# Talendプロジェクトとアーティファクトを移行

Talendプロジェクトとアーティファクトの移行は、6ステップのウィザードで行われます。非互換バージョンのTalend Studioでデザインされたプロジェクトのアップグレードや、アーティファクトのTalend Cloudへの公開を自動化できます。

プロジェクトのアップグレードやアーティファクトのデプロイといったタスクを自動化するためには、継続的インテグレーション/継続的デプロイメント(CI/CD)サンドボックスのインストールを設定して実行する必要があります。Qlik Talend Cloud移行ツールキットは、最新バージョンのTalend CommandLine 8.0インストールをはじめ、アップグレードの自動化に必要なツールをすべて備えたローカルのTalend 8.0 CI/CDサンドボックス環境をインストールします。

プロジェクトのアップグレードが成功したら、新しくアップグレードされたTalend8.0プロジェクトを使い、ローカルのCI/CDサンドボックス環境でジョブとルートのアーティファクトを自動的にビルドできます。これらのアーティファクトはTalend Cloudワークスペースに公開され、関連するTalend Management Consoleタスクが作成および設定されます。

情報メモ重要: この機能は、既存のソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)プロセスと現在のCIサーバーの使用に置き換わるものではありません。これによって、Talend CloudのTalend 8に本格的に移行する前に、Talend Cloudテスト環境でプロジェクトのアップグレードをレビューし、プロジェクトアーティファクトのビルドと実行をテストできる迅速かつ便利な方法が提供されます。

主な概念は次のとおりです:

| 主な概念 | 詳細 |
| --- | --- |
| Talend 8 CI/CDサンドボックス環境 | CI/CDサンドボックスは、CI/CDタスクの自動化に特化した環境です。<br><br>覚えておくべきプロパティがいくつかあります:<br><br><ul><li>CI/CD環境のローカルかつ隔離されたレプリカであるため「サンドボックス」と呼ばれますが、<span>Talend</span>用に簡素化されています。</li><li>移行、ビルド、公開に関して<span>Talend Studio</span>ができることをそのまま実行します。</li><li>これらのタスクには<span>Talend Studio</span>を使用せず、代わりに<span>Talend CommandLine</span> (グラフィックユーザーインターフェイスがない<span>Talend Studio</span>)を使用します。</li></ul><br><br>Qlik Talend Cloud移行ツールキットは、必要な次のツールのローカルインストールを自動化します:<br><br><ul><li>Java JDK</li><li>Gitクライアント: Gitリポジトリーをクローンするために使います。</li><li>Mavenと追加プラグイン: MavenはJavaプロジェクト用のビルド自動化ツールです。 </li><li><span>Talend</span> 8 CommandLine</li></ul><br><br>Talend CommandLineのマンスリーリリースに基づいて、複数の環境をインストールできます。 |
| CI/CDマニフェスト | マニフェストは、CI/CD実装を定義する設定のリストです。<br><br>Qlik Talend Cloud移行ツールキットでは、次のようにマニフェストを設定できます:<br><br><ul><li>新しいバージョンの<span>Talend Studio</span>でソースプロジェクトをアップグレードします。</li><li>選択したジョブとルートをビルドし、<span>Talend Cloud</span>またはアーティファクトリポジトリーに公開します。</li><li>レポートを生成します。</li></ul><br><br><br>CI/CDマニフェストは次の4つのセクションで構成されています:<br><br><ul><li>CI/CDの実行に使用されるCI/CD環境のバージョン。</li><li>ソースプロジェクト: Gitリポジトリー情報(URLと認証情報)、または<span>Talend</span>プロジェクトが配置されているローカルワークスペースのパス。</li><li>CI/CDプロセスのターゲット: 現在、<span>Qlik Talend Cloud移行ツールキット</span>では次のタイプのターゲットがサポートされています:<ul><li><span><span>Talend Cloud</span></span>: プロジェクトアセットアーティファクトの公開と関連タスクの作成をリクエストするために使われるターゲット。ターゲット設定は、アーティファクトが公開される<span>Talend Cloud</span>環境とワークスペース名、タスク名、タスクで使われる説明テンプレートとエンジンを参照します。</li><li><span>[Artifact Repository] (アーティファクトリポジトリー)</span>: アーティファクトリポジトリー(Nexus3、JFrog Artifactory)へのプロジェクトアセットアーティファクトの公開をリクエストするために使われるターゲット。設定には、要求されたパラメーター(リポジトリータイプ(Nexus3またはArtifactory）、URL、認証情報、リポジトリー名)がすべて含まれています。</li><li><span>[CVE Report] (CVEレポート)</span>: <span>Talend</span>プロジェクトのCVE (Common Vulnerabilities and Exposures)レポートの生成をリクエストするために使われるターゲット。</li><li><span>[Project Upgrade Report] (プロジェクトアップグレードレポート)</span>: 現在のCI/CD環境で使用されている<span>Talend</span> 8のバージョンに基づいて、<span>Talend</span>プロジェクトのアップグレードレポートの生成に使われるターゲット。 </li></ul></li><li>処理されるアセットのリスト: アップグレードすると、<span>Talend Studio</span>のウェブバージョンでプロジェクトが開き、デプロイするジョブやルートを選択できます。</li></ul> |
| CI/CDパイプライン | パイプラインは、CI/CDサンドボックスによって実行される一連のステップへのマニフェストの変換です。<br><br>各ステップはCI/CD順序の実行です:<br><br><ul><li><p>Gitコマンド</p></li><li>Mavenコマンド</li><li>レポート生成(CVEとアップグレード)</li></ul><br><br><br>要求されたターゲットとマニフェスト内のアセットリストに基づいて、Qlik Talend Cloud移行ツールキットはパイプライン内のステップ数、およびステップで使用されるMavenコマンドパラメーターを最適化します。 |

### このセクション内

* [CI/CD環境をインストール](https://help.qlik.com/ja-JP/migration/installing-the-ci-cd-environment)
* [プロジェクトアップグレードマニフェストを作成](https://help.qlik.com/ja-JP/migration/creating-project-upgrade-manifest)
* [CI/CDマニフェストを作成](https://help.qlik.com/ja-JP/migration/creating-ci-cd-manifest)
* [マニフェストリスト](https://help.qlik.com/ja-JP/migration/manifest-list)