# メール プロバイダーの構成

Qlik NPrinting では、レポートをメール メッセージに添付して配布できます。

NPrinting は SMTP または Microsoft 365 メール プロバイダーをサポートしています。

## ベスト プラクティス

Qlik NPrinting レポートをメールで配信するためのメール プロバイダーを設定する場合は、構成とトラブルシューティングのための次のベスト プラクティスを検討してください。

* メール プロバイダーの添付ファイルのサイズ制限を確認し、可能であれば変更または無効にします。Qlik NPrinting レポートのサイズは非常に大きくなることがあり、メール プロバイダーの添付ファイルのサイズ制限を超える場合があります。

  情報メモ一部の SMTP プロバイダーは電子メールの添付ファイルにサイズ制限を課しています。許可される最大サイズはプロバイダーにより異なります。添付ファイルのサイズが制限を超えている場合、その電子メールは配信されません。ログに警告が追加されます。
* 一部のメール プロバイダーは、ユーザーが一定期間に送信できるメールの数を制限しています。ユーザーが設定された制限を超えるメールを送信した場合、制限を超過するメールは配信されません。可能であれば、このような設定を変更または無効にします。
* メール プロバイダーのスパム対策の設定を確認し、メールがすべての Qlik NPrinting ユーザーに正常に送信可能であることを確認します。メール プロバイダーが許可リストのユーザーにのみメールを送信できる場合は、必要なすべての Qlik NPrinting ユーザーが許可リストに登録されていることを確認してください。
* 必要に応じて、 Qlik NPrinting サーバーの IP と Qlik NPrinting の既定の送信者のアドレスをメール プロバイダーの許可リストに追加します。
* メール プロバイダーが組織内のメール配信のみを許可する場合は、必要に応じて Qlik NPrinting のユーザーに組織外のメールを送信する権利を与えます。
* カスタムの差出人のアドレスを設定する場合は、メール プロバイダー設定で、ユーザーが自身に割り当てられたメール アドレス以外のメール アドレスを使用してメールを送信できるように許可する必要があります。
* メール プロバイダー クラスターを使用する場合は、認証が SMTP プロキシからクラスターの一部であるすべてのサーバーに正しく配布されていることを確認してください。
* メール配信に関する問題が発生した場合は、メール プロバイダー管理者の協力を得て、Qlik NPrinting スケジューラー サービス ログファイルとメール プロバイダー ログ ファイルを確認してください。

## SMTP メール設定

最初に、送信メール、サーバーアドレス、ポート番号などの SMTP パラメーターを設定する必要があります。サーバーで認証が必要な場合は、ユーザー名とパスワードのパラメーターを設定する必要があります。

以下を実行します。

1. 一番上のメニューから [管理] をクリックし、次に [設定] を選択します。

2. [メール] をクリックします。

3. メール設定の名前と説明を入力します。

4. [SMTP] をクリックします。

5. [アドレス] テキスト ボックスに、送信 SMTP メールサーバーのアドレスを入力します

6. ポート番号を入力します。

7. 次に対応するチェック ボックスをオンにします:

   * SMTP サーバーで Transport Layer Security を使用する必要がある場合は、TLS (トランスポート層セキュリティ) を使用します。規定のポートは、25 および 587 です。

   * SMTP サーバーが、セッション全体が SSL を使用して暗号化されることを要求する場合、SSL (Secure Sockets Layer) を使用します。既定のポートは 465 です。

   * 証明書の検証を無効にする: 証明書を検証しない場合に選択します。

8. 認証に必要な [ユーザー名] と [パスワード] を指定します。

9. メール メッセージを送信する際に使用する [既定の差出人のメール アドレス] を設定します。

10. [テスト メール用アドレス] を入力し、[テスト メールの送信] をクリックして SMTP 設定が機能することを確認します。確認のために、タイムスタンプの付いたメールが指定したアドレスに送信されます。

11. [更新] をクリックします。

## Microsoft 365 メール設定

Qlik NPrinting で Microsoft 365 をメール プロバイダーとして設定する場合は、テナント ID、クライアント ID、クライアント シークレットを指定する必要があります。これらの詳細は OAuth 2.0 認証プロセスの一部であり、アプリケーションと Microsoft 365 間の安全な通信を確保します。

情報メモ

Microsoft 365 SMTP サービス接続を使用している場合は、「Outlook サービスの制限」にある [Microsoft Graph サービス固有の調整制限](https://learn.microsoft.com/en-us/graph/throttling-limits#outlook-service-limits)で単一メールボックスの固有の制限を確認してください。

次の手順に従ってください。

1. 一番上のメニューから [管理] をクリックし、次に [設定] を選択します。

2. [メール] をクリックします。

3. メール設定の名前と説明を入力します。

4. Microsoft 365 を選択します。

5. [テナント ID] には、Microsoft 365 テナントに割り当てられた一意の識別子を入力します。

6. Active Directory アプリ登録のクライアント ID とクライアント シークレットを入力します。これらは電子メール サービスでの認証に使用されます。

7. 差出人メール アドレスを入力します。

   これは、Microsoft Entra ID ユーザー アカウントの UserPrincipalName (UPN) である必要があります。受信者のメール差出人項目に表示される電子メール アドレスは、ユーザーの完全な電子メール アドレスになります。

   情報メモ

   送信者を特定のメールボックスに制限できます。詳細については、「[アプリケーションのアクセス許可を特定の Exchange Online メールボックスに制限する](https://learn.microsoft.com/en-gb/graph/auth-limit-mailbox-access)」を参照してください。

8. [保存] をクリックしてメール プロバイダーをアクティブにします。

   情報メモ以前にアクティブなプロバイダーがある場合、そのプロバイダーは非アクティブ化されます。

9. テスト メッセージを受信するメール アドレスを入力し、 [テスト メールの送信] をクリックします。

   設定が正しい場合は、確認用のタイムスタンプが記載されたメールを受信します。

### テナントID、クライアントID、クライアントシークレットの取得

テナント ID を見つけるには、Microsoft Entra 管理センターにログインし、[ID] &gt; [概要] に移動します。テナント ID は [プロパティ] タブに表示されます。

クライアント ID とクライアント シークレットを取得するには、Microsoft Entra ID で新しいアプリ登録を作成する必要があります。アプリが作成されたら、次の手順を実行します。

1. アプリ概要ページに移動し、アプリケーション (クライアント) ID をコピーします。

2. [証明書とシークレット] &gt; [クライアント シークレット] に移動し、[新しいクライアント シークレット] を選択します。シークレットをコピーして、安全に保存します。

電子メールを送信するための Microsoft Graph 権限を追加する必要もあります。

1. [API 権限] に移動し、[権限の追加] をクリックします。

2. [Microsoft API] で、[Microsoft Graph] をクリックし、[アプリケーション権限] を選択します。

3. Mail.Send 権限を追加します。

詳細については、次の Microsoft Learn の記事を参照してください。

* [Microsoft Entra テナント ID を確認する方法](https://learn.microsoft.com/en-us/entra/fundamentals/how-to-find-tenant)

* [クイックスタート: Microsoft ID プラットフォームにアプリケーションを登録する](https://learn.microsoft.com/en-us/entra/identity-platform/quickstart-register-app)

* [クイックスタート: Web API にアクセスするようにクライアント アプリケーションを構成 > Microsoft Graph に対するアプリケーション権限](https://learn.microsoft.com/en-us/entra/identity-platform/quickstart-configure-app-access-web-apis#application-permission-to-microsoft-graph)