条件

条件を使用することにより、データに基づいてレポートの生成と配信を制御することができます。あらゆるレポートやタスクに複数の条件を追加できます。すべての条件が満たされたときにのみレポートの生成とタスクの実行が行われます。各条件は 1 つ以上のルールで構成することができます。

注: レポート条件の評価中に (結果が生成される前に) エラーが起きた場合、そのエラーは、レポート生成過程で発生したエラーの場合と同じように、ユーザーに報告されます。どちらの場合も、エラー メッセージがメールに加えられ、ユーザーに送信されます。

概要

条件は、1 つか 2 つの演算対象および 1 つの演算の組み合わせで構成される 1 つ以上の式です。演算対象には固定値、変数または式を使用できます。条件はアプリと関連付けられますが、条件内のルールはアプリの特定の接続と関連付けられます。条件の作成時にリストに表示されるオブジェクト タイプのみを使用できます。

条件が適用される箇所は 2 つあります。

  • タスク レポートの公開
  • タスクの公開

条件に基づいたレポート送信には多くの利点があります。例えば、データに重要なイベントが発生した場合に、通知を受けることができます。不要なレポートの送信を防ぐことで計算リソースを節約できます。フィルター、レポート、条件が複数の接続を同時に管理するため、複数の QlikView ドキュメントまたは Qlik Sense アプリのデータから一貫した方法でデータを作成および管理することが可能です。例えば、以下のことが可能です。

  • 既存の QlikView 変数の値を別の変数、式、定数値と比較する。利用できる比較は次のとおりです: equal to (等しい)、not equal to (等しくない)、greater than (より大きい)、greater than or equal to (以上)、less than (より小さい)、less than or equal to (以下)。
  • 実行時に特定の QlikView グラフに値があるかチェック。
  • 複数の QlikView ドキュメントのデータに基づくセールス レポートを配信したり、フィルターを適用してすべてのドキュメントの同じ年を選択したり、複数のドキュメントのすべてのグラフにデータが存在するかどうかを確認する条件を追加したりする。

条件とフィルター

タスク レポートの公開条件およびタスクの公開条件は、いつフィルターが適用されるかに影響します。

[条件] ボタンからタスクの公開に条件を適用する場合:

  • タスク フィルターを適用した場合は、条件を評価するときにフィルターが適用されます。
  • レポート フィルターまたはユーザー フィルターを適用した場合、条件を評価するときにフィルターは適用されません。

タスク レポートの公開に条件を適用する場合:

  • タスク フィルター、レポート フィルター、およびユーザー フィルターは、条件を評価するときに必ず適用されます。

section access が有効になっている場合は、接続ページで接続に設定された ID を使用してタスク条件が評価されます。レポート条件は、レポートの受信者の ID を使用して評価されます。

条件とフィルターが含まれているレポートをサイクル化する場合は、次の順に評価されます。タスク フィルター > ユーザー フィルター > レポート フィルター > 条件。サイクルの各レポートでは条件は個別に評価されません。例:

  1. レポート フィルター「2012 年、2013 年」があるとします。
  2. 「年」にサイクルを追加します。
  3. レポート条件を追加します (適用されているフィルターで評価されます)。
  4. 実行フローは以下のとおりです。
    1. 「2012 年、2013 年」のフィルターが適用されます。
    2. 条件が評価されます。
    3. 条件が満たされた場合、「2012 年」のレポート 1 つと「2013 年」のレポート 1 つが生成されます。

制限

条件で使用されていたグラフがドキュメントから削除されると、条件ルール ページに警告メッセージが表示されます。タスクで使用されていた無効な条件が原因で、生成エラーが発生します。無効な条件がタスクに適用されると、直ちにタスクは失敗します。レポート条件として使用されている場合は、関連するレポート生成のみが失敗します。

レポート タスクで無効なフィルターが使用された場合、条件の評価はバイパスされます。条件評価での失敗は、レポート生成での失敗と同様に処理され、エラー メッセージを含む汎用メールが送信されます。

条件の作成

新しい条件を作成する前に、関連する接続キャッシュが最新であることを確認してください。

  1. [アプリ] をクリックして [条件] を選択します。
  2. 右上にある [条件の作成] ボタンをクリックします。
  3. 説明となる [Name] (名前)を入力します。.
  4. [説明] を入力します (省略可能)。
  5. [アプリ] ドロップダウン メニューを開き、新しい条件を作成するアプリを選択します。
  6. [有効] チェック ボックスは選択されたままにします。

