# はじめに

元々はTalendオンプレミス環境向けに開発されたQlik Talend Cloud移行ツールキット (QTCMT)は、クライアント管理型Qlik Data IntegrationとStitchの顧客もサポートできるよう機能が拡張され、Qlikのデータ統合ポートフォリオ全体にわたって汎用性の高いソリューションを実現しています。

QTCMTは、次の3つの機能フェーズを通じ、オンプレミスのQlikアセットをQlikTalend Cloudへと移行するための構造的手法を提供します:

## インベントリー

* オンプレミス環境で顧客が開発したアセットをすべて自動的にスキャンし、カタログ化します
* アセットのタイプ、利用パターン、相互依存項目をマッピングします
* 移行計画のための包括的なベースラインを作成します

## 評価

* アセットとQlik Talend Cloudの技術的互換性を評価します
* ギャップ、潜在的リスク、必要な返還を特定します
* 優先順位と依存項目に基づき、アセットを論理的移行グループに整理します
* 現在の使用パターンとリソースの利用状況に関する貴重な洞察を提供します

## 移行

* REST API統合とスクリプトを実装し、クラウド環境でアセットを再ビルドします
* 自動化されたワークフローを介して、変換プロセスとアップロードプロセスを処理します
* 追跡メカニズムを提供し、それによって進捗状況の監視、結果の検証、一貫性の維持を実現します

このツールキットは、クラウドベースのデータ統合に移行する際の混乱を最小限に抑えるようデザインされた専用機能により、移行フェーズごとにチームをサポートします。

## オンプレミスのアップグレード

Qlik Talend Cloud移行ツールキットは、Talend Administration Center(TAC)インスタンスから別のTACインスタンスへの移行およびアップグレードもサポートしています。オンプレミス移行では、管理アセット、プロジェクト、ランタイム設定を、ソースインスタンスから新規のターゲットインスタンスへと転送します。サポートされている移行パスには、Talend 7からTalend 7、Talend 7からTalend 8、Talend 8 からTalend 8 が含まれます。

オンプレミス移行を開始するには、プラットフォーム選択ページの[Utility] (ユーティリティ)セクションにあるTalend Administration Center移行タイルを選択してください。

詳細は、[Talend Administration Centerオンプレミスのアップグレード](https://help.qlik.com/ja-JP/migration/tac-on-premises-upgrade)をご覧ください。

移行サポートにとどまらず、Qlik Talend Cloud移行ツールキットは現在のオンプレミス環境の使用状況をよりよく把握するための分析ツールとしても機能し、即時の移行と長期的なアーキテクチャー計画の両方で、データに基づいた意思決定を可能にします。