な選択を行うことができます。この選択により、1 つ目の選択結果がさらに絞り込まれます。2 つ目の検索結果で選択を行うと、最初のリストで選択を行う前に新しい検索文字列を入力することができます。最後に、1 つ目の検索結果で選択を行うと、2 つ目の検索結果は閉じられます。

高度な検索

複雑な検索式では、[高度な検索] ダイアログを使用できます。これはキーボードのショートカット CTRL+SHIFT+F で呼び出せます。等号 (=) を使用してテキスト検索を開始する場合は、関連項目とブール論理の検索条件を含む高度な検索式を入力できます。等号の後には、任意の有効な QlikView レイアウト数式を入力できます ([数式の編集] ダイアログ)。この数式は、検索項目の項目値ごとに評価されます。検索式が 0 以外の値を返すすべての値が選択されます。

例:  

=MyField like 'A*' or MyField like '*Z'

項目 MyField を含むリスト ボックスから例を呼び出すと、文字 A で始まるか文字 Z で終わるすべての項目値が検索で返されます。

例:  

=sum(Sales)>sum(Budget)

項目 Salesman を含むリスト ボックスから例を呼び出すと、関連付けられている売り上げ値が関連付けられている Budget より大きなすべての営業担当が検索で返されます。