  7. [作成] をクリックします。

ルールの追加

  1. [ルール] ボタンをクリックします。
  2. 左上隅にある [ルールの追加] ボタンをクリックします。
  3. 説明となる [Name] (名前)を入力します。.
  4. [接続] ドロップダウン メニューを開き、接続を選択します。
  5. ページの [] セクションが表示されます。

グラフに基づく条件の設定

[] セクションで条件を設定します。グラフに特定の値があるか無いかをチェックする条件を作成できます。QlikView ドキュメントまたは Qlik Sense アプリでグラフが使用可能であることを確認します。

  1. 左の 1 番目の列から [グラフ] を選択します。
  2. 中央のドロップダウン メニューからグラフを選択します。[検索] フォームを使用してリストをフィルターすることができます。
  3. [has values (は値を含む)] または [has no values (は値を含まない)] のいずれかの条件を選択します。条件 [has values] (は値を含む) は、フィルターが適用され、条件の評価が実行された時点でグラフに値が含まれている場合に真となります。
  4. [作成] をクリックします。
  5. 別のルールを追加するには、プラス記号をクリックするか、[条件の追加] をクリックします。

変数に基づく条件の設定

QlikView または Qlik Sense の変数を別の変数、評価された式の結果、定数値と比較する条件を作成できます。QlikView ドキュメントまたは Qlik Sense アプリで変数が使用可能であることを確認します。

  1. 左の 1 番目の列から [変数] を選択します。
  2. [変数の選択] ドロップダウン メニューから変数を選択します。
  3. ドロップダウン メニューから比較演算子を選択します。
  4. 比較するタイプを選択します:
    1. [変数]。右のドロップダウン メニューで 2 番目の変数を選択します。
    2. []。比較する前に評価する式を挿入します。式は 1 つの値を返す必要があります。
    3. [定数]。 定数を入力します。評価は行われません。
  5. [作成] をクリックします。
  6. 別のルールを追加するには、プラス記号をクリックするか、[条件の追加] をクリックします。

条件をタスクに追加

注:

レポートまたはユーザー フィルターが存在する場合は、Qlik NPrinting がタスクに追加された条件を評価するときにフィルターが適用されません。

以下を実行します。

  1. メイン メニューで、[タスク] > [タスクの公開] を選択し、編集するタスクを開きます。
  2. 画面の右上にある [条件] ボタンをクリックします。
  3. タスクに適用される条件のリストが表示されます。
  4. 右にある [条件の追加] ボタンをクリックします。
  5. [条件の選択] ドロップダウン メニューから条件を選択します。
  6. [検索] フォームを使用してリストを絞り込むことができます。
  7. [期待される結果] ドロップダウン メニューから [] または [] を選択します。[] を選択した場合、条件が実証されたときにタスクが実行されます。[] を選択した場合、条件が否定されたときにタスクが実行されます。
  8. [条件の追加] をクリックして確定し、閉じます。
  9. 新しい条件がリストの最後に表示されます。
  10. 別の条件を追加するには、もう一度 [条件の追加] をクリックします。条件はいくつでも追加できます。

タスク内のレポートへの条件の追加

条件はタスクにすでに挿入されているレポートに追加できます。レポートに条件を直接追加することはできません。レポートは関連する条件がすべて満たされた場合にのみ生成されます。

以下を実行します。

  1. [タスクの公開] を開きます。
  2. [レポート] リストを開き、条件を適用するレポートを追加するか、すでにリストに存在する場合は開きます。
  3. ページの下部にある [条件] ドロップダウン メニューから適用する条件を選択します。
  4. [期待される結果] ドロップダウン メニューから [] または [] を選択します。
    • [] を選択した場合、条件が実証されたときにレポートが作成されます。
    • [] を選択した場合、条件が否定されたときにレポートが作成されます。

      これは、同じ条件をもつ 2 つの異なるレポートを追加し、一方を []、一方を [] に設定する場合などに便利です。条件が満たされれば 1 つ目のレポートが配信され、満たされなければ 2 番目のレポートが配布されます。

  5. 別の条件を追加するには、プラス記号をクリックするか、[条件の追加] をクリックします。
  6. [保存] をクリックします。

条件の削除

メイン [条件] ウィンドウまたは条件自体のウィンドウから条件を削除できます。